香港深センの空気は実は日本よりきれいだったりする
香港深センの空気は実は日本よりきれいだったりする
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日本で騒がれたPM2.5
日本で一時期「PM2.5」が話題になった。少し、下火にはなったかもしれないが、気にしている方も多いと思う。
PM2.5とは粒の直系が2.5マイクロメートル以下の非常に小さい物質のことだ。
髪の毛の太さが700マイクロメートルなので、本当に小さい物質だということがわかるだろう。
あまりにも小さい物質のため、マスクなどもすり抜け、気管支や肺などに達するのである。
そして、様々な呼吸器系の病気をもたらすとされているため、大きな話題になったのだ。
中国から東風に乗ってくる
このPM2.5の多くは中国の工業地帯から東風に乗って日本にやってくるそうだ。かなり離れた日本でさえ影響があるのなら、中国の工業地帯は相当やばいのではないだろうか。と思って調べてみたが、
北京付近の工業地帯では、日本の環境基準の15倍ほどのPM2.5が検出されることも普通だという。
ひどい時には真っ白で先が全く見えないほどに空気が汚れることがある。日本でも時々報道されるので、そんな映像を見たことがある方もいるだろう。
これは明らかに健康に悪影響を及ぼすと思われる。
深センの空
日本人の友人から言われる。「空気悪いのに大変だね・・」
で、そんなニュースを受けて、日本人の友人からよく言われるのが、「空気悪いんでしょう?大変だねぇ・・」
「肺がんとかに気を付けなよ」
「PM2.5大丈夫なの?」
などなど、心配する声だ。(心配してくれてありがとう)
このように思う気持ちもわかる。北京も深センも中国なので、日本の報道のイメージでは中国全域の空気汚染がやばい感じがするのも当然だ。
しかし、空気汚染が深刻化しているのは、北京などを含む一部の地域で、深センや香港はどうなのか・・というと、実は空気が結構きれいなのだ。
場合によっては日本よりPM2.5の値が低かったりする。
以下を見てほしい。例えばある日に調べたら、PM2.5の値が、
北京122(㎛/m3)
深セン22(㎛/m3)
香港15(㎛/m3)
大阪53(㎛/m3)
東京12 (㎛/m3)
だった。
数字は時間ごとにかなり変化するのだが、中国の工業地帯から東風に乗ってPM2.5が流れ着く日本のある地域より、南の方にある深センや香港の方が空気がきれいな日が多いのである。
深センの夕暮れの空
空気がきれいな大都市深セン、香港に行こう
昨今の報道のため、中国全域の空気が汚いと思っている方もいたかもしれないが、それは誤解だ。中国はめちゃめちゃ広いのだ。
環境汚染が進んでいる地域ももちろんあるが、大自然もある。
深セン、隣町の香港は、大都市でありながら、空気が比較的きれいなところなので、ぜひ観光旅行に行ってみてほしい。
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