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日本国内/滋賀特派員ブログ FUNAZUSHI-MARU

日本国内・滋賀特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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大津市の自転車シェアリング
日本は地震大国です。 先日、通勤時間帯に近畿圏を直撃した震度6の地震では都市部の交通がマヒし、たくさんの方が歩いて会社や自宅へ向かうという様子が新聞やニュースに報道されていました。(かく言う僕もその一人・・・) ※大変痛ましい報道もありました。被害に会われた方々には心からお見舞い申し上げます。


だからというわけではありませんが、やはり公共交通機関や自家用車ばかりを頼ることなく、自転車が有効な場面は都市部では特に多いということに注目しないわけにはいきません。


この4月に滋賀県大津市では中国発の世界最大級のシェアサイクルサービス「ofo(オフォ)」と提携し、市内の観光スポットを中心とする66か所に専用ポートを設置しました。ということで、自転車好きなFunazushi-maruとしてはさっそく試してみることに!




「ofoの利用方法」

まずは「ofo」アプリをスマホにダウンロード。登録をすませ、事前にチャージをしておきます。
料金プランは、30分毎に100円の「都度利用」、1日定額500円の「1日パス」、1ヶ月定額2,500円の「月額パス」の3種類といろんな場面に対応しています。

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アプリを立ち上げ、チャージされていることを確認。運営先によってはクーポンを発行していることもあります。
大津市内では5回利用することができる無料クーポンがありますよ。

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マップで表示されている「ofo」の専用ポートを探します。
その場所へ行くと・・・、

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「ここから、乗れます」の幟と「ofo 自転車シェアリング専用ステーション」の看板が。
その先に黄色い自転車が置いてありました。専用ポートと言っても固定されたものにつながっていたりするわけではありません。(たまたまこの場所は出払っているのか1台だけでしたが、通常は数台の自転車が置いてありますよ)

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自転車の後ろ側の泥除けあたりにQRコードと番号があります。
そのQRコードをアプリ画面の「乗る」をタップすることで読み取り、自転車のロックが外れる仕組みです。


この自転車の仕様がなかなか良く出来ています。

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シートは油圧式のレバーによる高さ調整ができます。これによって簡単に適切なシートの高さに合わせることが可能となっています。

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タイヤは空気を入れる必要のないノーパンクタイヤ。うっかりガラスを踏んでしまったという場合でも、これなら大丈夫!
その他、前カゴにLEDの前照灯、自動点灯のリアリフレクターも完備。夜の走行も安心ですね。




乗った感じは・・・そこは普通の自転車ですが、あまりにも簡単に乗り出せる感じがいいですね。
大津駅からわずか5分ちょっとで浜大津へ到着。駅から琵琶湖へのアクセスがこれでかなり短縮できますね。




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専用ポートは大津駅前はもちろん、なぎさ公園の数か所や三井寺や近江神宮などの観光地などに配置。
その他写真のような街中の意外なところにもありますよ。


例えば大津駅から琵琶湖に出て軽くサイクリング、途中のカフェに寄り道してから、違う駅前のポートに乗り捨てなんてことも可能。30分(100円)でも結構な距離を移動することが可能です。バスやタクシーもいいですが、歴史ある宿場町・大津の風情や琵琶湖の風を感じるには自転車が一番!


是非、大津にお立ち寄りの際は利用してみてくださいね。





2018年6月19日
水郷のさと 円山町
近江八幡周辺は元々は広大な内湖(琵琶湖の周囲にあった湿地帯など)がありましたが、今は埋め立てにより内湖は「西の湖」(滋賀の内湖最大)が残るのみとなっています。しかしその周囲は「ヨシ」の群生地(約50ヘクタール、東京ドーム10個分)となっていて、昔から連綿と続く水辺やヨシを利用した暮らしがあった地域です。 今もその景観は重要文化的景観選定第1号に選ばれるほど色濃く残されており、ヨシと共にある人々の営みも四季を通じて見ることができます。

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水郷のさと まるやま 撮影:Funazushi-maru


滋賀県の中ではこの「近江八幡の水郷」は比較的有名な観光スポットともなっていますが、今回は梅雨の晴れ間の中この円山町の手漕ぎ和船による水郷めぐりを楽しんできました。




風情豊かな手漕ぎ和船

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船乗り場 撮影:Funazushi-maru


梅雨入りしたのにとっても清々しい天気だったこの日。青々と伸びきったヨシの上を琵琶湖の風が通りぬけていきます。


水郷めぐりには現在5つの会社が船を運行しています。水郷めぐりの船には手漕ぎ船とエンジン船がありますが、「水郷のさと まるやま」の船は屋形タイプの手漕ぎ和船です。
乗合船は畳敷きで8名が乗れるようになっています。


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ヨシの間を船は進む 撮影:Funazushi-maru


船頭さんのゆったりとした櫓の動きとガイドの説明に合わせて、音もなく船は水の上を進みだします。聞こえるのはヨシがザワザワと風にたなびく音。


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まるでジャングルクルーズ 撮影:Funazushi-maru


風はあるものの、ヨシの壁によって水面は穏やか。細い水路をススーっと船は進みます。安っぽい言い方ですが、これはまるで和風のジャングルクルーズですね。
時には水鳥も手の届くようなところに顔を出すことも・・・。

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ヨシ原にはいくつか橋の掛けられているところがあり、水郷めぐりの船はこの下を通りぬけます。橋の造りも大変雰囲気のあるもの。


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ヨシの根元に残る刈り取った跡 撮影:Funazushi-maru


このヨシ原は観光用だけでなく、実際にヨシを生業としておられる方のヨシの刈り取り場でもあります。
青いヨシの根元には以前に刈り取った根っこが白くなって残っていますね。


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水辺にそっと佇む龍神様 撮影:Funazushi-maru


途中、水の神様(龍神様)がお祀りされていましたよ。


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ヨシ原の先に浮かぶ伊吹山 撮影:Funazushi-maru


船は細い水路を通りぬけ、西の湖の一番端にある「西の湖園地」のエリアに出ました。ここから滋賀の最高峰「伊吹山」が遠くに望めます。


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船どうしのすれ違いも趣があります 撮影:Funazushi-maru


その後西の湖の手前で折り返し元の水路を戻ります。往路の船とすれ違いますが、ぶつかりそうでぶつからないのもスリルですよ。
さすが熟練の船頭さんですね。




よし ちまき作り体験

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ヨシの葉で作るちまき 撮影:Funazushi-maru


この日はいつもと違って「よし ちまき作り体験」が実施されており、子供や大人も一生懸命ちまき作りに夢中になっていました。
これは作ったちまきを水郷めぐりの間に蒸しておいてくださるというサービス。ちまきは通常は笹の葉ですが、こちらのちまきはもちろんヨシの葉。
私もやってみましたが、中々難しい・・・。でも出来上がったちまきはヨシの香りがほんのりととても美味しかったです。




水郷めぐりは年中無休(一部の乗合船は11月まで)なので、年間通じて四季折々のヨシの風景を楽しむことができます。
また近江牛のすき焼きを船の上でいただくといったことも可能。
近江八幡にはその他にも八幡堀や近江商人の街並みなど、滋賀の良さをコンパクトに感じることのできるスポットがいっぱいですよ。




株式会社「水郷のさと まるやま」
〒523-0805 滋賀県近江八幡市円山町1467-3
TEL:0748-32-2333
HP:http://www.za.ztv.ne.jp/tekogi.maruyama/
アクセス:JR近江八幡駅より近江バス国民休暇村または長命寺行き15分 円山バス停下車
     名神高速道路 竜王I,C,より30分
料金:(定期船)大人2000円、学生1750円、小学生1000円




2018年6月17日
日本の時計発祥の地
6月10日は「時の記念日」。

天智天皇が671年に日本で初めて漏刻(水時計)によって時を知らせたという、日本書紀の故事の由来から制定されました。
その場所が当時天皇が都を置いた大津なのです。
その天智天皇を祭神とする「近江神宮」では、毎年時の記念日に時間の大切さを啓蒙する祭典として「漏刻祭」が行われています。

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漏刻祭 写真提供:ビワコビジターズビューロー


漏刻祭では時計関係者約300名が参列し最新の時計の献納の他、能楽なども奉納されます。


今回は梅雨空の中でしたが、そんな近江神宮に足を運んでみました。




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近江神宮の朱の楼門 撮影:Funazushi-maru


まずは鮮やかな朱色の楼門がお出迎え!
この楼門、ある映画でとっても有名になったのですが、それは後程・・・。


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厳かな本殿 撮影:Funazushi-maru


時の祖神へ日本に時間の概念を作ってくれてありがとうと感謝を伝えます。(誰が時間なんてつくったんやァ、って嘆く時もありますが・・・)


境内には時の聖地だけあって、時に関するものが多くあります。

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2種類の日時計 撮影:Funazushi-maru


「矢橋式日時計」や「精密日時計」といった古代から人類が使ってきた時計のモニュメントの他、

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漏刻の復元模型 撮影:Funazushi-maru


日本の時の起源となった「漏刻(水時計)」の復元がありました。

他には4000年前の中国で用いられた「古代火時計」も、時の記念日には実演がされています。

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古代火時計 撮影:Funazushi-maru

これはドラの上に龍の線香の台座があり、その上に置かれた線香に等間隔に14個の鉄球が吊り下げれているもの。
線香が燃え進むことで鉄球を吊るす紐が焼き切れ、鉄球が落ちてドラを鳴らします。
落ちるのは約2時間ごとなのですが、ちょうど訪問中に鉄球が落ち、カーンっという音が境内に鳴り響きました。


これらのモニュメントが並ぶ傍には「近江神宮 時計館・宝物館」が建てられ、古今東西の和時計が展示されています。

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漏刻の復元時計館・宝物館 撮影:Funazushi-maru

※通常期間の入場料300円(大人)ですが、時の記念日は入場無料になります。

まさに時の聖地と言える神社ですね。




時計の聖地は「かるた」の聖地も

先ほどの写真にあった朱の楼門が有名になったのはある映画がキッカケです。
ファンの方はご存知かと思いますが、競技かるたに生きる高校生達を描いたコミック「ちはやふる」、その舞台にもなったのが近江神宮なのです。朱の楼門は映画の中でもたびたびポイントとなるシーンで登場します。

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天智天皇の歌碑 撮影:Funazushi-maru


天智天皇は小倉百人一首でも巻頭の有名な一首「秋の田の・・・」を詠んだ方でもあり、そのゆかりから近江神宮は「かるたの殿堂」ともなっているのです。
1月7日には毎年「近江神宮かるた祭」が催され、その他「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」や「全国高等学校かるた選手権大会」が実際に催されるなど、年間通して全国クラスのかるた大会が開かれています。

その大会の舞台となっているのが「近江勧学館」

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近江勧学館 撮影:Funazushi-maru


この中で優雅に、時には激しいかるたの戦いが行われてきたのです。

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ようこそ、競技かるたの世界へ 撮影:Funazushi-maru


建物へ入ると、ちはやふるの各キャラクターが出迎えてくれます。
映画のキャスト達のサインなども展示されていましたよ。

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かるた大会のある大広間 撮影:Funazushi-maru


映画の中でも大会のシーンで撮影に使われ、実際に各全国戦も行われている「浦安の間」。
まさに競技かるたの高校生達にとっては甲子園ともいえる場所です。

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机くんノート 撮影:Funazushi-maru


建物入り口に訪れた「ちはやふるファン」の方たちの交流ノートがありました。しかも7冊も・・・書き込んでいるのはファンだけではないみたいですよ。
秘密のページは是非訪れて確認してみてくださいね。




【近江神宮、時計館・宝物館、近江勧学館】
住所:滋賀県大津市神宮町1番1号
TEL:077-522-3725 (勧学館は077-524-3905)
アクセス:JR琵琶湖線・大津駅よりタクシーで10分
     JR湖西線・大津京駅より徒歩20分
     名神高速道路 大津ICより15分
ホームページ:http://oumijingu.org/




2018年6月10日
2018年5月20日
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2018年5月11日
2018年5月 2日
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  • 特派員プロフィール
  • 滋賀特派員

    滋賀特派員
    FUNAZUSHI-MARU
    近江国 彦根に生まれ京の刷物屋で働き、週末は東海道・中山道の分岐点「草津」を中心にロードバイクで街道を駆け巡っておりやす。昨年は東海道57次(大阪:高麗橋~東京:日本橋)をロードバイクで走破。
    琵琶湖だけじゃない近江の国の知られざる魅力を少しでも多くの方に知っていただければと活動中!
    ブログ:FUNAZUSHIの国から.work DISQUS ID @disqus_IL7NPPr8QW

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