海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 日本  > 日本国内/滋賀特派員ブログ

日本国内/滋賀特派員ブログ FUNAZUSHI-MARU

日本国内・滋賀特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


鮒ずし完成
今年の6月【人生初の「鮒ずし」作りにチャレンジ!】でご紹介したように、滋賀県民のソウルフード「鮒ずし」作りに人生初チャレンジしました!


そして6か月後の12月、ついにその鮒ずしが完成。樽を開けることになりましたのでレポートしたいと思います!




今年は暖冬のようで、つい先日までは冬とは思えないような暖かさだったのが、ちょうどこの日を境に寒風が吹く本格的な冬の天気に様変わり。
でも鮒ずしを取り出すのは寒い日のほうがいいのですよね。
守山市の木浜漁港でしっかりと保管してあった2つの鮒ずし樽。ようやく御開帳です。


1funa.JPG


外蓋を取ると、重しの縄にはうっすらと白いカビ。ふわっと酒粕のような香り。
「あれっ?」イメージしていたような鮒ずしの強烈な匂いはこの時点ではありません。


2funa.JPG

中蓋を恐る恐る… 開けたらブログではお見せできないような絵面ならどうしよう…

5funa.JPG


あれれ? 多少酸っぱい匂いはするものの、どことなく果実を感じさせるような爽やかな香り!
しっかりと詰め込んだご飯をかき分け、中から鮒ずしが出てきました。
通常、ご飯の上に水を張って空気が入らないようにするらしいのですが、これが強烈な匂いを発生させるもと。しかし今回の鮒ずしの付け方は「から漬け」という水を張らないで作る方法。これなら全然自宅で作っても迷惑にはならないかな。


3funa.JPG


今回は男性チームと女性チームの二つの樽で、味の違いを比べるという実験も兼ねた試食を行います。
同じタイミングで漬けて同じ場所で保管していても、ご飯の詰めかた、漬け込む際に使った手水(お酒)の具合、樽の中での鮒の位置など、様々な要素で味は変わるようです。


飯(いい)=鮒の周りについているご飯をまずは食べ比べ。
「おおっ、美味い!」リンゴを思わせるフルーティーな乳酸菌の甘酸っぱさ。これが鮒ずし?って感じです。




完成した鮒ずしを試食

6funa.JPG


漁協組合長のプロの包丁さばきで大変美しく盛り付けいただき、試食開始!


7funa.JPG


試食の結果、今回の勝負は女性チームが作った鮒ずしに軍配が上がりました。漬けるときの繊細さが効いたフワッとした味わいが新しい感じでした。男性チームのワイルド感も良かったのですが…
試食の際にはスライスしたバケットに乗せ白ワインに合わせてみたりと、なかなかお洒落な感じで美味しくいただきました。
こんな食べ方もなかなかいい感じ! 鮒ずしの世界は広いですね。



2018年12月15日
ご鎮座1300年の兵主大社
遡れば奈良の平城京よりもさらに昔、大津に天智天皇が遷都されたのが667年。そう京都1200年よりも、実は長ーい歴史を持っているのが滋賀県なのです。

そんな滋賀県・野洲市に「兵主大社(ひょうずたいしゃ)」があります。


4hyozu.jpg


兵=ツワモノ、ということで昔から足利尊氏や源頼朝、徳川将軍家と言った武士の信仰厚い兵主の神を祀る神社です。
兵主の神を祀る神社は全国に50社ありますが、そのうち延喜式神名帳には19社が列しており、さらに名神大社と呼ばれる物は3社となっています。その名神大社のひとつという大変格式の高い神社となります。
その歴史は御鎮座1300年を数え、野洲市内に多くの摂社・末社を抱えています。




兵いち御朱印巡り

今年は御鎮座1300年を記念して、それら兵主大社縁の神社を巡る「兵いち 御朱印巡り」サイクリングMAPが作成されたのです。


歴史と自転車をこよなく愛すFunazushi-maru、これを紹介しないわけにはいきません!


7map.JPG


兵主大社や各協力店などのスポットで無料配布されているマップには、二つのコースが紹介されてます。
それぞれ16~17社を巡る「兵さまコース」「シカまるくんコース」
途中のグルメスポット等では、お得なサービスも受けられます。
距離は二つのコースとも30km以下なので、本格的なスポーツバイクでなくても半日程で十分回れます。


1jinja.JPG


兵主大社以外は神主さんの常駐していない非常に小さな社も多いため、


2ohuda.jpg


本殿のそばに設置してある箱から、写真のような「お札」をゲットしてくるのです。
これをそれぞれのコースで全てゲットできると、ご利益アゲアゲになる良いものが貰えるという仕掛け。


ただ、コース上の神社はそう簡単には見つからないようなところも…


3maniac.jpg


社殿や鳥居があると思ったら大間違い。
そうでないような神社の跡地なんてのもあるかも…


5hyozu.JPG


このときの兵主大社は、まだ紅葉もまだ残って綺麗でしたよ。ここ兵主大社には名勝指定されている立派な庭園があり、滋賀の紅葉スポットとしても有名な場所です。




無事お札をゲットできれば…


6goshuin.jpg


御鎮座1300年記念のオリジナル御朱印帳に、各神社の御朱印スタンプ、そして各コース制覇のオリジナルお守りが貰えます。
そして二つのコース完全制覇された方には、なんとオリジナル絵馬が授与!


これをゲットできた人は、恐らく一年かなりのご利益があるに違い有りません!




是非、皆さん2019年をハッピーな一年にするために、「兵いち」チャレンジしてみてはいかがですか?
Funazushi-maru、ご要望があればいつでもご案内いたしますよ。




【兵主大社】
〇場所:〒520-2424 滋賀県野洲市五条566
〇TEL:077-589-2072
〇アクセス:
 (バス)JR野洲駅北口から近江鉄道バスで13 分 「兵主大社前」下車後、徒歩5分
 (車)名神高速栗東ICまたは竜王ICから約30分、びわ湖鮎家の郷から約10分。
   ※駐車場:普通車40台、大型車5台(いずれも無料)


2018年12月14日
忘れられた逢坂の賑わい
先日の「和ウトドア」Fさんとの山科ディープサイクリングの続きです。


私が往路を小関越えから来たということで、大津の追分方面へ向かいましょうというということに。


追分とは古代三関のひとつ「逢坂の関」が置かれていた場所です。
小倉百人一首で有名な蝉丸法師の「これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関」の歌にあり、東海道を京から大津へ出るための最初の関門となります。
ここは江戸期まで大津宿として東海道随一の賑わいを見せていた場所でしたが、近代の交通網の整備により、ただ通りすぎるだけの道へ変貌してしまいました。旧東海道は現在非常に交通量の多い国道1号線として今も変わらず大動脈ではありますが、そんな国道の脇にに今回ご紹介する「月心寺」は、時が止まり忘れられたかのように佇んでいます。


普段は門が閉められ、雰囲気を感じる庵が茂みに見える程度で、何気なく通りすぎていました。この日たまたま不定期で公開されていたタイミングに出くわし、二人ともこれはラッキーと飛び込んだのです。




月心寺へ

1hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


なんと、暖簾には❝御蕎麦❞の文字。
そうなんです、この暖簾が掲げられている日は手打ち蕎麦を月心寺にて食べられるのです。これは興味津々!


2hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


門を潜ると、「走井」と掘られた石造りの井筒が。
井筒と聞くと、京都の生八つ橋「夕子」で有名な井筒八つ橋本舗が思い浮かびます。この月心寺には水が走るほどに湧き出る「走井」という井戸があり、東海道の茶屋として旅人に茶や餅を提供し人気を博していました。その餅は今も「東海道大名物 走り井餅」として大津の走井餅本家で作られている他、なんと井筒八つ橋本舗(オンライン販売)でも販売されています。面白いですね。




外からは見えなかった中の建物へ入ると…

3hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


二方全面が古く味わいあるガラス戸となっており、その先には見事な庭園が広がっていました…
蕎麦を待つ間、月心寺やこの庭園の由来などの説明を聞かせていただけます。


4hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


この日は寒かったので暖かいにしん蕎麦で腹ごしらえ。蕎麦の甘味をしっかり感じる大変美味しい蕎麦でした。




走井庭園

せっかくの機会なので、建物から外へと出て庭園の拝観をさせていただきます。(拝観料500円)


5hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


右手の建物は明治天皇が維新後の全国への行幸の際、京を出て初めてご休憩された御座所。こちらも実際に入ることができます。


二つの建物に囲まれるように池が配置され、その池の奥には山の斜面がそのまま生かされています。
見頃を迎えた紅葉の先に、山の斜面に建てられた茅葺きの庵が…


6hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


こちらの庵は「百歳堂」と呼ばれています。なんとここは平安時代の伝説の美女・小野小町が百歳になり生涯を閉じるまで過ごしたと言われるところなのだそう。


7hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


苔むした石段を登り百歳堂に入ると…


8hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


庭園を真上から眺めることができる素晴らしい景色の場所でした。こんな景色を毎日眺めていたら百歳まで生きられますね。
百歳堂には小野小町百歳の時の像が安置されており、今もこの景色を眺め続けています。(撮影不可)




走井庭園には他にも見どころが。


9hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


薬師堂には珍しい石造りの薬師如来像や、


10hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


庭園上方にひっそりと佇む「三聖祀堂」。もうかなり古びて荒れ果ててはいますが、こちらには蝉丸法師が過ごしたと言われています。
庭園には俳聖・松尾芭蕉の句碑もあり、庭園全体で侘びさびの世界を深く感じることができます。




11hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


そして何やら聖域の雰囲気のある場所がこちら。これが名水「走井」の元井戸。
今も僅かながら湧き出ており、庭園の池へと注がれています。




12hashirii.JPG

撮影:Funazushi-maru


こんなにも素敵な庭園が、この時は2人だけで堪能できました。
車が轟々と走る国道脇の塀の向こう側に、これほどの静寂の世界が広がっているとは想像もできず、その景色にただただ圧巻されながら言葉も発せずカメラを向けるだけの時間が過ぎていました。まさに現代と過去を隔てているかのようなこの空間。
大袈裟ではなく本当にタイムスリップしたかのような感覚がここにはありました。


普段何気に通り過ぎている道の向こう側に、もしかすると他にも素晴らしい世界が広がっているのかもしれませんね。




【瑞米山 月心寺】
〇場所:〒520-0062 滋賀県大津市大谷町27-9
〇TEL:077-524-3421
〇HP:http://gesshinji.jp/
〇アクセス:
 JRもしくは京阪電鉄「山科」駅より、京津線浜大津行きに乗車し「大谷」駅にて下車。
 西に徒歩10分。





2018年12月 5日
2018年11月26日
2018年11月20日
2018年11月20日
2018年11月 4日
⇒すべての記事を見る

近畿旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■滋賀県の旅行記・口コミ「旅スケ」へ

日本国内にもどる

  • 特派員プロフィール
  • 滋賀特派員

    滋賀特派員
    FUNAZUSHI-MARU
    古より湖と街道の国だった近江。趣味の自転車で走るうち、そんな地元の魅力を再発見し日々ブログにて発信しています。東京から滋賀へと続く東海道・中山道は自転車で走破。五街道制覇が当面の目標です。守山市、草津市を中心に自転車で滋賀の魅力を届ける活動もしています!
    ブログ:FUNAZUSHIの国から.work
    びーもサイクル協議会HP DISQUS ID @disqus_IL7NPPr8QW

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集