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2018年1月 5日

鏡餅発祥の地にひっそり佇む国宝「大笹原神社」


鏡餅発祥の地にひっそり佇む国宝「大笹原神社」

国宝「大笹原神社」
前回の「多賀大社」に続いて、またまた神社ネタであります。 お正月だからいいですよね? でも初詣ネタではありません。今回は「鏡餅」です!


滋賀には国宝の建造物が数多くあります。その数は22件!
奈良・京都についで全国3位の多さです。(滋賀県公式サイト より)

その一つ、野洲市大篠原にある「大笹原神社」を訪ねました。


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国道8号線大篠原交差点から村田製作所の大きな工場を左手に見つつ進むと大きな赤い鳥居が現れます。
この日は1月2日でしたが駐車場には他の車は停まっていません。国宝の神社ということで初詣客が多いかと思いきや、びっくりするくらいひっそりとしています。

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境内にも誰もいません・・・。国宝独り占め状態です!


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こちらが国宝の本殿です。
大笹原神社は室町時代にこのあたりの領主であった馬淵氏によって再建されました。
ちょうど京都の金閣寺の建立より10年あとのことであり、三間社入母屋造檜皮葺の本殿はその彫刻の造りなどに東山文化の影響を色濃く残しています。
祀られている神様はスサノオノミコト他。アマテラスの弟ですね。


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本殿の横にある池は「寄倍(よるべ)の池」と呼ばれていますが、水深の深い底なし沼だそうです。




鏡餅の神様

ここ野洲市大篠原は実は「鏡餅発祥の地」と言われております。
その昔、この辺りの田にうるち米を植えても糯(もち)米になってしまうというくらい良質のもち米が採れる産地でした。近くを通る東山道(後の中山道)の宿場であった「篠原」で、旅人の腹をモチ続ける保存食やお土産として「篠原餅」は大変人気が高く名物となったそうです。
そんなことから、この大笹原神社の隣には「餅の宮」と呼ばれる重要文化財「篠原神社」があるのです。

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祀られているのは"モチ"ロン「鏡餅の神様」。


しかし、これだけ貴重で特徴的な神社なのに人気がないのが不思議です。たぶん由緒を読まない限りここが鏡餅の発祥の地なんて誰もわかりません。
だって鏡餅発祥の地という割には鏡餅一つ置いてませんので。まあ、そこが滋賀県らしい奥ゆかしさでもありますが・・・。




篠原もちの復活

そんな鏡餅発祥の地 篠原で「篠原糯(もち)」の栽培復活プロジェクトが発足し、2017年4月に大福「近江篠原もち」として商品化されリリースされました。

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気になるお味は、白とよもぎはオーソドックスなアンコ。でピンクはなんとブルーベリー!
このブルーベリーの大福が絶品なのです。

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現在「近江篠原もち」は農業生産法人「南農園」さんにて予約販売されています。
鏡餅発祥の地の歴史ロマンを感じながら、是非復活した篠原もちを味わってみてはいかがでしょうか?




滋賀県野洲市大篠原1955
農業生産法人 株式会社南農園
Tel 077-587-1305
fax 077-586-1520
ホームページ:http://minaminouen.la.coocan.jp/

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2018年1月 5日
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      滋賀特派員
      FUNAZUSHI-MARU
      近江国 彦根に生まれ京の刷物屋で働き、週末は東海道・中山道の分岐点「草津」を中心にロードバイクで街道を駆け巡っておりやす。昨年は東海道57次(大阪:高麗橋~東京:日本橋)をロードバイクで走破。
      琵琶湖だけじゃない近江の国の知られざる魅力を少しでも多くの方に知っていただければと活動中!
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