琵琶湖ツララ出現!

公開日 : 2018年02月01日
最終更新 :

滋賀にも真冬到来

最近日本各地に大寒波がやってきており大変寒い日が続いております。

滋賀も連日最高気温が1度~5度くらいと、ファンヒーターから離れられない状態。

先日は僕の住んでいる滋賀県湖南地域もうっすらと雪が積もり、少し北や山に近くなるとかなりの積雪になっている場所も。

特に滋賀の湖東の彦根や湖西の高島市あたりより北はいわゆる"豪雪地帯"。

新幹線や道路には雪を解かすためのスプリンクラーが設置されているほど・・・。JRも北からくる電車は最近しょっちゅう遅れてきます。

というわけで、滋賀は割と南と北では真冬はまったく景色が変わりますので注意が必要なのです。

滋賀へ車でお越しの際は、必ずスタッドレスタイヤを装着してくださいね。

そんな滋賀県ですが、この時期だから見れる風景もあるんです。

今日はちょっとそんな冬の琵琶湖の一場面を切り取りにいってみました。

琵琶湖ツララ⁉

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湖西の山々が白く雪化粧するこの時期、琵琶湖にはちょっと変わったものが出来ています。

それは「琵琶湖ツララ」。

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正しくは"しぶき氷"と言うらしいのですが、勝手に僕がそう名付けてみました。

夜中が氷点下になるこの時期に、湖面に風が吹いて波しぶきが湖岸の木やヨシにかかることで出来上がるそうなのです。

冬の滋賀では西側の比叡山や比良山方面より強烈な風が山から琵琶湖に向けて吹き降ろします。しぶき氷は草津や守山・野洲あたりといった東側の湖岸に出来ると新聞にも書かれていたので、おそらくそういった琵琶湖の独特の気象条件の中で出来るのだろうと思います。

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行ってみたのは草津市の湖岸。生えているヨシにビッシリと氷の柱ができていました。

ちょうどこの「琵琶湖ツララ」があるという情報をしったのは、草津市の烏丸半島にある「カフェイントロ」さんのFacebook投稿から。

今日あたりかなり寒いのできっとあるだろうと行ってみたら、思った以上にそこら中にあるではありませんか。

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ツララの先に比叡山が・・・。1300年前の昔から変わらぬ景色があるように感じます。

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こんなツララもありましたよ。ツララを通してみる琵琶湖もいいもんです。寒いのを忘れて写真を撮りまくりました。

しばらく烏丸半島をくるっと散歩。すると波が激しかったのでしょうか、

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どこかの北の国の風景でも見ているかのように、巨大なツララに覆われた木がありました。

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そんな琵琶湖には生き物たちが厳しい冬を乗り越えようと集まってきています。水鳥達は波の穏やかな湾の中でゆっくりしている感じ。

水鳥達の先には「近江八景:比良の暮雪」の景色が広がります。

ツララを見た後は・・・

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烏丸半島のシンボル「くさつ夢風車」を左手に見ながら、そろそろ冷えた身体を暖めたいなと歩きます。

烏丸半島は「イナズマロックフェス」の会場にもなっている場所なので、この風車もご存知の方も比較的多いのではないでしょうか。

(残念ながらくさつ夢風車は取り壊される予定なんです・・・)

ここ烏丸半島には他にも「琵琶湖博物館」や「水生植物公園みずの森」などもありますが、それは次回ということで。

ひとまず向かったのは烏丸半島の入り口から正面中央のところにある「CAFE INTRO(カフェイントロ)」さん。

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寒さに耐えながら歩いてきたので、こんな場所にカフェがあるなんてほんと嬉しい!

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店内もお洒落で落ち着いた雰囲気。

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オーナー様や店長様も気さくな方で「琵琶湖ツララ」のお話などしながら、ゆっくりと店内で暖まらせていただきました。

こちらのカフェイントロさん、オーナー様の奥様は別の場所でお洒落な琵琶湖の湖魚フードのお店「BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)」も展開されていて、こちらでも湖魚を使ったお弁当やサンドイッチなどを頂くことができます。

カフェイントロさんでは今後新しい展開を考えておられるそうで、その時には改めてお店の情報を詳しくご紹介させていただこうと思います。

【CAFE_INTRO(カフェイントロ】

〒525-0001 

滋賀県草津市下物町1091烏丸半島内

077-507-2371

筆者

滋賀特派員

フナズシマル

皆様に是非訪れてほしいマニアックな滋賀のマニアックなスポットをご紹介していきます!

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