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2019年3月17日

里山を包む梅の香りに浸る~寿長生の郷・梅まつり


里山を包む梅の香りに浸る~寿長生の郷・梅まつり

叶匠寿庵 寿長生の郷(すないのさと)
「たねや」と並び滋賀を代表する和菓子屋「叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)」。 創業の地は大津市長等に今もある小さな店舗ですが、瀬田川沿いを下り京都府との県境にほど近い大石という地区に、叶匠寿庵の考える和菓子の理想郷ともいうべき場所があるのです。


それが「寿長生の郷(すないのさと)」 です。


6万3千坪の丘陵地を自然のままに利用した寿長生の郷には、約1000本の城州白梅の梅林が色とりどりの花や柚子、山野草とともに育てられています。
この地で3月17日まで梅まつりが開催されており、満開を迎えているということで行ってきました。




入り口から一面に広がる梅の香り...

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カラフルな2本の吹き流しが目印。ここから川を渡った先の坂をあがったところが和菓子の郷の始まり...


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駐車場代1000円が必要ですが、かわりに1000円分のここで使える商品券を頂けます。ということはつまり...⁉ なかなか上手い仕掛けですね。
しかし駐車場から先には見事に咲いた濃いピンク色の梅が並ぶ梅苑が出迎え、もうあたりは梅の香りがほんのりと漂っています。ここだけでも十分な見ごたえ!


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さらに奥へ進むと歴史を感じさせる重厚な長屋門と向こう側が薄っすらと透けて見える暖簾が、この先に広がる景色の期待値を上げてくれます。


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暖簾を潜った先には売店やホール、梅林を眺めながら食事ができる建物が並びます。ホールでは3月ということで沢山のひな人形が展示されていました。
ここまでまったく梅林は見えません。まるでテーマパークのエントランスを思わせるようなここまでの見せ方。否が応でもワクワクしますね。


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おそらくこの山で摘まれたであろう野草の寄せ植えなども、なぜかとても品があるようにみえるあたりに叶匠寿庵の考える世界が垣間見えるようです。


さて、いよいよ扉の外は梅林です。




見るためだけじゃない、1000本の梅

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この日は生憎の曇り空でしたが、外はまさに満開の梅が埋め尽くしていました。桜と違って梅には少し地味な印象を持っていましたが、これほどの梅に囲まれると迫力があります。しかも甘酸っぱい香りがなんともデザートを想起させるのですね。これが梅の魔力か。

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梅林には小径が配されており、散策していけば所々にピンクや黄色の梅の花がアクセントになって目を楽しませてくれます。


梅林は小高い丘の斜面にあり、その上の方には山のテラスが...

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こちらでは一面の梅を見下ろしながら、コーヒーや寿長生の郷内にあるベーカリーカフェ「野坐」のパンなどを頂くこともできます。

ちなみにこの梅林、決して鑑賞するためだけのものではありません。ここ寿長生の郷の敷地内は実は叶匠寿庵の和菓子工場でもあるのです。そこで使われる梅の実はこの梅の木達から採れたもの。創業者が梅の菓子に合う素材を探して全国を探し歩き、たどり着いたのが京都府城陽市青谷地区のみで栽培されていた「城州白梅」。この素材にほれ込んだ創業者は城州白梅を自分たちで作り育てるために寿長生の郷を作ったのだそうです。
この山で菓子に使う梅を育てるから、山の草花や生き物といった自然全てが商品の素材につながっていくということを意識し大切にする。
店内にあった野草の寄せ植えもそんな和菓子へのこだわりを表現したものなのでしょうね。




この素晴らしい景色を見せてもらい、そこにある叶匠寿庵のコンセプトを知ったら自然と何でも美味しそうに見えてきます。
うまく戦略にやられてしまいました...。

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この時期だけの限定商品もいろいろありますよ。梅まつりは3月21日まで延長されていますのでまだまだもう少し見頃は続きそうですね。




【叶匠寿庵 寿長生の郷】
〇場所:滋賀県大津市大石龍門4丁目2-1
〇TEL:077-546-3131
〇アクセス:
 (電車の場合)JR琵琶湖線石山駅北口下車(改札出て左)寿長生の郷シャトルバス(無料)
 (車の場合)名神瀬田西インターから約20分 


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2019年3月17日
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