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山陰のあじさい寺と呼ばれる「月照寺」のアジサイが見頃となりました!
月照寺とは、徳川家康の孫にあたる、松江藩初代藩主松平直政公が生母月照院様の霊牌を安置するために、洞雲寺という禅寺を蒙光山月照寺として改称復興したのが始まりで、以来九代にわたる藩主の菩提寺として栄えてきました。
近年は「山陰のあじさい寺」として、この時期多くの観光客が訪れています。
こちらは「寿蔵碑」といい、小泉八雲の随筆にも登場し、夜な夜なこの大亀が動き回ると怪談話。
そんな大亀ですが、頭をなでると長生き出きるという言い伝えもありますので、是非お試し下さい。
月照寺の見所は梅雨の時期だけでなく、1月はさざんか、2月は椿、3月下旬は桜、4月はつつじ、すいれん、5月はしょうぶ、かきつばた、7月下旬はさるすべり、11月は紅葉と、一年を通じて様々な四季折々の花が訪れる人を出迎えてくれます。
「浄土宗 月照寺」
島根県松江市外中原町179
TEL0852-21-6056
拝観時間
4~11月 9:00~17:00
12月~3月 9:30~16:30
拝観料
大人・大学生 500円
中学・高校生 300円
小学生 250円
5月25日、出雲市にある出西窯にベーカリーカフェがオープンしました。
出西窯とは、出雲市の出西(しゅっさい)という生姜の名産地にある窯で、料理の邪魔をしない素朴で、シンプルで美しい形の器は全国でも人気です。
中でも、出西ブルーと呼ばれる瑠璃色は、出西窯独特で非常に深く美しい色合いです。
工房の東側にある登り窯では、年3、4回ほど窯焚きがあり、秋に行われる「炎の祭」というイベントではシャトルバスで行列が出来るほどの人で賑わい、窯出しされた作品が飛ぶように買い求められて行きます。
さて、この度その出西窯の敷地内にベーカリーカフェ「ル コションドール出西」がオープンしました。
お昼前に到着したのですが、パンコーナーは大行列、カフェコーナーも満席で、パンは今日のところはあきらめて、カフェで順番を待つことにしました。
カフェコーナーは三階まであり、入り口で先に支払いを済ませ、ブザーをもらいセルフ形式でした。
お客様が沢山いらっしゃり、全貌の写真が撮れなかったのですが、店内はこのような雰囲気。
食事の方はパンを中心としていて、
木次たまごの特製サンドイッチプレート
アボカドとリコッタチーズのオープンサンドプレート
カレープレートあいがけ
こちらは二種類のカレーがかかっています。
お食事に使われている器は、出西窯の作品が使われており、食べ物が一層引き立ち、SNS映えすること間違えありません。
飲みものは、出西生姜の生産が有名ということで、出西生姜を使ったジンジャエールや自家製コーラ。出西紅茶など、出西ならではの味を楽しむことが出来ます。
オープンから日が経っていないこともあり、パンは13時過ぎには売り切れるなど、暫くは混雑が続くと思われますので、少し落ち着いてから行かれる事をお薦めします。
出西窯を訪れられた際には、新しく出来たカフェもセットでお楽しみになってはいかがでしょう!!
「出西窯」 「ル コションドール出西」
島根県出雲市斐川町出西3368
9:30~18:00
定休日 火曜日
0853-72-0239(出西窯)
4月13日(金)~16日(月)の4日間、松江市の清光院下のギャラリーで、キャンドル作家 後藤華さんの「小さな世界」展が開催されています。
閑静な住宅街に佇む「清光院下のギャラリー」
一見、無機質なコンクリートの打ちっぱなしの建物なのに、一歩中に足を踏み入れると、そこは温かみのある空間
キャンドル作家 後藤華さんが1年をかけて作られた作品の数々。
中でも絵本の一場面を切り取られたような作品には心を奪われます。
この「しあわせな王子」の絵本は、実際に小さな頃から後藤さんが大切にされていた絵本とのこと。
星の王子様
銀河鉄道の夜
このおとぎの国のような淡い繊細な世界を是非、真近で見て下さい。
開催期間は4日間のみ。展示販売もしているので、興味のある方はお早めに!!
「後藤華 小さな世界」
2018年4月13日(金)~16日(月)
11:00~17:00
清光院下のギャラリー
島根県松江市外中原清光院下198-1