一度だけ出世の願いが叶うという稲庭様

公開日 : 2019年04月23日
最終更新 :
筆者 : まつとみ

新庄市上茶屋町に「出世稲荷神社」があります。

ここには出世稲庭が鎮座しています。

34118443_1077327785738753_3646488914329337856_n.jpg

合格祈願、就職祈願、商売繁盛などを願い、昔から地元の人だけでなく各地域の人々がお参りに訪れます。

34140934_1077327715738760_6072017857330282496_n.jpg

「出世稲荷神社」にまつわる由来は、

昔、この地の瑞雲院の和尚が、檀家からほろ酔い気分で帰るとき、

緋の衣をつけた和尚に呼び止められることが度々ありました。

和尚は、これは狐の仕業に違いないと思い、石の祠を建てたのがこの稲荷の始まりと伝えられています。

57462882_2637115246360457_5932618646424649728_n.jpg

この稲荷に、あるとき、ある店の丁稚小僧が、出世したいものと思い、

一生懸命働きながら、百日の日参をしました。満願の日、夢の中に白衣の神様が出てきて、

「お前は毎日熱心に働き、神を信じる心が篤いのは感心なことだ。お前を番頭にさせてやるぞ」と言います。

番頭になった丁稚は、さらに一生懸命働き、今度は一軒の店を持てるようにと願をかけ、日参したところ、とうとう店を持てるようになり、店も大繁盛したと云う。

それ以来、誰言うともなくこの稲荷を「出世稲荷」と呼ぶようになったそうです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。