今和次郎と雪調が作った文化展
新庄駅から歩いて25分ほどの場所に「雪の里情報館」があります。
この施設は、雪害救済運動発祥の地で、雪国の生活や文化の資料の展示や、雪の結晶など
雪に関することであれば、なんでもたのしく見たり調べたりできる施設なんです。
季節によって工夫を凝らした展示をしている施設でもあり、
2019年12月22日~2020年12月20日の一年間、「今和次郎と雪調が作った文化展」
を開催しています。
「今和次郎」とは青森県弘前市に生まれ、昭和初期の急速に大都市化していく東京の街の様子や人々の生活の変化を観察、
記録、分析した「考現学(こうげんがく)」の創始者として知られています。
なぜ、「今和次郎」が新庄に関係があるのかというと、雪の里情報館にあるトンガリ屋根の庁舎をデザインしています。
当時から豪雪地帯である新庄市の建築の傾向からして、雪下ろしの必要が無い急勾配の屋根は、画期的なものだったそうです。
「今和次郎」が手掛けた建物で現存しているのは、雪の里情報館と福島県にある大越娯楽場の2つだけといわれています。
この度の展示では、工学院大学図書館に保管されている「今和次郎コレクション」の一部が寄託されたものを見ることができます。
「近和次郎」が収集した蔵書や本人著書、スケッチ、写真、建築・デザイン図面などが展示してあります。
知っているようで知らなかった地元のこと。当たり前と思っていたのに当たり前じゃなかったこと。
自分の概念が覆されるそんな発見と驚きが詰まった文化展です。
コロナウイルス感染拡大影響も懸念されますが、2020年12月20日まで開催しておりますので、一日も早い終息を願うしかないのですが、どうぞみなさま焦らずにお越しください。
この記事は雪の里情報館の許可を得て投稿をしております。
また、撮影は特派員のまつが雪の里情報館の許可を得て撮影しました。
【詳細】
雪の里情報館
〒999-0086
山形県新庄市石川町4-15
TEL:0233-22-7891
営業時間:9:00~17:00
休館日:毎週月曜日
年末年始12月29日から1月3日
※コロナウイルス感染の影響を考慮して、営業時間や休館日が変更になる可能性がございます。
ご了承ください。
HPはこちら雪の里情報館
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