伊勢丹新宿店 SOLAのシフォンケーキ

公開日 : 2014年06月20日
最終更新 :

みなさま、こんにちは。

好きなくら寿司のネタは、あぶり豚カルビてりマヨ寿司の、新宿特派員・Sです。

昨日を持ちまして、ぐるなび×地球の歩き方 Twitterキャンペーンが終了いたしました。

たくさんのご応募、ツイート、RT等、ありがとうございました。

さて、W杯日本vsギリシャですが、惜しくも引き分けという結果になりました。

今朝は、新宿でもパブリックビューイング帰りのサポーターの方々をたくさん見かけましたが、心なしか元気がなかった様子。まだ次があります、諦めたらそこで試合終了、と安西先生も仰っておられました。ジャンルは違いますが。

そういう時は、甘いものでも食べて、元気を出そう、ということで(無理やり)...

さて、これは何でしょう。

sola.jpg

あらたな使途、ニトリで売ってる収納ボックス、任天堂のちょっと前のコンシューマ機...

惜しいです!

正解は、シフォンケーキです。

ケーキといえば、フランス、みたいな印象があります。

確かに、ケーキ完成までのプロセスとして重要なスポンジにおいては、フランスが提唱した、と言われております。それが欧州全土で拡がり、近代まで栄華を誇る訳ですが、1927年、意外にも米国はカリフォルニアで、ケーキ革命が起こります。

スポンジ支配による甘味社会に反抗したパティスリーの仕業なのかどうかは定かではありませんが、素材はほとんど同じなのに、製法を変えてみたら、ふわっふわのシフォンができてしまったことで、米国を発端に、シフォン主義の波が起こります。

という訳で、本場カリフォルニアから日本に出店している、新進気鋭のパティシエ、David Myers氏が手掛ける、SOLAのカリフォルニアシフォンケーキが、画像のそれです。

キューブ型スイーツといえば、BROTHERSのキューブシューが一時期話題になりましたが、シフォンの形状としては珍しいのだそうで。

中心部は、クリームとコンフィチュールが貫通するように詰め込まれており、見た目よりも中身にこだわる、日本の"粋"を感じる構成です。

アメリカのケーキと聞くと、星条旗とか、キャプテン・アメリカ、ハルクといった、マーベル・コミック的な色合いのものを想像してしまいがちですが、そのギャップと繊細さに、先入観が一つ、崩れたような思いであります。

シフォン主義の限界で生まれた、リベラルな発想の体現がまさに、これなんでしょうか。

新宿特派員・S

[住所] 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹B1

[最寄駅]JR新宿駅徒歩10分、東京メトロ 新宿三丁目駅徒歩5分

[営業時間]AM10:30~PM8:00

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

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