ヨーロッパ最大の活火山エトナ
シチリア島東海岸線に位置する、ヨーロッパ最大の活火山と言われているエトナ。
高さは約3330メートルと言われていますが、今でも日々起こる火山活動のおかげで、山の形は日々変化を続けているのだとか!
エトナ山の活動は実は50万年前からあると言われており、元々は海底火山であったと言われている。
現在でもほぼ常に火山活動が続けられており、ほぼ常に噴火していると言われています。
タオルミーナから、エトナ山の煙を吹いている様子が見えることもあります☆
丁度1週間前の9月8日に小さい噴火(2時間程度続いたそう)があったばかりです。
今年2011年に入ってからも、何度か溶岩が吹き上がる断続的な噴火が続いており、火山灰の影響で、何度かカターニア空港も閉鎖された程です。
火山灰が飛行機の着陸や離陸を妨げると判断された場合、火山研究所から空港閉鎖命令が出されます。
そんな活発なエトナ山。噴火のせいで、形状は常に変化しております。
火山学者さんの言葉を借りると、火山も人間の様であり、年を重ねるごとに変化していくものだとか!
下の写真は、ちなみにエトナ山の噴火によるマグマによってでできた洞穴の一つです。
また、標高1900メートル地点に位置するリフージョ・サピエンツァ(訳すと学問の避難所?)からは、ロープウェーも出ており、何と2500メートル地点まで登れます!
しかし、2500メートル地点から先に進むには、山岳ガイドの同行が必要です。
エトナ火山を目の前で実際に体験してみたい方には、是非お勧めですよー!
筆者
イタリア特派員
小湊照子
イタリアのシチリア在住で会社経営者です。
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