バンテアイミエンチェイ - ピーマイ 5日間の旅 2日目 7

公開日 : 2008年09月23日
最終更新 :
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さらに、7分ほど走ると小さな滝があった。行ってみると本当に小さな滝らしきものがあるのみである。この時期でこれぐらいしか水が流れないのであれば、一体いつきちんとした滝になるのだろうと不思議に思う。まあ、せっかく来たのでターモアンで汚れて臭くなったシューズと靴下を洗った。

さあ本日最後の出発だ、と思ったところでねもとバイクのエンジンがかからない。キックでエンジンをかけようとするが、全然かからない。ふと見ると鍵がかかってない、シンプルポカミスである。そりゃかかる訳ないよねと再出発。やっとの思いで国境の町オースマイに到着ときには時間はもう17時30分を回っていた。国境にはいくつかのゲストハウスと大きなカジノホテル(ロイヤルヒルリゾートとオースマイリゾート)2軒がある。国境の開門時間を確認し、それぞれに部屋を探しに行く。1室800〜1000バーツだそうだ。ちょうど雨も降り出したこともあり、オースマイリゾートに決定。このホテルカジノには本物の装甲車が展示されている。とりあえず3人で1室借りることにした。エクストラベッドを入れると料金が高くなるのでベッドを2つくっつけて大型ベッドに川の字になって寝るのである。部屋につくと旅の汚れを落とす為、シャワーを順に浴びる。携帯電話を見ると電波はすでにタイのサーバーに入っている。この状態でもカンボジアからの電話を受けることができるのだが、1分3$ほど受信側が取られるため非常に嫌なのである。またプリペイドの電話で20$分しかクレジットを入れていないため7分話せば受信さえできなくなってしまうのだ。

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腹が減っては戦(カジノ)ができない、ついでに今日の打ち上げもしなければならない。とりあえずホテル内レストランで食べることにした。ホテル内といってもカジノの中にしかレストランはないという。ねまきも兼ねているタイパンに着替えてカジノに入ろうとするとセキュリティーが入館を許可できないという。なんでだと聞くとタイパンは駄目なのだそうだ。よく分らないが、タイではタイパンは下層の人々がはくものであり、正装とは見なされないため入館させられないというのだ。しばらく粘るが、全く取り合ってくれないため、再び部屋まで戻る。ううむー。悔しいがとりあえず汚れて臭うジーンズを履き、戻ってくるとあっさりOKであった。

レストランで乾杯し、お疲れ様を祝う。今日でみんなとお別れである。しばらく飲んで解散する。カジノに興味があるのはどうも僕だけらしく、ブラックジャックを適度に楽しんで床に就くことにした。

筆者

カンボジア特派員

西村 清志郎

カンボジア観光省プロモーション&マーケティング部に所属しながら、現地旅行会社を運営しています。

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