アジア文明博物館 Asian civilisations museum

公開日 : 2010年03月17日
最終更新 :

シンガポールには興味深い博物館・美術館がたくさんあります。

アジア文明博物館に行ってきました。

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白とカスタードイエローの可愛い外観の建物。

でももう150年近く前に建てられたもので改修してあるそうです。

初めは裁判所として、その後も政府官庁などとして

時代時代で色々な役目をはたしてきた建物だそうです。

文字通りアジアの文明の発展についての博物館なのですが

アジアと一口にいってもアジアは大変広いので

東南アジア・西アジア・中国・南アジアの4つのエリアにわけられています。

歴史を通して発展していったそれぞれの地域の文化・宗教・思想などについて

貴重な出土品や文化財、伝統工芸品や織物などと一緒に展示・解説してあります。

専門用語を含んだ解説は表記が英語や中国語なので、

できれば日本語ガイドの方がいらっしゃる時間がオススメです。

ということで、私も

日本語のボランティアガイドグループの方に

1時間半にわたって、とても丁寧にわかりやすく説明していただきました。

まず

東南アジアギャラリーから

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奥に見えるのは、珍しい仏像・・ヒンドゥー教の象徴の3段のとぐろを巻き7つの頭を持つヘビの上に

仏教の仏陀が鎮座しています。

西アジアギャラリー

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コーランが羊皮紙の上に手書きで書いてあります。

金箔のまぶしさと エキゾチックで緻密なデザインに目を奪われます。

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コーランが美しいカリグラフィーで書いてあるこちらのアートは

なんと日本人の本田孝一氏の作品だそうです。

本田氏はイスラム芸術のひとつであるカリグラフィーの日本での第一人者です。

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宇宙の銀河のような渦巻きは カリグラフィーで書かれています。

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こちらは東南アジアギャラリーにあった「おんぶひも」

そんなに古いものではないそうです。

魔よけのクロスステッチが細かく丁寧に施してある中央部分を良く見ようと近づくと

!ドラえもん!発見

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なんでドラえもん模様の布がここまでたどり着いたのか不思議です。

南アジアギャラリーでは

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インド街などのお土産ものやさんやレストランに必ずある

「ガネーシャ」もあり、

ガネーシャの頭が何で象なのかという由来のお話も伺いました。

「商売」「子供」「学問」の神様なのだそうです。

その他

中国で西洋輸出用に作られた陶磁器や

オランダ人のデザインした中国のお皿

など、食器の展示も多く、面白かったです。

アジア文明博物館 Asian civilisations museum

住所 1 Empress Place

TEL: 6332-3275 & 6332-7798

MRTラッフルズプレイス駅から徒歩5分

月曜  1pm- 7pm

火曜ー日曜 (除金曜) 9am-7pm

金曜 9am-9pm

観覧料

大人 S$8.00

学生の方及び60歳以上 S$4.00

(金曜7pm-9pmは割り引き料金あり)

プラナカン博物館とのセット券もあります。

大人 S11.00

学生の方及び60歳以上 S$5.50

(7日間以内に使用のこと)

HPはこちら↓

日本語ボランティアガイドツアー

1階 館内入り口付近集合

火曜-金曜 10.30am

第二土曜  1.30pm

是非ご参加ください。

現在

2階の入り口前には「The Egawa Donation」という

日本人の個人の方が収集された「ヨーロッパで焼かれた日本や中国のデザインを模した陶磁器」の展示が行われています。(ー5/30まで)こちらは無料で見学できます。

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