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シンガポール/シンガポール特派員ブログ 仲山 今日子

シンガポール・シンガポール特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年4月12日

肉好き必見! 洗練されたアルゼンチン料理&マーケット「boCHINche」


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肉好き必見! 洗練されたアルゼンチン料理&マーケット「boCHINche」

去年オープンしたばかりの、本格的なアルゼンチン料理が食べられるレストラン&マーケット、「boCHINche」。

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そもそもアルゼンチン料理ってどんなもの?と想像もつかない方もいらっしゃるかも知れませんが、実は、地球の裏側にある南米アルゼンチンは、美味しいワインや牛肉を生み出す、農業国でもあるのです。特に、牛肉は世界各国に輸出される主要産業の一つ。そんなアルゼンチン料理を代表するのは、もちろん、牛肉! 国民の牛肉消費量は世界一だったこともあるほどで、牛肉なしに、アルゼンチン料理は語れません。

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中でも、「アサード」と呼ばれる牛肉のグリルが有名ですが、ここでは、そういった伝統的なアルゼンチン料理に加え、世界で最も予約が取れないレストランと呼ばれる、エル・ブジで修行を積んだディエゴ・ジャクエット(Diego Jacquet)シェフが考案した、オリジナリティあふれる新しいアルゼンチン料理も楽しめます。

お洒落なお店が建ち並ぶMartin Road 沿いで、近くの木にぶら下げられた「お肉」が目印。

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エスカレーターで2階に上がると、店内はカジュアルでくつろいだ雰囲気です。

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椅子にも、よく見ると牛肉への愛が表現されていて面白いですよ。

この日頂いたのは、伝統的な料理ベースにした新しい料理と、看板メニューの牛肉のグリルとサイドディッシュ。

まずは、オリジナルメニューの、Chilled Pea Soup, Shallots, Yoghurt and Chopped Mint(8シンガポールドル)。グリーンピースと、アルゼンチン特産のミントを使った冷製スープ。ヨーグルトの酸味はさほど強くなく、まろやかな味わいです。刻んだ生のシャロットが全体をひきしめてくれます。

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伝統料理が意外な形に変身した、Crab on Toast, Humita, Pickled Turnips & Chopped Coriander(2ピースで19シンガポールドル)。

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カリッとしたパンの上に、ビネガーでさっぱりと味付けされた、白と茶色、2種類のほぐしたカニの身、そしてHumitaという、アルゼンチンの伝統料理をアレンジした、トウモロコシで作った甘いソースがかかっています。酸味とトウモロコシの自然な甘みがマッチし、上に乗ったコリアンダーの若芽がアクセントになっています。たっぷりのカニ肉ははるばるアルゼンチンからやってきたものだとか。

Iberico Lomo and Chorizo(15シンガポールドル)。

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イベリコ豚のヒレ肉を使ったハムと、スパイシーなチョリソーの薄切り。自家製のちょっと甘めのピクルスとフォカッチャと一緒に出て来ますが、甘いピクルスとこの塩気がよく合い、お酒がすすみます。
こちらでは、アルゼンチンワインの他に、様々なオリジナルカクテルがいただけるのですが、新作だとお勧めされた、Chimichurri Bloody Mary(22シンガポールドル)を。こちらです、と出てきたのが......瓶詰め??

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横に添えられているのは、本来、アサード(牛肉のグリル)にかける、パセリとニンニクを主体にしたソース、チミチュリ。それを一匙瓶の中に入れ、目の前でシェイクしてくれます。

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瓶の底にはフレッシュトマトも入っていて、太陽の恵みをぎゅっと凝縮したような濃厚なトマト、チミチュリのハーブの香り、そしてウォッカのアルコール感が相まって、料理のアクセントにもなるカクテルです。

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そして、いよいよ牛肉の登場。Bife de chorizo Sirloin Steak(49シンガポールドル)

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牧草で育った、アルゼンチン産の牛肉はボリュームがありつつも、コレステロールを下げると言われているオメガ3脂肪酸が多く、とてもヘルシーなのが特徴とか。
シンプルにコーニッシュ(イギリス)産の塩をかけて焼き上げたものに、チミチュリをかけて頂きます。

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柔らかい肉質、脂身もさっぱりとしていてくどくなく、噛むと牛肉ならではの旨味が広がります。チミチュリのハーブの香りと相まって、ぺろりと食べられてしまいました。

もちろん、お肉以外の選択肢もあります。Lemon Sole with Tarragon & Lemon Butter(39シンガポールドル)。

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平目のあっさりとしたグリルは、すっきりとしたレモンバターソースがからみ、程よいボリューム感。皮目のぱりっとした感じと、身のしっとり柔らかなところの対比が楽しめます。

サイドディッシュはいずれも程よいボリュームのサイズで色々な種類を楽しめます。
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Chips "Provenzal"(10シンガポールドル)は、ガーリックの効いたポテトフライ。カリッとした表面の層厚くがしっかりしているので、食べ応えがあります。
Flat mushrooms and gremolata(9シンガポールドル)肉厚なマッシュルームは白ワインやローズマリーと共にオーブンで焼いた後、香ばしくグリルされ、ハーブやレモンの皮で作ったGremolataソースがさわやかな印象です。
Creamed spinach(9シンガポールドル)とても柔らかく舌触りのよいほうれん草にモッツァレラチーズをかけたもの。クリーミーなテクスチャーで、柔らかい肉との相性も抜群です。

デザートは、Milk cake, passion fruit sorbet & toasted almonds(14シンガポールドル)。

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Diegoシェフがロンドンで展開しているレストランのうちの1つ、ZOILOのシグネチャーメニューだとか。柔らかく優しい味のケーキに、程よい酸味のパッションフルーツのソルベがいいバランスで、お腹が一杯でもするりと食べられてしまいます。

もっとしっかり甘いものを食べたい、と言う方へのお勧めは、"Dulce de leche" crème brulee & banana split ice-cream (17シンガポールドル)。

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キャラメル風味の濃厚なクリームの上に、カリッとした香ばしい飴の層が乗ったクレームブリュレは、2つの違った食感のキャラメルが楽しめる趣向。バナナ味のアイスクリームと一緒に口に運ぶと、濃厚な南国の味が広がります。


レストランスペースのすぐ横にあるマーケットでは、様々なアルゼンチン食材が並び、パーティーなどにもぴったり。

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アルゼンチンのワインを中心に、80種類のワインが揃い、上でご紹介した生ハムやチョリソーの薄切りも持ち帰って気軽に楽しめます。ホテルに帰ってちょっともう一杯、と言う時にも、パッケージをあけるだけでおつまみになるので便利です。
その他、boCHINcheで実際に使われているスパイス類の他、はちみつなどの瓶詰めもあり、手みやげにもぴったり。アルゼンチン産のものだけでなく、Diegoシェフが選び抜いた、イギリスやスペイン産の選りすぐりの食材も揃うので、幅広い使い方ができそうです。レシピを知りたい場合は、オープンキッチンで腕を振るうシェフに声をかければ、気軽に教えてくれるそうですよ。

スペインの植民地だったこともあり、食文化もスペインと共通するものがあるアルゼンチン料理。Diegoシェフの都会的なアレンジも加わり、どれを食べても洗練された味に仕上がっています。お肉をしっかり食べたい方、ちょっと珍しい料理を試してみたいと言う方にお勧めです!

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<DATA>
■boCHINche
営業時間:11:00〜23:00(月曜休)
住所: 22 Martin Road, #02-01, 239058 Singapore
TEL:+65 6235 4990
URL: http://bochinche.com.sg/
アクセス:MRTクラークキー駅徒歩20分

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カテゴリー レストラン・料理・食材
2015年4月12日
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      仲山 今日子
      元テレビ山梨、テレビ神奈川アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ディレクター、ライターとしてお仕事を受けています。シンガポールのテレビ局J Food & Culture TV 勤務、All Aboutシンガポールガイドブログ。趣味は海外秘境旅行&食べ歩き、現在約40カ国更新中。

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