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シンガポール/シンガポール特派員ブログ 仲山 今日子

シンガポール・シンガポール特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年6月29日

【褒められ土産Part1】☆アジアNo.1パティシエ「Janice Wong」のスイーツ


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【褒められ土産Part1】☆アジアNo.1パティシエ「Janice Wong」のスイーツ

世界中のものが手に入るシンガポール。ただし、国土が東京23区ほどの広さしかない為、逆に難しいのが、Made in Singaporeのものを見つけること。本当に上質で、かつシンガポールらしいお土産を見つけるのは、意外と大変。
シンガポールのお土産、何が良い?と、良く聞かれるので、個人的にお勧めしたいお土産をシリーズでご紹介して行こうと思います。

第一回の今回は、アジアのベストパティシエを2年連続で受賞した、Janice Wong の期間限定(〜2015年9月30日)のスイーツショップ、その名も「Janice Wong」。

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マリーナベイサンズにこの6月にオープンしたばかりのお店は、どこかノスタルジックな車輪がデザインされていて、ショーケースの中には、アーティスティックなデザインのチョコレート、キューブのような形が可愛らしいケーキ、オリジナルの「Mochi(餅)」等が並びます。特別なイベント等をのぞいて、Janiceのスイーツをお土産にできるのは、このお店だけ。

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スイーツとワインが楽しめるバー「2am:dessertbar」 で、オーナーシェフとしてデザートを提供しているだけでなく、マシュマロやチョコレートを使った絵なども手がけ、今年の4月には大統領公邸のイスタナで、大統領や並みいるゲストの前でライブペインティングも行うなど、シンガポールの「エディブルアート(食べられるアート)」シーンを牽引する存在のJanice。
こちらのショップでも、食べられるアートを楽しめる、ちょっと風変わりな商品が並びます。例えば、ずっと飾っておきたくなるような、マシュマロやキャンディーを使ったアート。(賞味期限3ヶ月/ 22シンガポールドル)

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そして、ずらりと並んだ色鮮やかな瓶の中味はチョコレート。

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ふたをとってレンジで30秒、チョコレートで絵を描くことができるという、いわば「チョコ絵の具」。色ごとにフレーバーが違い。色あいのハーモニーと同時に、味わいのハーモニーも楽しめます。色(見た目)のイメージと、味のイメージ。普段何気なく口にしている食べ物というのは、その2つのイメージが重なったものなのだな、と感じさせられます。
手軽にエディブル(食べられる)アートが楽しめるので、遊び心あるプレゼントになりそう。

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絵筆と3色の「PAINT(チョコ絵の具)」がセットになったキットもありますよ。(賞味期限1年/50シンガポールドル)。


どんな方にもおすすめしたいお土産としては、やはりボンボンチョコレート(9個セット25シンガポールドル〜)。

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あまり暑い所に放置する等しなければ、常温で持ち歩け、帰宅して冷蔵庫に入れれば、2ヶ月は日持ちするのも嬉しい所。
今年はシンガポールの建国50周年ということもあり、シンガポールをテーマにしたチョコレートもありますよ!

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まずは通常のフレーバーのおすすめ、Monkey Shoulder Wiskey Orange は、手作業での行程にこだわったMonkey Shoulder ウィスキーを使ったチョコレート。ふんわりと香るオレンジの後に、じんわりとビターなチョコレートの味が広がり、最後にモルトのコクが感じられます(写真:上段左端/2.5シンガポールドル)。アルコールの効いた大人味は、ウィスキーのお供にも。

また、シンガポール建国50周年の今年、シンガポールをイメージしたフレーバーも(3シンガポールドル)。ローカルフードのカレー味のココナッツ麺、ラクサに入っているハーブ、ラクサリーフを使ったもの、シンガポール人が大好きな唐辛子風味、シンガポールの朝食の定番、カヤトーストに使われるカヤジャムをイメージしたものなど。

ひねりの利いた味が好きな私は、きりっとした香りが魅力的なカフィライム(こぶみかん)の葉とキャラメルのコンビネーションが感じられる "Kaffir Lime Caramel"(写真:中段左から2番目)と、ナッツプラリネベースに、パチパチキャンディー、後味にシンガポールの甘いビーフジャーキー、Bah kwaの旨味が感じられる、"Praline Poprocks Bah kwa"(写真:上段右端)が気に入りました。

冒険し過ぎたくないけれど、シンガポールらしいものを、という方には、レモンのフレーバーがさわやかな、"Laksa Leaf Lemongrass "(写真:下段右端)が食べ易くてお勧めです。
(シンガポールフレーバーのチョコレートは、建国記念日(8月9日)以降も買うことができます。)

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そして、冷蔵で5日ほど日持ちするのが、ポップケーキ(5シンガポールドル)。

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キュートなサイコロのような形のバターケーキで、中にはクリームが入っています。タイルのようなチョコレートのプレートが上に乗っている、お洒落なデザインです。

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そして、日持ちはしないものの、ぜひ楽しんでもらいたいのが、オリジナルのMochi(餅、3シンガポールドル)。

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毎朝工房から出来立てを直送していて、淡雪のように柔らかいテクスチャーの餅の中には、ふんわりとした生クリームと様々な味のソース詰まっています。まだまだ新しいフレーバーを常に考えているそうですが、「チョコレート&トリュフ」や「ポップコーン」のようなひとひねりした味から、「抹茶」や「栗」まで、幅広い味が揃っています。

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個人的に気に入ったのはカプチーノ。コーヒーのソースに合わせた、ふわふわの生クリームの部分が、ちょうどカプチーノのフォームミルクを再現してあるような印象で、お餅の中に本物のカプチーノを閉じ込めたような楽しいデザートでした。抹茶味だけは、普通の生クリームではなく、クリームに京都産の抹茶を混ぜ込んであり、ほろ苦さの中に甘みがある、上質な抹茶の味わいが楽しめます。

そして、シンガポールの朝食の定番といえば、カヤトースト。そのカヤトーストに使われる「カヤジャム」も、ぜひ試してみていただきたい味(賞味期限7日/10シンガポールドル)。

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カヤジャムとは、ココナッツと卵黄を使ったジャムなのですが、茶色い海南風と、東洋のバニラと呼ばれるパンダンリーフを加えた緑色のニョニャ風があり、Janiceのカヤジャムは、パンダンリーフが香る、シンガポールの伝統が生きたニョニャ風。そして、一般的なカヤジャムは、比較的卵の香りが残って、また食感もざらざらしたものが多い中、こちらの特徴は、非常に滑らかなテクスチャー。とろける柔らかな食感は、トーストにつけてもいいですが、そのままスプーンですくって、デザートとしていただきたくなってしまう味。個人的には、ココナッツミルクのソルベやゼリーなどと一緒に食べると美味しいと思います。

そして、お土産として特にお勧めしたいのが、Janiceがスイーツをイメージしてブレンドした、オリジナルのお茶(賞味期限1年/100g入り、14シンガポールドル)。

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常温で持ち運べ、軽いのでお土産にもぴったり。スイーツの味と香りが感じられるのに、ノーカロリーで、ダイエット中の飲み物としても、満足度が高そうです。夜ちょっと甘いものが欲しい時にも是非。

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特に個人的に気に入ったのが、アーモンドの甘い香りが生きた「Marzipan Rose Tea」と、ポップコーンの香ばしい香りが決め手の「Toffee Popcorn Tea」。Marzipan Roseはフルーツタルトなどに、Toffee Popcorn はキャラメルやチョコレート系の濃厚なデザートに合わせたい味です。
本物のアーモンドやポップコーンなど、天然の素材をブレンドして作った自然な味わいで、Janiceならではのオリジナリティあふれるフレーバーはきっと注目を集めるはず。

すべてのスイーツを生み出しているのが、このお店から車で20分ほどの場所に位置するファクトリー。ここにはJaniceのアトリエもあり、彼女が10人のスタッフとともに、日夜新しいスイーツを開発しています。

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ちょうどこの日は、シンガポールをイメージした新作の試作中。ライスミルクを使ったスイーツが生み出されていました。


また別の部屋では、スタッフが砂糖で1000個以上の蘭の花を製作中。

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7月13日からオーチャードでスタートする、シンガポール建国50周年を祝う展示として使われるのだそう。

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エディブルアートのインスタレーションの準備の為、翌日からロンドンに飛ぶというJanice。
そんなJaniceの考えるスイーツは、美味しいだけではありません。

「私にとってスイーツは媒体。例えばペロペロキャンディーなら、普通は砂糖でできているけど、それを何か他のもので表現することはできないか、といつも考えているの」

違ったもので作ることにより、「ペロペロキャンディー」という誰もが知っている既存の概念を覆し、新たな表現として提示する、モダンアートとしてのスイーツを紹介しています。

前衛的なコンセプトの「チョコ絵の具」や「マシュマロアート」だけでなく、ボンボンチョコレートも、手描きの柄が印象的。アートとして作られたスイーツは、ぜひじっくり味わいたいもの。

そんなJaniceが今注目している食材は、日本の青森産の「黒ニンニク」なんだとか。長期間熟成して黒色に変化したニンニクは、「全然ニンニクという感じがせず、とってもフルーティ。どこか、大地の香りがする。そのうちに黒ニンニクを使ったスイーツを登場させる予定」とのこと。

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創造の源となるアトリエには、日本語を含むたくさんのスイーツの本とアート関連の本が揃っていて、ファクトリーの壁には、「ナンセンスは好き。脳細胞を活性化してくれるから」というJaniceの言葉が走り書きされています。

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アートとしてのスイーツを提案しているだけに、デザートを提供する器にもこだわり、「水」や「自然」などをテーマに、オリジナルデザインのものを制作しています。これらの器は、最近、2am:dessertbarで販売を始めたそう。(大皿で50シンガポールドル程)

これから、期間限定ではない本店舗のオープンに向けてまっしぐらというJanice。ティーサロンを併設したお店も考えているそうですよ。

先週はロンドンでエディブルアートのインスタレーションを、オーストラリアでスイーツのポップアップショップをオープン、将来的にはグローバルな展開もあるのかも?

アーティストとしても、パティシエとしても、世界が認めたJaniceが作る、シンガポールならではのスイーツ。
ひと味違う、上質なこだわりのあるお土産を探している方にはもちろん、
ハイセンスでエッジの効いたお土産を探している方、おすすめです!

<DATA>
■Janice Wong
営業時間:10:00〜22:00(無休) 
住所:10 Bayfront Ave, Marina Bay Sands Shoppers #B2-K6, Singapore 018956
TEL:+65 9712 5338
URL: http://janicewong.co/
アクセス:MRTベイフロント駅直結

(6月お題「お土産」)

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カテゴリー お題 ショッピング・雑貨・お土産 レストラン・料理・食材 見所・観光・定番スポット
2015年6月29日
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      仲山 今日子
      元テレビ山梨、テレビ神奈川アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ディレクター、ライターとしてお仕事を受けています。シンガポールのテレビ局J Food & Culture TV 勤務、All Aboutシンガポールガイドブログ。趣味は海外秘境旅行&食べ歩き、現在約40カ国更新中。

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