海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > アジア  > シンガポール特派員ブログ > プーケットの「天国」Paresa Resort P...

シンガポール/シンガポール特派員ブログ 仲山 今日子

シンガポール・シンガポール特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2018年8月21日

プーケットの「天国」Paresa Resort Phuket


プーケットの「天国」Paresa Resort Phuket

週末に、シンガポールから飛行機で2時間弱、タイ・プーケットに行ってきました。空港から南に1時間弱のリゾート、Paresa Resort Phuketです。

th_1IMG_7451.jpg

Paresaはタイ語で「天国の中の天国」という意味。その名前通り、入り口は仏教寺院をイメージした建物で、スタッフは「エンジェル(天使)」と呼ばれます。

th_1IMG_7979.jpg

ロビーからヴィラに案内される際には、天国のドアを開けるという、銅鑼を鳴らしてから入ります。

th_1IMG_7964.jpg

そうすると、暗い場所から、一転して明るいインフィニティプールと、眺望が望める場所に来ます。足元には純金だというタイルが敷き詰められ、「天国へようこそ!」と迎えられます。

th_1IMG_7963.jpg

今回用意していただいたのは、一番上のカテゴリーのGrand Residence 2で、部屋には海を望むお風呂、インフィニティプール、

th_1IMG_7455.jpg


IMG_7986.jpg

IMG_7988.jpg

巨大なリビングには、中国料理の円卓のようなテーブル

th_1IMG_7462.jpg


th_1IMG_7544.jpg

そして冷蔵庫、オーブン、ガスコンロが揃ったキッチンもついています。長期滞在できたら、ここでゆっくりと料理して過ごすのも楽しそうです。


th_1IMG_7535.jpg

「ヴィラの平均の広さは660平方メートル。ほとんどのヴィラにこのリビングやキッチンはついているので、ファミリーで滞在する人も多く、通常だいたい3〜5泊されて行かれますね」と、リゾートの責任者である、Dawid Koegelenberg ジェネラルマネージャー。

IMG_8047.jpg

レストランは一箇所で、地中海料理のDiavoloと、タイ料理のTalung Thai、二つのレストランとして楽しめます。朝食、昼食、夕食と楽しむ、オールデイダイニングとしての位置付けです。

th_1IMG_7941.jpg

一人はタイ料理が食べたいけれど、もう一人は地中海料理が食べたい、と言う時にも、どちらも食べられるというのは便利なもの。

th_1IMG_7922.jpg

朝食は、ヨーロピアンメニューとタイのメニューから、一人2品を選び、あとは、パンやシリアル、フルーツ、オーガニックのヨーグルトなどはビュッフェという形式。

温かいメニューは、スタッフの方のおすすめに従い、二種類の麺と、チキンコンソメの効いたタイ風オムレツ、パリスタイルのクレープを。豚肉のPad see-ewは平麺で甘口の醤油味、Pad Thaiはスイートチリソースをさらに甘くしたような味わい。ライムを絞って、すっきりといただきます。全体的に、麺はしっかり甘い味わいでした。

th_1IMG_7508.jpg

ランチタイムは、タイ料理のセットメニュー(一人1200バーツ)がオススメ。

th_1IMG_7498.jpg

この日の内容は、野菜の揚げ春巻き、牛、豚、鳥の三種類のサテー。サテーはココナッツミルクの味わいが強いマリネがされていて、マッサマンカレーを思わせるような、スパイスの効いたピーナッツソースと合わせていたのが印象的でした。

th_1IMG_7507.jpg

その他にも、少しだけココナッツクリームの入ったトムヤンクン、南タイ料理の、大きな海老のタマリンド炒め、青菜と蒸し煮にした豚肉の、やや甘めのオイスターソース炒め、柔らかく煮込んだ鴨肉やチェリートマトが入ったマンゴーの香りのフルーティーなカレー、白米。そして、マンゴースティッキーライスと、野菜もしっかり摂れて、素材も重複せず、これぞタイ料理!と言うメニューを楽しめます。

また、夜はビーチサイドなどでのロマンティックなディナーが提供されている他、メインレストランでは、8月に新しくやって来たばかりの、Young Houn Oh
通称Frankoシェフによる料理が楽しめます。

th_1pMQgqBdg.jpg

オーストラリア育ちの韓国人シェフで、パリのコルドン・ブルーで製菓を学んだ後、プラザ・アテネでクリストファー・ミシャラクシェフの元で働き、その後デザートから料理の道に進んだという経歴の持ち主。

まだ8月に着任したばかりで、既存のメニューの数を減らして半分ほどに絞り込み、新しいメニューを考案中というFrankoシェフに、幾つか、今考えている新しいメニューを作っていただきました。

th_1IMG_7844 2.jpg

GMのDawidさんオススメの、きゅうりのジュースに梅酒、ジンを加えたカクテル、Ginnieを。

Seared Hokkaido scallop, Phuket lobster congee, crumbled salted egg yolk

th_1IMG_7851.jpg

まずは、ここのシグネチャーのプーケット産ロブスターのおかゆ。「プーケットの魅力は海産物。特に、ロブスターのクオリティは最高。バンコクのレストランも、プーケットからロブスターを買っていますから」とFrankoシェフ。そこに、表面を香ばしく焼き上げた北海道産のホタテ、テクスチャを変えた自家製の2種類の塩漬け卵黄を作ってのせてあります。米だけではなく、押し麦が入っていて、食感のアクセントになっています。
このメニュー自体は以前からあったものだそうですが、作り方を変えているのだとか。例えばビスクの作り方は、「韓国では、スープを作る際に、キャノーラオイルを入れて、香り成分を逃げないようにする、という考え方があります。ビスクは油脂分が少ないですから、この考えを応用して、煮込む際にほんの少しキャノーラオイルを入れています」と話します。


すっきりと軽快なソーヴィニョンブランとのペアリングでした。

Cricket spiral pasta, cauliflower cream black truffle, zucchini, tomato, garlic flakes

th_1IMG_7855.jpg

そして、タイで作られているという、コオロギのパスタに、地元の芋虫をフライパンで炒ったものを添えて。タイではこの、フライパンで炒った芋虫はスナックとして親しまれているそう。川エビの唐揚げのような香ばしい味わいに、少し木の香りがします。ドライトマトで甘みと酸味のアクセントを加えたベシャメルソースのようなクリームソースベースのおかげか、コオロギのパスタは、癖のない味わい。「ホテルのダイニングということで、レストランとは違い、コンフォートフードにどこか新しさをプラスしていきたい。コオロギのパスタは、高タンパク質。今の健康志向を考えた上で、どんなものが世界から来るお客様に受けるかを考えている」のだそう。確かに、リゾートホテルを選ぶ上で、そこで時間を過ごすことで、心身ともに健康になる、というのは重要なキーワードです。

ペアリングはすっきりとしたシャブリを。

New Zealand milk-fed Lamb loin, smoked beetroot, eggplant chutney, herb jus

th_1IMG_7863.jpg

しっかりとニンニクや、ローズマリーなどのハーブが香るニュージーランド産の乳のみ子羊は、羊肉が苦手な人でも食べられそう。46度で6時間低温調理をしたあと、フライパンで表面を焼き上げています。ラムラックに見えるのは、ひき肉で作った食べやすいもの。りんごの木のスモークをかけたビーツはチャツネと、クリームとオリーブオイルを加えたピュレの2種類の仕立て、地中海風のイメージのナスのピュレを添えて。

こちらは、イタリア・トスカーナ産の、杉の木やダークベリーの香りがあるサンジョヴェーゼと合わせて。

th_1IMG_7862.jpg

デザートは、ランブータンを使ったもの。
Rambutan custard tart, spicy mango, pandan coulis, coconut sorbet

th_1IMG_7869.jpg

「ランブータンは穏やかな味わい、その魅力を引き出すために、カスタードのベースの中に入れて煮出して、ブリュレを作り、その上にマンゴーとスターアニス、シナモン、そして甘すぎると感じさせないように、韓国産の唐辛子パウダーを隠し味に入れています。その上に生のランブータンを飾り、砂糖を振り替えて上からバーナーで炙って、味を凝縮させて仕上げています」とFrankoシェフ。ココナッツミルクソルベは、カフィライムの葉を入れて、タイ風に。そして、こちらでも食べられているというカヤのピュレは、ブリュレの卵の印象と重ねて。

ペアリングは、タイの甘口ワイン、Monsoon Valley Muscat。マスカットの香りとジューシーな印象の甘口の味わいは、ランブータンの印象とも重なります。

th_1IMG_7866.jpg

初めて料理長という立場になったというFrankoシェフ。今の時期のお客様は、中国、韓国、オーストラリアからが多く、秋冬になると、欧米のゲストが増えて来る。それぞれのお客様が、どんな料理を食べてきているか。食べて落ち着く故郷の味わいに、新しさを加えた料理、そのバランスを探っていきたいのだと言います。
タイ産のチーズも、良質なものが出てきている。「今は使うチーズの半分がタイ産のものです」とFrankoシェフ。タイならではのオリジナリティのある味わいを、どんな風に表現していくのか、これから楽しみにしたいと思います。

今回訪れた8月を含め、5月〜10月は雨季ですが、2泊3日の滞在中、しっかり雨が降ったのは一日だけ。ルームサービスのメニューも充実していて、レストランとほぼ同じメニューを楽しめるので、ここ南部タイのシグネチャー料理 を部屋で楽しむも良いですし、

th_1IMG_7772.jpg

th_1IMG_7780.jpg

World Luxury Spa Awardsで2014年のBest Luxury Resort Spaに選ばれたThe Spa by Paresa でのんびり過ごすのもおすすめです。

th_1IMG_7808.jpg

運が良ければ、こんな素晴らしい夕焼けが望めます!

th_1_K3_9544.jpg

<DATA>
■Paresa Resort Phuket
住所:49 Moo6, Layi-Nakalay Road, Kamala Kathu, Phuket 83150, Thailand
TEL:+66 (0) 76 302 000
URL: https://www.paresaresorts.com/

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー レストラン・料理・食材 旅行・ツアー・ホテル 見所・観光・定番スポット
2018年8月21日
« 前の記事「ミシュランシンガポール2018発表!」へ
おすすめ記事
    シンガポール特派員 新着記事
    プーケットの「天国」Paresa Resort Phuket
    ミシュランシンガポール2018発表!
    [International Wine Challenge] ロンドンで世界一の日本酒発表!
    [パリ]パラスホテルの三ツ星レストラン「Le Cinq」
    [モナコ] アラン・デュカス氏の三つ星旗艦店、Le Louis XV
    [パリ] 揺るがないオリジナリティ、三ツ星「L'Astrance」
    [フランス]鮮やかな南仏の自然の息吹を伝える二ツ星「Mirazur」
    [リヨン] 巨匠、ポール・ボキューズの旗艦店「もっとも大きな変革とは変わらないこと」
    1年前の同じ月に投稿された記事
    [Art at Curate] 韓国の一ツ星Mingles、東洋医学の考えを生かしたモダン韓国料理
    ミシュラン一ツ星を新たに獲得、Metaの夏のメニュー
    3年連続アジアNo.1、Gaggan x Ola Cocina del Mar
    Stellar at 1-Altitudeでオーストラリア和牛尽くしのコース

    シンガポール旅行 旅スケジュール

    旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■シンガポールの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

    アジア特派員ブログ一覧

    インドネシア/ジャカルタインドネシア/ジャカルタ2インドネシア/バリ島インドネシア/バリ島2インドネシア/バンドゥンインド/デリーインド/トリヴァンドラムインド/ベンガルールインド/ムンバイウズベキスタン/タシケントカザフスタン/アスタナカンボジア/シェムリアップカンボジア/プノンペンシンガポール/シンガポールシンガポール/シンガポール2スリランカ/コロンボタイ/チェンマイタイ/バンコクタイ/バンコク2タイ/バンコク3ネパール/カトマンドゥバングラデシュ/チッタゴンパキスタン/カラチフィリピン/セブフィリピン/セブ2フィリピン/パナイ島フィリピン/パナイ島2フィリピン/マニラベトナム/タインホアベトナム/ニンビンベトナム/ハノイベトナム/ハノイ2ベトナム/ホーチミンマレーシア/クアラルンプールマレーシア/クアラルンプール2マレーシア/ペナンミャンマー/バガンミャンマー/ヤンゴンモンゴル/ウランバートルラオス/パークセーラオス/ビエンチャン中国/フフホト中国/マカオ中国/上海中国/上海2中国/上海3中国/北京中国/南京中国/広州中国/深セン中国/蘇州中国/香港中国/香港2台湾/北投台湾/台北台湾/台北2台湾/高雄東ティモール/ディリ韓国/ソウル韓国/ソウル2韓国/ソウル3韓国/済州韓国/釜山

    アジアにもどる

    • 特派員プロフィール
    • シンガポール特派員

      シンガポール特派員
      仲山 今日子
      元テレビ山梨、テレビ神奈川アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ディレクター、ライターとしてお仕事を受けています。シンガポールのテレビ局J Food & Culture TV 勤務、All Aboutシンガポールガイドブログ。趣味は海外秘境旅行&食べ歩き、現在約40カ国更新中。

    • リーダーに登録

    地球の歩き方Web特派員募集