東欧ガスクライシス

公開日 : 2009年01月10日
最終更新 :

まずはこちらの記事を見てください。

本日のソフィアの気温は最低気温がマイナス12度、最高気温がマイナス5度。

こんな氷点下の中、ブルガリアでは主要暖房の源であるガスの供給が絶たれました。

このガスクライシスによりブルガリア、東欧諸国は大変厳しい冬を過ごさなければならなくなりました。

ソフィアを初め、ブルガリアの都市部の暖は「セントラルヒーティング」というものに頼っています。

ガスボイラーで沸かしたお湯を循環パイプを通してソフィア中の各家庭に暖が供給されており、

ヒーターや電気ストーブ等の無い家庭がまだ多いブルガリアではほぼこれに依存しています。

そんなセントラルヒーティングの燃料であるガスはウクライナ経由でロシアから輸入されていたのですが、

ロシアとウクライナのガス紛争の影響をブルガリアがもろにかぶってしまいました・・・。

(ガス紛争の詳細はリンクをご覧ください)

まだ、完全にセントラルヒーティングが止まったわけではなく50%近く暖房量を落とされてるんですがヤッパリ寒い。

かろうじて部屋の温度は10度前後といったところです。

ソフィア中の電気屋は電気ストーブを求める客でごったかえしているようですが・・・。

一般家庭は電気ストーブで何とかなるから特に問題ではないと個人的に思うけど、病院大変だろうな。

今回のガスクライシスはブルガリアだけでなく、隣国ギリシャやマケドニアにも影響が出ているとのこと。

犠牲者が出ないうちに改善されることを願います。

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