【職人さんシリーズ第1回】 教会の鐘打ち職人
聖アレクサンダル・ネフスキ大聖堂。
観光客がソフィアに訪れると必ず立ち寄る「ソフィアの顔」とも言うべき名所です。
個人的にこのネフスキ大聖堂やリラの僧院のように贅の限りを尽くした豪華絢爛な教会は余り好みじゃなく、
この間紹介したような質素な教会や修道院の方が好きなので、最近まではこの教会に全く興味を持ったことは無かったのですが、先日ふとした縁でネフスキ大聖堂の鐘を打つおばあちゃんと偶然知り合いました。
そして、そのおばあちゃんに連れられて鐘を打つところを見せてもらったのでご紹介します。
聖アレクサンダル・ネフスキ大聖堂の内部、秘密の入り口から入り螺旋階段を上った先には・・・
金ピカのドームと十字架が大迫力で視界に入ってきます。
わー。けっこういい景色。
いい感じで中心地を見下ろせるロケーション。俯瞰ポイントにいいかも。
街を眺めるのもそこそこに、鐘のある金ピカドームの塔の内部に侵入。
塔の内部は大小様々な12個の鐘で埋め尽くされています。
最も大きい鐘で12トンもあるそう。
塔の内部に入るやいなや、いきなり激しい轟音が耳をつんざきました。
何の合図もなしに鐘打ちのおばあちゃんが後ろで演奏(?)を開始。
こちらが聖アレクサンダル・ネフスキ大聖堂の鐘を鳴らすこと20余年の鐘打ち職人さん。
連れてこられる前は「鐘を打つだけでしょ?」と軽く思っていましたが、手と足を巧みに使い12の鐘を打ち旋律を刻んでいく様は見事な職人技デシタ。
鐘を打っているところをデジカメで少し撮らせてもらいましたので、良ければ動画でご覧下さいませ↓
毎週日曜のミサの前には約30分に渡り鐘が打ち続けられます。
デジカメを通すと音はそんなでも無いですが現場では耳が痛くなるくらいの大音響。
迫力満点なので今度は機会があったら何かの番組で撮影したいなぁ。
それにしても全世界共通ですが、何かの職人さんっていうのはカッコいい!
今後もブルガリアの職人さん、シリーズ化して不定期で紹介していきますね!
オマケ。
若干ブレてますが、ネフスキ大聖堂の天井から下を見下ろしたところ。
キレー。
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