【お奨めのお宿シリーズ第1回】 コステンコヴツィ村
コステンコヴツィ村。
ヴェリコ・タルノヴォから南西約25kmの山間にある隠れ里。
人口わずか30人の小さな村にブルガリアでも最高峰のお宿があります。
こんな感じの昔ながらのブルガリア伝統の石造りの宿には、
日本の白川郷のような合掌造りの宿で泊まるのと同じ情緒が感じられます。
宿泊/朝食付き
一室50レヴァ〜(約3500円から)
室内も石造りなので夏は涼しく、冬は暖炉の暖かさを逃さない造りで快適。
ブルガリアらしさ満点の調度品で装飾されたお部屋。
古き良き時代を偲ばせる内装のお部屋でゆったり。
ブルガリアらしい昔ながらのお宿は地方に沢山ありますが、
こちらの宿は日本人には大切な水周りもしっかり設備されているので嬉しいです。
他の宿は雰囲気や料理の味が抜群でも、水周りには気を使っていないところが多く
すぐお湯が出なくなるシャワーだったり、水の出ないトイレだったり。
お宿でゆったりお風呂につかれるのは日本人には嬉しいですよね('-'*)
コステンコヴツィ村の道。
雄大な自然に囲まれたノンビリしたところ。
ヴェリコ・タルノヴォ周辺にはこの村だけではなく、興味深いところが多いです。
お宿から歩いて3分の場所にある、宿が経営するお店で食事がとれます。
席は緑に囲まれたオープンテラス席、高級レストラン風の席、個室と3つに分かれています。
↑こちらは個室の席です。
メニューはイノシシや鹿、ウサギなどを使った地方の郷土料理やオーソドックスなブルガリア料理などが充実。
一押しは子羊のグリルや牛スジのワイン煮込み。他の料理もどれもかなりハイレベルで美味しい。
あと、頼めばシェフおまかせのコース料理を出してくれることもあるけど忙しかったら断られます。
ちなみに、おまかせコースで頼んだらこんな感じです。
↑(サラダ) ピーマンとナスのペースト
↑(前菜) 森で採れたキノコの肉詰め
↑(メイン) 子羊のリブ炭火焼き
↑ナン風の薄焼きパン
あとこの他に、写真を撮り忘れましたが地鶏のスープもメインの前で出ました。
こちらのコースでお一人さま約30レヴァ前後(約2000円)
ワインや追加料理(牛スジのワイン煮込み等)を頼んでも一人頭約50レヴァ(約3500円)ほど。
洗練された味の料理の割には安い!
朝食も同じお店でとりますが、
重厚感のある個室じゃなくて爽やかな雰囲気の席が朝は良いですね。
宿泊料金に含まれている朝食メニューは、
自家製ハーブティーとメキツァ(揚げパン)のみとシンプル。
別料金になりますが、メニューからスープやサラダなども頼めます。
自家製ハーブティーは毎回異なり、
リンデンだったりローズヒップだったりミックスだったり様々ですが美味しすぎます!
夏場はゆったり外のテラス席に座って、小鳥のさえずりに耳を傾けながらハーブティーを飲む。
それがすご〜く贅沢な気分で最高!
このお宿があるコステンコヴツィ村。
辺境にある隠れ里なのでバスや電車等はありませんので車必須。
住所もないので、行かれる際は「ドリャノヴォ僧院あたり」を散策してみてください。
僕の中で間違いなくブルガリアナンバー1の宿です。
これまで日本からいらした女優の方達も撮影外でお連れしましたが大好評でした(^-^*)
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