ブルガリアでの自然体験ーヴィトシャ自然公園

公開日 : 2019年07月29日
最終更新 :
筆者 : チカ

ブルガリアの首都・ソフィアは山に囲まれていますが、ソフィアにおける代表的な山といえばヴィトシャ山です。

そんなヴィトシャ山の一部は実はバルカン半島で最も古い自然公園として指定されています!

ヴィトシャはブルガリアのみならず、バルカン半島でも最も古い自然公園です。1934年10月24日に国定公園に指定された公園は、2000年に自然公園に再指定されました。現在の面積は27079ヘクタールです。園内には、2つの生物圏保護区(ビストリシコ・ブラニシテ、トルフェノ・ブラニシテ)と自然名所のドゥフラタ洞窟があります。

(引用:ブルガリア・オフィシャル観光サイトより http://bulgariatravel.org/ja/object/237/vitosha#map=6/42.750/25.380

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広大な敷地を持つヴィトシャ自然公園にはハイキングやトレッキングのため多くの人が訪れます。

山でのトレッキング・ハイキングというと一見大変そうに思いますが、子供連れの私でも気軽にアクセスし自然と親しむこともできました。

ヴィトシャ自然公園へのアクセス

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ソフィアの中心部からヴィトシャ自然公園までは車かケーブルカーで行くことができます。

車では約1時間、ケーブルカー利用の場合はケーブルカー乗り場まで約30分+ケーブルカーの乗車して30分程度です。

今回私はケーブルカーで公園まで行きました。

ケーブルカーに関しての記事はこちらの記事で詳しくご紹介しておりますのでご参照ください。

ヴィトシャ自然公園でのハイキングレポート

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ケーブルカーを降りるとそこはすでにヴィトシャ自然公園の中です。

冬はこの場所はアレコと呼ばれるスキー場として多くのスキー客で賑わっています。

標高約1800mに位置しているため夏場でも涼しく感じられました。

私たちは6月末に訪れました。ソフィア中心部では半袖で十分なほど暑い日でしたがが、薄手の上着が必要なくらいの涼しさでした。

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少し歩くと湧き水を汲むことができる場所があり、多くの人がペットボトルに水を詰めていました。

触ってみると夏場でもとても冷たく気持ちよかったです。

冬場はスキー場になっている傾斜を登ったり、遊歩道を歩いているとさまざまな植物を目にすることができました。

6月~10月はワイルドフラワーが咲き乱れるため、ハイキングにはちょうどいい季節だとブルガリア人の友人は言っていました。

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ケーブルカー乗り場の近くにはログハウスがあったり、

遊歩道の途中にはゲストハウス兼レストランがあったりするため山頂での食事にも困りません。

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今回私たちはゲストハウス兼レストランの[Guesthouse Moten]というお店で昼食を取りましたが、どの料理も美味しく店員さんは英語も通じたため安心して食事をとることができました!

ソフィア市内のブルガリア料理レストランで食事をすると、あまり魚は食べられないのですがここでは鱒の塩焼きがありました。

リラの僧院でもそうでしたが、山の近くの川では鱒がよく取れるそうです。

臭みもなくとても美味しく頂きました。

山などに登った際、特に子連れだとトイレ探しに苦労することもあります。

けれどこちらのゲストハウスにも、ケーブルカー乗り場近くのレストランにも比較的きれいな洋式トイレがありました。

おかげで3歳の娘を連れていてもトイレがないor和式しかないため用を足すことができない!などの問題で困ることはありませんでした。

ヴィトシャ自然公園の楽しみ方まとめ

●ソフィア中心部から約1時間でアクセス可能なため気軽に行くことができる。

●本格的なハイキング・トレッキングも、気軽なお散歩も可能。

●山頂でおいしい食事をとることもできる。

今回私たち家族は、スーパーに行こうと思って家を出たけれど、天気がよいので山に行ってみようと気軽にヴィトシャ山に行ってみました。

それくらい気軽にアクセスすることもできるヴィトシャ自然公園。

多くの植物を目にすることもでき、空気もきれいなのでよいリフレッシュになりました。

ソフィアにお越しの際、お時間があればぜひ訪れてみてください。

●ヴィトシャ自然公園●

・住所:17, Antim I St., Vazrazhdane Sq., 1303 Sofia

・Tel: +359 2 988 58 41; +359 2 989 5377

・e-mail: dppvitosha@dag.bg

筆者

東京特派員

チカ

2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!

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