ブルガリアの母の日は日本とは違う?!

公開日 : 2020年03月13日
最終更新 :
筆者 : チカ

母の日といえば日本では5月の第2日曜日ですが、ブルガリアの母の日は日本とは異なり、3月8日を母の日としています。

また3月8日は国際女性デー (International Women's day)。

ブルガリアでは毎年この日を盛大にお祝いします!

今回のブログではその様子をご紹介します。

ブルガリアでは3月8日に女性に花を贈るのが一般的

IMG_3206 (1).jpg

冒頭でもご説明した通り、3月8日は母の日&国際女性デー。

国際女性デーは【すべての人は平等である、女性の尊厳も大切に】というテーマで制定された日。

世界各国でそれぞれの祝い方があるようですが、ブルガリアでのメジャーなお祝いの方法は花を贈ること。

IMG_3204 (1).jpg

この時によく贈られるのは紫のヒヤシンス。

その理由は国際女性デーのテーマカラーが紫だからです。

紫は尊厳と正義を象徴する色とされていて、女性の権利を求める国際女性デーのシンボルカラーとなっています。

母の日なので子供から母へ花を贈るのは一般的ですが、それだけではなく、父親から娘へ、仲のよい女性同士などすべての女性に花を贈る習慣があります。

学校のある日には女性の先生に子供から一輪の花を贈るパターンも多くて、この日は花を持った人を町でたくさん見かけます!

(今年はたまたま日曜日だったのと、インフルエンザによる休校のためあまりその姿が見られず個人的には残念でした......)

3月8日には特有の挨拶まである!

国際女性デーにあたり英語では"Happy IWD!(International Women's Day)"、"Happy Women's day!"などの挨拶が交わされますが、ブルガリアでは

"Честит 8 март!!"(3月8日おめでとう)

という特有の挨拶もあります。

お花屋さんで花を買った時や、お店で買い物をした時などに店員さんから声をかけられたり、友達同士の会話やメッセージのやり取りで使ったり。

3月には先日ご紹介したバーバマルタもあるのでお祝い事が多くて、何だか幸せな気分に浸ることができます♪

3月8日限定のセールを行うお店や花屋さんの露店が出たりする!

IMG_3205.jpg

3月8日には38%オフのセールをしたり、女性用の下着屋さんが一部セールをしていたり、お店を訪れる女性客に小さなギフトをくれたり。

町に出るとこの日の特別感を感じることができます。

また花を贈る習慣があるため、駅前や町角には花屋さんの露店が現れます。

先日まではマルテニッツァの露店があった場所で花が売られているパターンが多いです。

スーパーでも花売り場が充実していたり、花屋さんでもカラフルな花束が並んでいたりと見ているだけでも楽しめます。

ブルガリアの3月8日の過ごし方についてご紹介しました!

日本ではまだあまりメジャーではない国際女性デーですが、個人的に花を贈る習慣が素敵だなと思っています。

この時期にブルガリアを訪れる機会があれば花であふれる町角の風景をぜひお楽しみください!

筆者

東京特派員

チカ

2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。