隠れた名所?!ブルガリアのビーチリゾート【ブルガス】
ブルガリアにはビーチリゾートがあることを皆さんご存知ですか?
ブルガリアの東側は黒海と呼ばれる海に面していて、そこはビーチリゾートとして夏場観光客でにぎわいます。
黒海の2大リゾートといえばヴァルナとブルガス。
今回はそのうちのひとつ、ブルガスを紹介します!
ブルガスってどんな町?
ブルガスはブルガリア第4の人口を有する都市、黒海南沿岸の中心となる都市です。
港を有するため、物流や交通、工業の拠点として昔から栄えてきました。
歴史的には古代ギリシャ都市のひとつで、1878年にブルガリアがオスマントルコ帝国から独立した際には、ブルガスに住んでいたのはほとんどギリシャ人だったそうです。
ブルガス国際空港もあり、他国からもアクセスしやすいため、昔から夏になるとロシアやドイツからの観光客が多く訪れています。
ソフィアからは車で約4時間〜4時間半。時間はかかりますが、高速道路が通っているため黒海沿岸の都市のなかでも最もアクセスしやすい町のひとつです。
黒海って何?
先ほどから黒海という名称を読んでいますが、そもそも黒海自体日本人にとってはあまりなじみがないかもしれません。
黒海とは、トルコ(イスタンブール)のボスポラス海峡を通ってエーゲ海から続く内海。
トルコやブルガリア、ロシアなどに囲まれています。
黒海という名前の由来には諸説ありますが、一説では海の色が深い青、黒味を帯びているためと言われています。
日本人にとっては深い青の海はなじみ深いけれど、エーゲ海に慣れているヨーロッパの人々にとっては透き通ったビーチになじみがあるため、黒海が独特の海に映ったのかもしれません。
海の色は深い青ですが砂浜は白く、絵になる風景です。
内海なので波も穏やかで海水浴にも適しています。
ブルガスに行ったら絶対行くべきThe Sea Garden(海浜公園)
ブルガスの口コミで最も評価が高いポイントはビーチ沿いに広がるThe Sea Gardenと呼ばれる海浜公園。
全長5kmにもわたる広い敷地を持つこの公園は、1910年に設立されて以来ブルガス市民やブルガスを訪れる人々に愛され続けています。
世界各国から取り寄せた多様な植物が栽培され、緑が鬱蒼とした散歩道は夏の強い日差しから訪れる人を守ってくれます。
また海辺に行きたいと思えばビーチにもすぐアクセスすることができ、公園敷地内にはタオルや浮き輪をはじめとしたビーチグッズを販売する露店やアイスクリーム屋、レストランなども多数建ち並んでいるため、ふらっと訪れることもできるでしょう。
公園内には遊具もあり、比較的新しく、子供連れにもうれしいポイント満載。
自転車置き場は魚のモチーフなど、ちょっとした遊びゴコロが感じられる公園です。
ちなみに海浜公園沿いにある海水浴場には、オープンシャワー(水のみ)が設置されていたり、着替えるためのつい立てが用意されていました。
数に限りはありますが、ビーチパラソルなどもあり、トップシーズン(7、8月)にはかなり混み合うそうです。
■The Sea Garden
・住所: 8000 Burgas,Bulgaria
・営業時間: 24時間
・休園日: なし
ブルガスのおすすめレストラン「Neptune」
海浜公園のなかのビーチサイドには、ブルガスで一番有名かつ高級といわれるレストランがあります。
それがNeptune(ネプチューン)です。
こちらのお店は地中海料理、ヨーロッパ料理のレストランなのでメニューも豊富です。
そのなかでもおすすめしたいのはやはりシーフード!
黒海沿岸ではムール貝が名物なのでぜひ試してみてください。
正直私は貝類全般が苦手なのですが、ここのムール貝を食べてからムール貝を見る目が変わりました♪
まったく臭みなどもなく、風味豊かでおいしかったです♪
わが家は子供連れで昼時に行ったので海が見えるテラス席を利用しましたが、すぐ横には遊具もあり遊ぶこともできました。
ディナー利用の場合にはレストラン内にキッズルームもあり、預かりも可能とのことです。
高級レストランといわれるお店でもキッズフレンドリーなのは子供連れにとってかなりありがたいポイントです。
シーフード以外にもスペアリブなども柔らかくおいしく、雰囲気もよく、ゆったりした気分で食事を楽しめました。
■Neptune
・住所: Primorski park,plaj Centeren,8000 Burgas,Bulgaria
・電話番号: +359878101788
・Eメール: restorant@neptunburgas.com
・営業時間: AM9:00〜AM12:00(深夜0時)、休業日なし
・予約: 可
今回はブルガリアの黒海沿岸都市、ブルガスについて紹介しました。
ブルガリアらしさを楽しむという観点とは少しずれるかもしれませんが、ゆったりした時間の流れを楽しむビーチリゾートとしておすすめです!
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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