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ドイツ/シュタインバッハ特派員ブログ 増井 尚美

ドイツ・シュタインバッハ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


現在の様なシステムキッチンは、オーストリアの女性建築家が生み出したフランクフルトキッチン”Frankfurter Küche(フランクフルター・キュッヒェ)”が原型なのだとか。 狭いキッチンでも効率よく動けるようにと考え出されたもので、何とも合理的なドイツらしい発想から生まれたキッチンだと納得です。
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ドイツ暮らしも17年になりますが、当初からドイツのキッチンに憧れを持っていました。 ドイツの家具屋さんには、本当にステキなキッチンがたくさん並んでいて魅力的なんですよ、これが。 
「いつかこんなステキなキッチンにしたいなぁ~」と夢見る日々。
そして、やっとその夢が叶う日がやってきたのです。

ドイツのキッチンリフォーム

ドイツでは、システムキッチンを買ったら、全てその業者がリフォームを手がけてくれる訳ではありません。
もちろん、予算に糸目をつけないのであれば、そういう選択肢も可能なのかもしれませんが、一般的には、大型家具チェーン店などで、キッチンを買うと、業者はデリバリーと設置(有料)だけ、デリバリーまでに、自分たちでキッチンが設置できる状態にしておかなければなりません。

これが、日本人の私たちにはハードルが高く、なかなかキッチンリフォームに踏み切れなかった大きな理由です。
近しい南アの友人が家を買い自分たちでリフォームをしたので、その手伝いで身近に色々と体験したり、友人にアドバイスをもらったり一緒に作業をしてもらったりと、そんなこんなで、今回やっと実現したのでした。
DIY初級者の私たちがいきなりドイツでキッチンリフォーム!?という、なかなか日本では体験できない貴重な経験をしたのでその実体験レポートをお届けします。


キッチンリフォームはこんな手順で進む!

1. 大型家具チェーン店やキッチン専門店でどんなキッチンにするかを決定
ドイツやイタリアなど各メーカーのキッチンがディスプレイされているのでその中から好みのキッチンを選択。 私たちは今回、ドイツのキッチンメーカーNolte(ノルテ)のものに決定!
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2. キッチンデザインの作成
私たちが利用したのは、近所の大型家具チェーン店。 実際のデザインを決めるためアポをとり、キッチンデザイン図を作成します。 
「オーブンは高い位置に、アポテケシュランクを入れたい、角に回転式の鍋収納棚を…」と要望を出し、持参した家のキッチン間取り図を基にモニターに作られたキッチン設計図を見ながら1つずつデザインを決めて行きます。 お店の人が上手に設計図に合せてパーツを組み合わせて行ってくれます。
キッチンに入れる電気製品、オーブン、食洗機、調理器、換気扇はどこのメーカーのどれにするかも全て決定。

3. 契約書にサインをして初めてオーダー
ドイツは家具もそうですが、オーダーから3・4週間くらい待つのが当たり前です。 私たちの場合、3月中旬くらいのオーダーで5月初めがキッチン搬入日でした。

4. 専門業者が実寸測定。
調理器の前の壁には、乳白色のガラスを入れることにしたのですが、コンセントの部分を切り抜くための採寸を自分たちでするか、業者に頼むかと聞かれ業者に採寸をお願いしました。 やはり専門の人に来てもらって良かった。「回転式の鍋収納棚はこのままだと水回りのパイプを傷つける恐れがある。」ということと、「冷蔵庫のドアが手摺りに当たる可能性がある」という診断でしたから。 再度デザインの練り直しをして修正版が完成。

5. 冷蔵庫購入。
ドイツのキッチン、冷蔵庫もシステムキッチンに組み込まれているのがスタンダードです。
システムキッチンと同様の化粧版をドアに張り付けてキッチンの1部になっているタイプです。 前のキッチンもこのタイプだったのですが、古かったせいか、扉がきっちり閉まらなかったり、水がたまったりと不満な点が多かったので、絶対独立型にすると決めていました。
キッチンリフォームプロジェクトの最大の重要ポイントが、日本の様に冷蔵庫は独立型で…というものでした。
できれば、日本製の冷蔵庫が欲しかったのですが、現在日系の家電メーカーはドイツでは冷蔵庫を販売しておらず、検討の結果Bosch(ボッシュ)に決定。

6. キッチン搬入前準備
調理器前の壁のタイルを剥がし、モルタルを塗り直して平らに。
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古いキッチンの取り外し。
キッチンが無いと困るので、水回りコンロ部分、冷蔵庫は最後まで残しておきました。
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汚れを落とし、ペンキで塗り直し。
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7. 冷蔵庫の搬入とキッチン設置
冷蔵庫は前もって搬入。 古い冷蔵庫は新しいものと引き換えに業者で引き取りをしてくれました。 別の全ての電気製品も引き取ってくれないかと交渉してみましたが、ダメでした。
キッチンの設置には2日間を要しましたが、実際にはほとんどの作業が1日目で完了、2日目は半日で作業完了。

8. 粗大ごみ集荷の前日に全て道路へ。
シュタインバッハは定期的に粗大ごみの収集をしており、大きなものも回収日前日までに道路へ出して置くと回収して行ってくれます。
少々大きすぎるものもあったので心配でしたが、翌日ちゃんときれいになっていたので無事回収された模様。
それよりもビックリしたのは、大きなものを運んでいた主人を見つけた回収屋さんが、「鉄のものは無いか?」と言って、食洗機、冷蔵庫、調理器などの電気製品全てを庭から運び出して持って行ったことです。
通常、これらの電気製品は別途連絡を入れて持って行ってもらうことになっているのですが、アポの必要は無かった様です。
粗大ゴミ回収日前日に、トラック何台もで周辺を周って使えるものを持って行く人たちが居るのは知っていたのですが、まさかこんな壊れたものまで持って行くとは思っていなかったのでビックリでした。

こうしてやっと出来上がったキッチンが最初の写真です。
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実は、ソケット部分の採寸を再度したいということでフロント部分のガラスがまだ付いておらず、さらに照明も変えたいと思っているので、まだ未完成。 ブラインドも取り付け予定。

ご覧の通り、ドイツ人のキッチンカウンターの様にスッキリしておらず、まだまだ理想のキッチンには程遠い状態です。

それでも今回のリフォームでは、かなりの冒険をしています。
前からやってみたかった黒カラーのインテリア、今回悩んだ挙句黒いキッチンに白のカウンターという選択をしました。 それに、黒に青のカラーを前からやってみたかったので、思い切ってフロント部分は濃い目のブルーでペイントしてみました。 ここに乳白色のガラスが来るのでどんなイメージなるか最終版が楽しみです。

最終的な形にはまだなっていないキッチンですが、漸く一大プロジェクトの1つがほぼほぼ終わりました。
これから、ドイツ人の様なスッキリ整った美しいキッチンを目指して行きたいと思います。

そんな様子もおいおいお伝えできたらなぁ~と思っています。


2018年5月29日

只今、ここシュタインバッハも桜も見頃を迎えています。 いや、今日(水曜日)は既に葉桜になっていました。 先週まで日本に一時帰国していた我が家です。
木曜日にドイツへ戻ってきてからというもの天気も良く、かなり暖かい日が続いています。
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シュタインバッハの我が家の近所に、日本の春を思い起こさせるとっても立派な桜の木があり、ご覧の通り今年も見事に咲いてくれました。


日本の桜:桜前線と共に旅する贅沢

今回の一時帰国ですが、ちょうど、日本は桜が満開で関東・関西、両方で桜を思う存分堪能してきた我が家です。
「いやぁ~やっぱり日本は桜だなぁ~!日本の桜、ホントに美しい!」
せっかくですから、日本の桜とドイツの桜を見比べてもらうためにもここに紹介させて頂きます。
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隅田川クルーズでダブルスカイツリーと桜のコラボに出会いました。
実は、今回何かの縁で、隅田川クルーズを2回体験しました。 浅草~日の出桟橋、日の出桟橋~浅草と体験、桜がところどころ見られ美しい風景にたくさん出会えました。
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母が申し込んでくれた「東京桜の名所10か所巡りツアー」に母と参加しました。
目黒川の桜、圧巻でした。 今まで気づかなかったけど、こんなにたくさんステキな桜の名所があったんですネ。
友人を日本に招くことがあったら、是非この経験を生かしたいと思ってます。
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広島でも桜が見られて大感動です。 今回は広島まで行くことにしていたのでジャパンレイルパスを取得して行きましたが、ジャパンレイルパスではのぞみは乗れないため、ひかりやこだまに乗ることになり、同乗者の多くが外国人観光客でした。 新幹線もそうですが、観光地どこへ行っても、外国人観光客の多さにビックリしました。
あらためて、ドイツへ来てからの17年間に日本の様子が様変わりしたのを感じます。
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京都の嵐山へ。こちらも桜がキレイでした。 天龍寺の境内から眺めるお庭と桜も本当に美しく日本の美が感じられました。

春に帰国なんて、いつ以来だろう? 娘が2歳の時以来ですからかれこれ9年が過ぎています。 春といっても桜がちょうど見頃の時期に当たることなんてそうそうあることではありません。 本当に今年は桜についています。


ドイツの桜:日本から帰国すると近所の桜が満開!

最初の1枚、私たち家族が住むシュタインバッハのご近所さんの庭にある1本の桜の木です。
日本から帰ってみれば、今度は、毎年楽しみにしているこの桜の木が満開を迎えようとしていました。 出勤通路にあるこの桜、毎年この桜で春の訪れを感じます。
そして、この桜の木を見ていると、「ドイツの桜も捨てたもんじゃないな!」といつも思います。
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先日、この桜の木がゆっさゆっさと揺れているではありませんか? 「何?何??」と見てみると、このお家の子供が桜の木に備え付けられたぶらんこに乗って遊んでいました。
何とも贅沢なブランコ遊びですネ。 何だか自然と笑みが浮かんできました。
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ドイツの桜、何本も並んでいる日本の様な桜並木というのをあまり見かけることはありませんが、シュタインバッハ近郊の町、”Sulzbach(ズルツバッハ)”というところにとても美しい桜並木があります。
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日本人の同僚がこの町に住んでいて去年教えてもらった、とっておきの場所です。
こちらの写真は去年のものです。 この桜は遅咲きで今現在、まだ開花していません。
ちなみに、フランクフルトにある日本人学校にも桜の木があるのですが、この桜と似ているので恐らく同じ種類かと思われますが、本日の報告によれば、学校の桜の蕾もまだまだ固く閉ざしている様です。
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ドイツでも、日本の桜はとても有名で、桜が好きなドイツ人もたくさんいます。
だからなのかは分かりませんが、こんなにたくさんの桜が見られるのは嬉しい限りです。


ドイツの春の装い旅支度~どんな服を持って行ったら良い?

ここのところ、桜が満開になる程、暖かい日々が続いていますが、春にドイツへ来られる方に、春の服装についての情報です。

暖かい日が続いているドイツですが、先週の金曜日、休み明け初出勤の朝、車のフロントガラスはうっすらですが、凍っていました。 ドイツお決まりのフロントガラスの氷取りから始まったこの日、車の温度計は、2度を示していました。 一方で日中はかなり温度が上がり、暑いくらいでした。
月曜日は、朝から比較的暖かく10度前後から始まり、日中は長袖を着ていると、「ちょっと暑いかなぁ~」と感じる程の初夏日和。

ドイツでは、太陽が出ているか出ていないかで大きく気温が変わってきます。 日中に温められた温度が続かないと朝晩がかなり冷えますし、曇りの日は、日中でも気温がぐんと下がることがあります。

中に着るものにTシャツや薄手の長Tを、その上に羽織るカーデガンやパーカー、厚手のシャツなどを用意されると良いかと思います。
脱ぎ着ができる服装がこの時期は良いと思います。ボトムズは、ジーンズなど厚めのものも1本は用意されておいた方が良いですネ。
トレンチコートの様に薄手のコートもあると良いかと思います。 
とは言え、あまり寒さ対策ばかり考えていては、荷物が増えてしまいますから、本当に寒い場合は、現地で調達すると言う手もありますし、薄手のものと厚手のものを上手く組み合わせて用意して下さい。
気軽にできる寒さ対策として、首に巻くショールがあると良いかもしれません。 男性の方もヨーロッパではお洒落にショールを巻いていますので是非。

日差しもキツくなりつつありますので、サングラスなどもあると良いですネ。

こらから益々良い季節になるヨーロッパです。 是非、ヨーロッパの春を、ドイツの春を楽しんで下さい。


2018年4月12日

案外知られていないけど、ドイツで食べるハンバーガーは美味しい!
ファーストフードのバーガーとは一線を画した各お店がそれぞれ趣向を凝らした自家製バーガーを出しています。
今日はそんな自家製ハンバーガー天国のドイツについてご紹介したいと思います。
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ドイツのお食事処、こんな風にカテゴリーができます。
1. こてこてドイツ料理屋さん。(伝統的なドイツ料理を出すレストラン)
2. ブラオハウス”Brauhaus”: ビール醸造所が経営するレストラン
3. クナイペ”Kneipe”と呼ばれるメインはビールを楽しむお店。 ビール以外のお酒やノンアルコールも扱っていて食事も楽しめます。
4. カフェバー”Cafébar”: クナイペと区別するのは難しいですが、こちらもあらゆるアルコールが楽しめ、食事は朝食”Frühstück(フリューシュトュック)”からランチが楽しめます。
5. インビス”Imbis”/ファーストフード: テイクアウトもその場で食べることもできるファーストフード店
6. ドイツ料理以外のレストラン:イタリアン、中華、日本食、インド料理、タイ料理、韓国料理などなど

こてこてドイツ料理屋さんや、伝統的な各国料理を出すレストランにはあまりありませんが、カフェ、カフェバー、多国籍料理を出すレストランなどで、自家製ハンバーガーがメニューにラインアップされていることが多いです。
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メインのパティもどのようなひき肉でどのくらいの厚みにするか? 野菜は何を使うか? チーズを入れるか入れないか? ソースはどうするかはもちろんのこと、バンズもお店によってそれぞれです。
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写真1:
シュタインバッハの近くの町Bad Homburg(バート・ホンブルク)にあるブラウハウスの自家製バーガーは、肉厚の手作り感たっぷりのパティにさらにベーコンプラス。
サニーレタスもたっぷりでかなり大きく口の小さな私には一口ではとても無理。 でも、かなり美味♪
写真2:
こちらもバート・ホンブルクの町中にあるカフェバーで出している自家製バーガー。
お野菜たっぷりでカフェらしくお洒落なプレートです。
写真3:
こちらは、以前ご紹介したブラウンフェルスと言う城下町にあるブラオハウス、ブラオハウス・オーバーミューレの自家製バーガー。
ブラオハスでもバーガーを出しているところは意外と多いので、ビールと共に楽しむことが可能です。
(過去記事”ブラオハウスで付加価値アップ~”Schloss Braunfels(ブラウンフェルス城)~”はこちら→)

ドイツ料理も美味しいですが、旅行中ずっと食べ続けるのはキツイですよネ。 そして食べ慣れていない味、何を食べれば良いのか迷う…そんな時に是非お試し頂きたいのが、ハンバーガーです。
とは言うものの、ガッツリ系であることに違いはない上、大きさも半端ないので覚悟が必要です。

覚悟は必要ですが、まず失敗がないのが、日本人の食べ慣れているハンバーガー。ジャガイモの美味しい国ドイツですから、一緒に添えられるフライドポテトも抜群、各お店の自家製バーガーもポテトも共にドイツのビールに良く合います。 
食べるものに悩んだら自家製バーガーを試してみましょう。


2018年2月19日
2018年2月 4日
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2018年1月26日
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  • 特派員プロフィール
  • シュタインバッハ特派員

    シュタインバッハ特派員
    増井 尚美
    ヨーロッパの街並みや文化、歴史が大好きで、「ヨーロッパに住んでみたい!」と、ずっとヨーロッパ生活に憧れていました。念願かなってドイツに就職先が見つかり、2001年の9月に渡独、そこから私のドイツ生活が始まりました。現在は、“家庭と仕事の両立”を目指し日々奮闘中です。そんなドイツ生活の中から、色々な旬の情報を発信できたらと思っています。 DISQUS ID @disqus_gT480tjXAD

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