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ドイツ/シュタインバッハ特派員ブログ 増井 尚美

ドイツ・シュタインバッハ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2016年8月 7日

あまり知られていない魅力的な町 "Ludwigsburg" Part1


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あまり知られていない魅力的な町 "Ludwigsburg" Part1

観光地再発見の旅④-1
Ludwigsburg_Residenz 2.JPG

観光地再発見の旅シリーズでは、あまり知られていないけど、知らないなんてもったいない観光地や町の魅力も取り上げて行きたいと思います。
そんな町の1つとして最初にご紹介したいのが、"Ludwigsburg(ルートヴィヒスブルク)"です。

ルートヴィヒスブルクの町なんて、名前すら知らなかった私ですが、この町のResidenzschloss(レジデンツシュロス)で結婚式をしたことで、この町と深い縁ができ、何度となく足を運んでいます。 そして、何度も訪れることで、この町の魅力をたくさん知ることになりました。
そんな個人的にゆかりの深い美しい町、ルートヴィヒスブルクの魅力を皆様にお伝えできれば嬉しいです。

ルートヴィヒスブルクの一番の目玉は、やはり、レジデンツシュロス/宮殿でしょう。
ルートヴィヒスブルク宮殿は、1704年~1733年、Eberhard Ludwig(エベルハルト・ルートヴィック)公の治世に建造されたもので、その後Württemberg(ヴュルテンベルク)王の居城として使われました。
Ludwigsburg_Residenz 1.jpg

18棟452もの部屋を持つ壮大な宮殿で、シュヴァーベン(地方)のヴェルサイユと呼ばれています。
ドイツ国内で現存するバロック様式のお城として最大規模なのだそうです。

あのナポレオンも、ヴュルテンベルク公国との同盟交渉のため、フリードリッヒ2世公を訪ねて、1805年の10月にルートヴィヒスブルク宮殿を訪問しています。 同盟承諾と引き換えに、フリードリッヒ2世は、シュトゥットガルトを含めたヴュルテンベルク公国の初代王:Friedrich I. von Württemberg(フリードリッヒ1世)の地位を、ナポレオンにより授与されたのだとか。  だからなのか、レジデンツシュロスは、ゴールドの王冠モチーフが至る所に飾られています。
Ludwigsburg_residenz.JPG

ルートヴィヒスブルク宮殿は、世界大戦による被害をほとんど受けていないバロック様式の貴重な建造物の1つなのだそうです。 バロック様式のみならず、ロココ調、ネオクラッシックと3つの異なる様式が混在した美しい宮殿です。
Ludwigsburg_Residenz 4.jpg

宮殿のチャペルで人前結婚式(*キリスト教徒ではないため神前ではありません。)を行ったあと、参列者全員で宮殿内ツアーをした当時の写真です。 
参列してくれた親戚や友人が撮影したものですが、宮殿内の美しい姿がとても良く出ています。
「どうせなら、バロック時代のドレスを着てお姫様気分を味わいたかったなぁ~。」(笑)
そんなお姫様・王子様体験を子供たちができる"Kinderreich(キンダーライッヒ)/子供の王国" という特別プログラムが用意されているようです。 土・日、バーデン・ヴュルテンベルク州の祝日限定、事前予約要ですが、子供達がバロック時代の衣装を着て当時の貴族の生活様式を体感して学ぶ、体験型の宮殿見学の様ですね。 面白そう!
Ludwigsburg_Residenz 3.jpg

こちらの宮殿は、とにかく宮殿自体も美しいですが、お庭もとてもきれいです。
お庭については次回Part2でご紹介しますね。
Ludwigsburg_fest 1.JPG Ludwigsburg_fest 2.JPG

さて、ドイツの良いところですが、こう言った歴史的・文化的に価値のある建造物で色々なイベントが開催され、地元のそういう場所を市民や観光客が身近な存在として楽しめるところです。

ルートヴィヒスブルク宮殿も然りです。 初夏には、花火と音楽の祭典が、また、オープンエアーの音楽コンサートがルートヴィヒスブルク宮殿で開催されます。
宮殿を背景に飲んだり食べたり、音楽や花火を楽しめるなんて贅沢ですよね。
Ludwigsburg_fest 3.JPG

上の写真3枚は、結婚10周年の年、2013年の結婚記念日にルートヴィヒスブルクを訪れた際にたまたま見つけた看板に誘われて、日本から来た両親を連れて再訪した花火大会のものです。
2013年7月6日に開催された"Das große Musikfeuerwerk im Blühenden Barock(華麗なるバロックの音楽と花火の祭典)"、夕方早めに宮殿に行くと、広いガーデンは、花火を待ちながらピクニックを楽しむ人たちでいっぱいでした。 
宮殿前には、音楽のステージ、そして飲み物や食べ物の屋台があって、皆お祭り気分です。

前にも書きましたが、ドイツ人はとってもお祭り好きなのです。
7月、写真の様に花火が美しく映える夜空になるまでには、夜の10時を待たないとなりません。
皆、屋台でお腹を満たし、飲み物片手に談笑しながら芝生の上で暗くなるのを待ちます。 正直なところ、日本人の私たちは、待ちくだびれてしまいました。
やっと暗くなっていざ花火が始まると、30分くらいであっという間に終わってしまい、何だか待った時間に比べるとあまりに短くて肩透かし? な感じでしたが、クラシック音楽と花火の共演という日本の花火大会とはかなり違った演出でとても面白かったのを覚えています。 当時7歳前の娘も、待った甲斐があったと大興奮でしたよ。

夏にドイツを訪れるなら、どこかの町でこういうフェストに出会えたら、いつもとは違うドイツを楽しめることと思います。 もし出会えたら、是非参加して楽しい時間を過ごして下さい。
きっとステキな旅の思い出になること間違い無しです!

*オフィシャルサイトに日本語のパンフレットが用意されています。(PDF)→

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カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2016年8月 7日
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      シュタインバッハ特派員
      増井 尚美
      ヨーロッパの街並みや文化、歴史が大好きで、「ヨーロッパに住んでみたい!」と、ずっとヨーロッパ生活に憧れていました。念願かなってドイツに就職先が見つかり、2001年の9月に渡独、そこから私のドイツ生活が始まりました。現在は、“家庭と仕事の両立”を目指し日々奮闘中です。そんなドイツ生活の中から、色々な旬の情報を発信できたらと思っています。 DISQUS ID @disqus_pGMYQXXLR9

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