冬休みに子供と一緒にマルクトの旅-ベルリンへGO!

公開日 : 2016年11月14日
最終更新 :

ヴァイナハツマルクト特集2016 ④

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「学校の冬休みを利用して子供と一緒にドイツのマルクトを楽しみたい!」と思っても、ドイツのヴァイナハツマルクトは大抵12月24日かそれ以前に終わってしまうのでちょっと難しいですよね。

私たちも、去年まではバイリンガルスクールと日本人学校補習校のダブルスクール生活、土曜日に学校があったので、遠出のマルクトを楽しむことができなかったんです。

だからこそ知っている24日以降にもヴァイナハツマルクトを楽しむ旅を提案します。

ハンブルクとベルリンなら、24日以降にもマルクトが開催されているので、冬休みを利用して子供と一緒にマルクトが楽しめます。 ハンブルクのマルクトはまだ体験したことがないので、冬休みを利用して行けるベルリンのヴァイナハツマルクトをご紹介しますね。

【赤の市庁舎前広場】

ベルリンは、大きな都市だけに、いくつかの場所でマルクトが開催されています。 でも、やはりメインはここでしょう。 "Platz vor dem Roten Rathaus (Berliner Rathaus)/赤の市庁舎前広場"のヴァイナハツマルクト!

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2016年度の開催期間は、11月21日(月)~12月29日(木)。 ただし、24日はお休み、25日と26日は、11時~21時です。 メイン会場もこの通り、まだまだ楽しめますね。

24日以降にも楽しめるベルリンの赤の市庁舎前広場のヴァイナハツマルクトについて見て見ましょう!

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このマルクトで一際目を引くのが、こちらの大観覧車、Riesenrad(リーゼンラート)。

ゆっくり動く観覧車、なんてことは無い様でいて、上から一望できる景色がステキなんですネ、是非旅の思い出づくりに絶景を求めて乗ってみて下さい。

マルクトを上から見下ろすと、全体像が見えて面白いですよ。 後から、「あ~ぁこんなだったなぁ~」と思い出すのに最適です。

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"Kasse(カッセ)"=レジと言う意味です。 こちらに並んで、チケットを購入したらそのまま観覧車へ。

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観覧車からの景色、こんな感じで見えますよ。 スケートリンク、この日は小雨日和で、人が滑っていませんが、我が娘、「約束したでしょう!」とやる気満々ですから、この後条件が良くなってから約束を守るべく再訪しました...

景色の違う場所でアイススケート、これはもう特別な体験です。 フランクフルトに住む私たちにとって、ベルリンの赤の市庁舎前広場でアイススケートというだけでスペシャル感があります。 

子供でも記憶の片隅に残っているかなぁ~...?

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マイシューズを持っている娘も旦那もこの時は、靴を借りました。 足のサイズを紙に予め書いておけば、差し出すだけで大丈夫です。 参考までに、私は22.5cmでサイズ36です。 もし大きければ、"Zu gross(ツ・グロース)/大きすぎ"、小さければ、"Zu klein(ツ・クライン)/小さすぎ"と言えば、ワンサイズ小さいモノ、または、大きいサイズを出してくれるはずです。 この日、小雨が降っていた後なので、リンクはびちゃびちゃ。 転んだら最後、服もびちゃびちゃになってしまいます。 小さいお子様連れなら、ズボンと下着、靴下の替えは必須ですよ。

そんな困難も乗り越えて、是非いつもとは違う特別な景色の下でスケートを楽しんで下さい。良い思い出となるはずです。

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前にご紹介したドイツの遊園地にはかかせないKettenkarussell(ケッテンカルーセル)も、ベルリンの風を感じながら、この景色を堪能しましょう。 

大人だって乗れますよ。 ちなみに、このベルリンのケッテンカルーセルは私も乗りました。

風を切ってケッテンカルーセルを楽しんだら、身体が冷えてしまった。 そんな時は、"Glühwein(グリューヴァイン)/ホットワイン"や私のおススメ、"Feuerzangenbowle(フォイアーツァンゲンボーレ)/ブランデーとシュガー入りホットワイン"で冷えた体を温めましょう。

子供用のアルコール無しホットワイン、というかホットジュース"Kinderpunsch(キンダープンシュ)"もありますので是非お試しを... これで、マルクトらしさ倍増です。

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【ポツダム広場】

ポツダム広場前のヴァイナハツマルクトの日程は、11月21日(木)~12月26日(月)まで。 

ヴァイナハツマルクトの小屋は26日で閉まってしまいますが、ポツダム広場の駅のところにできる"Winterwelt(ヴィンターヴェルト)/冬の世界"の方は、11月4日(金)~1月1日(日)まで開いています。 

*オフィシャルサイトによれば、11月13日(日)と11月20日(日)はヴィンターヴェルトはお休み。 イヴの日は、ヴァイナハツマルクトもヴィンターヴェルトも14時までとなっています。

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ヴィンターヴェルトの氷の坂を大きなチューブで滑走する氷の滑り台は、最高に面白いそうですよ。 "そう"というのは、私は下で待っていて実際に体験していないからです。 (今度は是非試してみよう!)

オフィシャルサイトによれば、頂上からブランデンブルク門が見渡せるそうです。(写真左上)

頂上からすばらしい景色を眺めたら、スリル満点の滑走が待っています。

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ヴァイナハツマルクトは閉まっていますが、食べ物や飲み物の屋台は開いていますので、ちょっとしたマルクト気分が味わえます。

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ポツダム広場と言えば、ソニービルですね。 ヴィンターヴェルトを楽しんだら、是非ソニービルへ。 

こんなに美しい光景が目の前に現れます。

遊び疲れたら一休み、冷えた体を温めるべく、ソニービルでカフェでもいかがでしょう?

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ソニービルの中庭もこの通り、クリスマスデコレーションでおめかしされています。 この時にはレゴで作ったサンタさんとトナカイさんの橇があって一緒に記念写真! 子供の目にも楽しいデコレーションでしたよ。

親の方は、身体を内側からホカホカにするべく、アイリッシュコーヒーで一休みです。

【ジャンダルメンマルクト】

"Französischer Dom(フランツォージッシャー・ドーム)/フランスドーム"と"Deutscher Dom(ドイチャー・ドーム)/ドイツドーム"に囲まれた美しい広場、"Gendarmenmarkt(ジャンダルメンマルクト)"で開催されるヴァイナハツマルクトの2016年度の開催期間は、11月21日(木)~12月31日(土)です。

(オフィシャルサイトはこちら→)

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白いテント屋根とライトがとても美しいマルクトで、思わず足を止めて見入ってしまいました。

こちらのマルクトはEur 1,00-の入場料をとっています。 12歳以下は無料です。

12月31日の大晦日は、ドイツ語でSilvester(ジルベスタ―)と言いますが、ベルリンのジルベスタ―は有名です。 この日は、マルクトは18時まででおしまい。

19時から1時まで、Eur 12,00-の入場料でジルベスタ―パーティーが催される様です。

この時は、ちょっぴり大人っぽいイメージのマルクトだったので入りませんでしたが、あまりにステキな光景だったので写真だけ撮ったのを覚えています。

いつかジルベスタ―パーティーなるものを体験してみたいものです。 その際には子供抜きですけどね。

この他にも、12月26日までやっているアレクサンダー広場のヴァイナハツマルクトや、シャルロッテンブルク宮殿のヴァイナハツマルクトなどもあります。

また、カイザー・ヴィルヘルム記念教会のヴァイナハツマルクトも1月1日まで開催されている様です。

どうですか? ベルリンなら、24日を過ぎてもまだまだヴァイナハツマルクトが楽しめるでしょう? 冬休みを利用して子供と一緒にドイツのマルクトを楽しむことができる貴重な町、ベルリンです。

≪INFORMATION≫

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Berlin観光オフィシャルサイト:

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