子供目線で楽しむヴァイナハツマルクト!

公開日 : 2016年11月08日
最終更新 :

ヴァイナハツマルクト特集2016 ②

先日日本人のママさんが、「シュトゥットガルトのマルクトに行ったけど、人ばっかりで子供も飽きちゃってもう帰ろうって言うし今一楽しめなくて...」とこぼしていました。

あれれ?ヴァイナハツマルクト、子供にとってもとても楽しいパラダイスのハズなんですが...。

楽しまないなんて絶対もったいない! そこで、"子供が楽しむヴァイナハツマルクト"と言うテーマにスポットライトを当ててヴァイナハツマルクトを特集してみようと思います。 

年齢対象は、小さなお子様から小学生くらいを想定しています。

【お菓子天国:"この時ばかりは甘いモノ解禁"】

"この時ばかりは甘いモノ解禁"は、もちらん我が家のルールですが、ドイツ人の家庭でも、お祭りの時には...というのが多い気がします。

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わた飴、珍しいのか? 

食い入るように見つめる娘。

ドイツのわた飴は、日本のよりもザラザラしていてキメが荒い感じです。 日本のわた飴と食べ比べてみては如何でしょう?

普段はチョコレートを食べさせてもらえない小さな子も、特別に甘いモノが許される、ヴァイナハツマルクトはそんなちょっといつもとは違う特別な非日常の世界。

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リンゴ、バナナ、イチゴ、ブドウ、オレンジ、スターフルーツ、キウイ(?)-これ、珍しいかも。

色々なフルーツにチョコレートがかかったもの。

マルクトのMUST(マスト)アイテムの1つです。

我が家の娘も私も大好きなフルーツのチョコレートがけ。

娘はもっぱらイチゴのチョコレートがけばかりです。 小さな頃は母親の言いなりでビターチョコを美味しいと言って食べてましたが、最近は、ホワイトチョコかミルクチョコをチョイス。 でも本当は、フランクフルトの行きつけの屋台で週末だけ出されるピンク色のチョコが一番のお気に入り。 いつも無いところが心憎い...

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とにかく、老若何女問わずドイツ人が大好きなのが、

"Gebratene Mandeln(ゲブラーテネ・マンデルン)"

煎ったアーモンドに色々な砂糖のコーティングがされたお菓子です。

マルクトのみでなく、フェストでは必須アイテムなお菓子ですね。

砂糖のコーティングには色々な種類があって選ぶのに迷ってしまいます...

アーモンド以外のナッツもあったりしますよ。

【乗り物天国:特に小さなお子さんが楽しめる乗り物がたくさん!】

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ドイツらしい乗り物、"Mini Eisenbahn(ミニ・アイゼンバーン)/ミニ機関車"

上記の写真、上2枚がBad Homburg(バート・ホンブルク)の、下2枚がシュトゥットガルトのもの。

いずれも石炭で動かしていて、限りなく本物に近い徹底ぶりで趣があります。

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こちらは、お馴染みの観覧車です。 ドイツ語では、Riesenrad(リーゼンラート)と言います。

Mittelalter(ミッテルアルター)/中世のヴァイナハツマルクトというのが色々なところで開催されていて、昔ながらの手動の乗り物があったりするところが面白い!

是非お子さんに体験して頂きたいイチ押しのアトラクションですネ。 手動ですから、実は子供にとっては退屈かもしれない... でも、日本では体験できないので是非。

上記の写真は、現代版(ドレスデン)と中世版(エスリンゲン)の観覧車です。

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観覧車に続きまして、またまた現代版(ベルリン)と中世版(ドレスデン)。

こちらの乗り物、ドイツ語では"Kettenkarussell(ケッテンカルーセル)"と言って、ドイツのフェストにはつきものの乗り物なのですが、日本ではそれほどメジャーじゃないですよね。ちなみに大きなものは大人だって乗りますよ、風を感じて気持ち良いです。 オクトーバーフェストのもかなり有名ですよね。

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Karussell(カルーセル)/回転木馬もありますよ。

フランクフルトの大人も楽しむ大カルーセルは有名

(写真上)

どんなマルクトにも子供バージョンのカルーセルがあります。 木馬だったり、色々な乗り物だったり、現代バージョンにレトロなモノ様々です。

【遊び天国:冬の目玉アイススケートに、手作り体験プログラムも充実!】

Eislaufbahn(アイスラオフバーン)

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冬になると主な広場に移動アイススケート場が敷設されます。

大抵マルクトの開催されるメインの場所にできるので、マルクト期間中は、その一部の様になっているところが多いのです。 上記の写真は、上と左下がベルリンの赤の市庁舎前広場、右下がシュトゥットガルトの新宮殿前広場のものです。

小さな子も、補助用の助っ人ペンギンさんがあるので楽しめます。 もちろん靴の貸し出しもありますよ。 もちろん、ドイツ人は、あっ、我が家もマイシューズ持ってます...

Weihnachtsbäckerei(ヴァイナハツベッカーライ)

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Bäckerei(ベッカーライ)とは焼き菓子・パン屋さんのことなのですが、Weihnachts-(ヴァイナハツ)とつくとクリスマスの時期に作る焼き菓子のことになります。

各マルクトでは、子供たちのために色々な体験ベッカーライのプログラムがありますよ。

ドレスデンで体験した、クリスマスクッキー作り体験(写真左)は良く見かけます。エスリンゲンのお菓子の家デコレーション体験(写真右)は珍しく、かなり面白かったみたいです。

ちゃんとプロの職人さんが見ていてくれるので安心です。 小さな子でも大丈夫!

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エスリンゲンには、こんな手作り体験も...

ろうそくに色を付けてオリジナルキャンドルを作る体験です。 色の混ぜ方で変な色になっちゃったりと、子供の遊び心と探究心をくすぐるステキなプログラムです。

【買い物天国:ポケットマネーでお気に入りを探そう!】

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買い物は大人だけの専売特許ではありません。 ヴァイナハツマルクトでは子供にとっても楽しいグッズがいっぱい! 見て!見て!これ、おままごと用のミニチュアグッズ。

あまりにリアルで笑っちゃう程です。 実は大人も見ていて楽しい!

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ちょっと値段のはるおもちゃはお小遣いで買えなくても、こんな木のツリー飾りならいかがでしょう?

こちらは、マインツの各観光名所が彫られた飾りです。 色のついたものとついていないものとあります。 娘は、色のついてないものを各マルクトで買ってマジックで自分で色を塗るのを楽しみに集めていますよ。

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ヴァイナハツマルクトでは、色々なクッキー型を売っているお店を見かけます。 特にルートヴィヒスブルクのマルクトのクッキー型専門屋台がお気に入りなのですが、毎年、1つだけお気に入りを見つけては買い集めています。 それを使って自宅でヴァイナハツベッカーライをするのが、我が家の恒例行事です。 子供と一緒に何点か選らんで旅の思い出に持ち帰り毎年それを思い出しながらクッキーを焼くというのも良いですネ。

【ステージ天国:色々なパフォーマンスが目白押し!】

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色々なパフォーマンスが繰り広げられるステージを是非ご覧になってみて下さい。

子供もかぶりつきで見ています。

日本ではなかなか見られないクラッシック音楽なんかも聞けるかもしれません。(写真右下)

言葉が分からなくても音楽は万国共通、言葉なんて要りません! 子供は大人とは違って言葉や文化の壁が無い!

どうですか? 子供もたくさん楽しめるヴァイナハツマルクトでしょう?

せっかくですから普段とは違う非日常の世界を思う存分楽しんで下さいね♪

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