子供とマルクトを楽しむための旅のヒント
ヴァイナハツマルクト特集2016 ⑤
ヴァイナハツマルクトを子供と一緒に思いっきり楽しむためのTIP(ティップ)/ヒントをここにご紹介しますね。
【子供の服装】
ドイツの冬、何と言っても寒いです。 ここのところ地球温暖化でかなり温かい冬になってきているとは言え、寒いときには零下なんてことも。
「マルクトは寒い方がグリューヴァインも美味しくてマルクト情緒が楽しめる♪」とは言うものの、本当に寒い日には足元からジワジワと底冷えしてきます。
あまりに寒いと思う存分マルクトを楽しむことができません。
特にお子様には、温かい格好をさせてあげて、思いっきり楽しんでもらいましょう!
キッズのマルクトファッション:「とにかく寒さ対策をしっかりと!」
①Matschhose(マッチホーゼ)/ダウンジャケット/スキー用手袋/耳あて付帽子
② 毛糸の帽子はマルクトで購入。お気に入りだったのにすぐに失くしてしまいトホホ...
③ 刺繍のデニムは中にボワがついていてとっても温かい。
④ 毛糸の帽子はずっと前にマルクトで私用に買ったもの。この時はスキーウェアーを着てます。
⑤ フクロウの毛糸の帽子は、Accessorizeのもの。冬のバーゲンで破格の値段でゲット。
⑥ 白くまの毛糸の帽子はマルクトで購入
⑦ 手編みの毛糸の帽子とボワ付のデニム+マフラーで温かく。ジャケットも内側に厚手のフリースが付いたもの。
モデルが娘なのは勘弁して頂くとして、マルクトでのお子様の服装の参考に色々な年の時のファッションをセレクトしてみました。 帽子・手袋は必須です。 写真上は手袋をしていなくても、常に手袋は持っていますよ。 帽子ですが、耳元や襟元を隠す様なタイプだと温かいですよ、こんなの!です。
マルクトでも、色々な帽子や手袋が売られています。 上の写真でも、3つはマルクトで購入したものです。 どうせなら、旅の戦利品として、現地調達しちゃうというのもありですね。 ハンドメイドの可愛らしいものもたくさんあります。 子供と一緒にお気に入りを見つけて下さい♪
小さなお子様なら、ドイツの子が着るMatschhose(マッチホーゼ)がおススメです。
Matsch(マッチ)とは泥・ドロンコのこと。Hose(ホーゼ)はズボン。
まさにドロンコ遊びをするのに最適な汚れてなんぼのズボンです。
娘も幼稚園から小学校1・2年生くらいまで大変お世話になりました。 上まであるつなぎタイプなのでおトイレがちょっと面倒ですが、これに長靴があったら鬼に金棒です。 特にアイススケートには、こんな格好で望むのが良いですよ。 びちゃびちゃのリンクで転んでも問題なし!
ストラスブール(仏)のクリスマスマーケットでスケートリンクを見つけて夜に滑りに行った時の写真です。
マッチホーゼをはいて、濡れても大丈夫なジャケットに着替えて準備万端。 小さな子には靴の上から履くスケート靴とヘルメットを貸し出してくれました。マッチホーゼがあれば濡れても平気です。
底冷えするドイツの冬、足元は温かくが原則です。 ウールのぽかぽか分厚い靴下や、靴の羊毛インソールなんかもマルクトでよく見かけます。 マッチホーゼの下には温かいズボンをはかせてあげて下さいネ。
【大人の心得】
ヴァイナハツマルクトは大勢の人でごった返しています。 子供が迷子にならない様、子供の手はしっかりとつないでおきましょう。
また、スリには要注意!
有名なマルクトではスリも多く、実際に私の周りでも被害にあった人がたくさんいます。 特に子供に気をとられていると、自分のことは二の次、注意力が散漫になりますので注意が必要です。
貴重品はファスナー付きのかばんに入れ、必ず開け口は脇の下に挟んでおくか、手を置いておくなどして常に意識しましょう。 子供の世話をするために体の後ろに回したりすると大変危険です。 リュックは問題外のNGです!
(実際にあったスリの手口)
1. 友人はチェーンにお財布をつけてファスナーつきのショルダーバックに入れていました。 信号待ちの際、「ぴったりとくっついてくる人が居るなぁ~」と思ったそうですが、小さな子供2人を抱えていたのでそちらに注意が行って、気づいた時にはチェーンの先が切られ、お財布を持っていかれていました。(デュッセルドルフのマルクト)
2. 母は、目の悪い父に気を取られ、恐らく観覧車に乗る私たちを2人で待っていた時に、リュックに入れていたお財布を丸ごとスラれてしまいました。全然気づかなかったそうです。(ドレスデンのマルクト)
3. ドイツ人の同僚でさえ、皆で行ったマルクトでお財布をスラれました。 どこでどのようにスラれたのか全く分からないそうです。(フランクフルトのマルクト)
スリの被害にあったりすると、楽しいはずのヴァイナハツマルクトに影が差してしまいます。 せっかくのヴァイナハツマルクトですから、自分の身は自分でしっかりと守って、お子さんと楽しい時間をお過ごし下さい。
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