ドイツ流大晦日(Silvester)の過ごし方
ドイツ四季便り第16号:只今、"花火が売り出される期間"です。
除夜の鐘が響き渡る静粛な日本の大晦日、バンバン花火をあげて盛り上がるドイツのSilvester(ジルベスター)ももうすぐそこですね。
12時になると、除夜の鐘の音と共にTVから「行く年来る年」のレポーターが厳かに大晦日の訪れを告げる日本の大晦日が恋しくなるくらい、ドイツで過ごす大晦日の雰囲気は全く別モノです。
写真は、2012年の大晦日にベルリンを訪れた時の、ジルベスターを祝うブランデンブルク門前の様子です。
0時になると花火が上がるんですよネ。 とてもド派手で賑やかなジルベスタ―です。
さて、ドイツ人はどんな風にジルベスタ―を過ごすのでしょうか? 規模は違えど、たくさんの人が個人的に花火を上げて年を越します。
今週のスーパーのチラシには、当然の如く花火の売り出し広告のオンパレードです。
娘もこの日を楽しみにしていて、早速火曜日に夫と共にスーパーへ。
ところが、花火の売り出しは29日からでまだ売っていなかったと帰って来ました。 特設会場はできているものの、まだ商品が並んでいなかった・・・と、何だか毎年同じような会話をしている様な・・・
ドイツでは、花火を買える期間というのが決まっています。 日本の様に、夏にどこでも気軽に花火が買えるという状況は、ここドイツにはありません。
花火を上げて良い、花火をして良い日というのも決まっているのです。
さて、いよいよ売り出し開始の今日29日、スーパーへ花火を買いに行ってきました。
大型スーパーのREAL(レアル)の特設会場はこんな感じになっていました。
1年に1度だけ楽しめる花火、この時ばかりと、皆が狂ったように花火をあげるのも納得です。
我が家が選ぶ花火なんて可愛らしいもんです。
毎年遠くの方で上がる打ち上げ花火と比べて、「しょぼっ!」って思ってしまうのですが、このくらいで良いのです。
「これでも結構なお値段するのに、皆さん、どんだけの費用をかけてるのだろう?」と思ってしまう日本人の私。
この時期に旅行をされる方、町中を歩く時には気をつけて下さいね。 マナーの良い人ばかりではありません。 窓からねずみ花火を落としたりする、悪ふざけが行き過ぎた若者も居たりして、ちょっと怖いくらいです。
フランクフルトのマイン川沿いでも花火で盛り上がる様ですが、こちらも注意しながら参加して下さいね。
私たちは、TVや遠巻きで見るのが一番と未だにその渦中に入ってみたことはありません。
けが無くジルベスタ―をドイツ流に楽しみましょう♪
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