欧道紀行イタリア編:チンクエ・テッレ サクッと滞在ヴェルナッツァとマナローラ

公開日 : 2017年08月09日
最終更新 :

日本一時帰国に伴い、しばし時間が空いてしまいましたが、チンクエ・テッレのホッピングクルーズレポート第3弾です。

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チンクエ・テッレ、ホッピングクルーズですが、前回続けてご紹介したリオマッジョーレ、モンテロッソ・アル・マーレと2つの村を比較的ゆっくり回ったので、最後、2つの村は、「駆け足でサクッと散策」でした。

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港から続くメイン通りをブラリと散策

"Via Visconti"ヴィスコンティ通りとそれに続く"Via Roma"ローマ通り

5月だというのにこんなに人・人・人でごった返していました。

友人家族と娘は、ビーチのあるモンテロッソ・アル・マーレでゆっくりして直接ポルトヴェーネレに戻るというので、別行動2人旅。

駆け足で港まで行き、ラストミニッツで乗船して最初に上陸した村は、"Vernazza(ヴェルナッツァ)"、右側の丘の上に建っている城塞"Castello Doria"が目印です。

左側には、聖マルゲリータ教会"Chiesa parrocchiale di Santa Margherita d'Antiochia"も見え、クルーズ船から港に入る際に海から見えるヴェルナッツァの景色はとても美しいです。

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上陸して次のクルーズ船が来るまでに1時間くらいしか時間がなかったため、ゆっくりとする時間は残念ながらありませんでした。

乗り遅れたら、次のクルーズ船は1時間後の世界ですから、乗り遅れるわけには行きません。

「人も多かったのと、船着き場のところは狭いので、早めに並んでおかないとギリギリでは乗れないかも...」と実際の観光時間は40分も無かったかも...といった感じです。

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度重なるイタリア旅行の実体験で学んだこと!

イタリアのジェラート屋さんは、種類(スクープ)毎に値段が決まるのではなく、カップやコーンの大きさで価格設定がされているようで、入れば、1種類でも2種類でも3種類でも同じ値段の様です。

経験からなので絶対とは言えませんが、ここも3種類頼んでみましたが、やはり値段はこのコーン当たりの値段でしたよ。

ちなみに、ドイツは、スクープ単位で値段が決まっています。

ここでは、集めているマグネット探しとジェラート屋さんでジェラートをゲットして食べたくらいでアッという間に時間が過ぎてしまいました。

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さて、次の上陸地は"Manarola(マナローラ)"小さな町ですが、趣があって素敵なところです。

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他の村ではあまり感じなかったのですが、ここマナローラは、「漁村」を感じさせられました。

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港から海岸線沿いに伸びる細い道をずんずんと進んでいくとメイン通り"Via Renato Birolli"に出ます。

そのまま進んでいくと高台の広場に出ますが、ここから港方面へ振り返ってみると、カラフルな家に、ボートが並ぶ大通りの景色が一望に見渡せます。

両脇の建物に渡した洗濯ロープが何ともイタリアらしい...

チンクエ・テッレは、もちろん時間はかかりますが、海岸沿いに遊歩道があって、歩いて行き来ができるってご存知でしたか?

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ちなみに、遊歩道のトレッキングコースだけでなく、各村は電車でも行き来ができます。

海の側からは行くことのできないチンクエ・テッレの村、

"Corniglia(コルニリア)"へは、ヴァルナッツァかマナローラから歩道を歩くか、鉄道で行くかということになります。

愛の小道へ至る歩道にあったカフェから、マナローラの駅と村、美しい海が見えました。

それにしても、こんな断崖絶壁のところに整備された歩道を作ってしまうなんて、トレッキング大好きな人が多いヨーロッパらしいですね。

中でも有名なのが、ここマナローラとリオマッジョーレを結ぶ、通称「愛の小道」と呼ばれる"Via dell'Amore"です。 恋人のオブジェや、ベンチなんかがあるらしいのですが、私たちもちょっとはトレッキングしようとトライしたのですが、「落石のため通行禁止」で進むことができませんでした。

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「愛の小道」への入り口を入り、崖沿いに歩道を進んでいくと、小さなカフェがありました。 そのちょっと先には、施錠された門があり、「落石のため通行止め」の看板があって、先へ進むことができませんでした。

せっかく来たのにそのまま引き返すのには忍びなく、手前にあったカフェでしばしの休息を。

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このカフェのロケーション最高♪

美しいエメラルドグリーンの海に、カラフルな色の家が点々と岩肌に張り付いているマナローラの村の美しい光景が目に焼き付いています。

しかも、暑い中、絶景を拝みながら飲む冷えたドリンクの何と美味しいことか...

これはもう至福の時としか言いようのない時間!

この時、私が飲んだのは、イタリアを代表する有名なリキュール"Limonchello(リモンチェッロ)"のカクテル。 やはり、太陽が燦々と輝くイタリアの地にあってこそ、ギンギンに冷やして頂くリモンチェッロは本当に美味しいですね。

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愛の小道を歩くことはできませんでしたが、ナイスロケーションでゆっくりとくつろげたので大満足です。

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