新しい王女様のご誕生

　みなさん、こんにちは！

　今週のスウェーデン一番のニュースは、やはりこちら～

ビクトリア王女ご出産！

ですね。聞き逃した、見逃した人はいないだろうとニュースでもいっていましたが、それくらいスウェーデンではニュースになっています。もちろん、近隣のヨーロッパ諸国でもニュースとして伝えられています。

　2月23日、朝4時26分、ストックホルム郊外のカロリンスカ大学病院にて、普通分娩でご出産され、５１ｃｍ、３２８０ｇで女の子でした。

　名前は、翌日に発表されました。

Estelle 　Silvia　Ewa　Mary（エステル　シルビア　エヴァ　マリー）＊スウェーデン語での読み方です。

　一連の報道に関して、私の感想を少し。

　第1子の出産にもかかわらず、大変スムーズな普通分娩をされた、ビクトリア王女。ご出産の一昨日には、フィンランド大統領との食事会に参加され、元気な姿を見せられました。そのときの報道が、妊婦姿最後ということだったので、もうすぐなんだなあという印象を国民は持ったはずです。そのわずか2日後には元気に女の子をお生みになられました。ご自身が生まれた母上よりも安産だったとのこと、すばらしいことです。

　担当医師の会見では、一般の女性と同じような質問を妊娠、出産などに関してされていたという王女。不安も同じようにあったと思います。また、このような普通分娩は、すべて王女のご希望であったともどこかで読みました。無事に元気な女の子が生まれてよかったと思います。また、この安産は、ご退院の早さにもみられ、朝方出産され、その約8時間後には、ハーガ城に戻られたとのことです。その際の写真が、Facebookにのりました。ご帰宅が早かったのは、もちろん、お城のほうには、看護士が配置されており、対応は十分されているというのもあるでしょう。

　名前に関しては、出産後すぐに話題になり、様々な予想が新聞にのっておりました。翌日には出されると発表されていたので、楽しみにしていました。結果は、意外な選択というのが多くの報道でした。スウェーデンでは、呼び名は大体始めの名前で、その後ろに、母方、父方の親の名前をつける場合が多いです。ということで、新聞が予想した名前の出所を紹介したいと思います。

エステル：呼び名になります。フランスからきている名前で、ラテン語では、「ステラ」にあたる名前です。スウェーデンにはだいぶ前からありますが、人気がある一般的な名前ではないです。起源は、Folke　Bernadotteというその昔に存在した王族の奥さんが、エステルという名前だったそうで、そこから来ているのかとも。。。

シルビアとエヴァ：王女のお母さんと、だんなさん、ダニエルのお母さんの名前からです。

マリー：デンマークの皇太子の奥さん、マリー王女からとったとも。。。

　名前はかなりいろんな意見が飛び交っています。エステルは、合うとか合わないとか、現代的でいいとか、よくないとか。。。マリーは、スウェーデンの名前だと、Marieといった書き方をし、Maryとは発音が違います。なので、スウェーデン語のほうの表記にしたほうがよかったとか。。。

　あとは、私が思いつかなかった結びつきがこちら。

　プリンセスケーキ

写真は緑のマジパンがのっていますが、今回は、ピンクのマジパンのプリンセスケーキを食べた人が多いそうです。そうか、そういうつながりなのか。。。と思った私です。

このケーキ、スウェーデンらしいケーキですので、ぜひ、こちらに遊びにきたら、食べてみてください。多くのカフェにあり、見逃すことは少ないと思います。

また、ご誕生にあわせたセールや特典も始まったようなので、そちらもお見逃しなく！