2021年におけるスウェーデンの祝祭日

公開日 : 2021年01月10日
最終更新 :
筆者 : たってぃ
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2021年が始まり、あっという間に1週間以上が経ってしまいました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

初日の出の写真をお見せしたいところですが、ストックホルムではあいにく曇りや雪の日が続いており、今年はまだ日の出を見ることができていません。青空が広がれど、日差しさえもまだ見ていない気がします。

その代わりに、昨年12月頭ぐらいから咲き始めた桜を紹介します。場所は、ストックホルムの桜の名所として有名なKungsträdgården(クングストレードゴーデン)です。例年だと4月半ばから咲き始め、月が終わる頃に満開となるのですが、暖冬の影響か、すでにポツポツと咲き始めています。2020年の場合だと、1月はほとんど雪が降らず暖かかったため、月後半には今回と同様に咲き始めていましたが、今冬はそれよりも1ヵ月早くその美しさを見せ始めました。寒空の下雪が降るなか、凛と咲くその姿はとても清々しいものを感じさせます。

そんな2021年の始まりですが、今年の祝祭日は以下の通りです。

(一般休日法に定められている祝祭日)

1月1日(金)元旦 Nyårsdagen(ニーオッシュダーゲン)    

1月6日(水)顕現日 Trettondedag jul(トレットンダーグ ユール) 

4月2日(金)※聖金曜日 Långfredagen(ロングフレーダゲン)     

4月4日(日)※イースター Påskdagen(ポスクダーゲン)       

4月5日(月)※イースターマンデー Annandag påsk(アンナンダーグ ポスク)  

5月1日(土) メーデー Första maj(フォスタ マイ)

5月13日(木)※昇天祭 Kristi himmelfärdsdag(クリスティ ヒンメルフェーズダーグ)

5月23日(日)※聖霊降臨祭 Pingstdagen(ピングストダーゲン)

6月6日(日)ナショナルデー Sveriges nationaldag(スヴァリエズ ナショナルダーグ)

6月26日(土)※夏至祭 Midsommardagen(ミッドソンマルダーゲン)       

11月6日(土)※諸聖人の日 Alla helgons dag(アッラ ヘルゴンズ ダーグ)

12月25日(土)クリスマス Juldagen(ユールダーゲン)                

12月26日(日)聖ステファノの日 Annandag jul(アンナンダーグ ユール)           

(休暇法第3条第2項に定められる祝祭日)

6月25日(金)※夏至祭イブ Midsommarafton(ミッドソンマルシュラフトン)      

12月24日(金)クリスマスイブ Julafton(ユーラフトン)                

12月31日(金)大晦日 Nyårsafton (ニーオッシュアフトン)            

以上、16日間ありますが、多く感じるでしょうか、それとも少なく感じるでしょうか。ちなみに日本も同様16日ありますが、日本と異なり、祝祭日がたとえ土日と重なっていても振替休日とならないのがスウェーデンです。ちなみに※は年によって日にちが異なります。どのように日にちを決めるかは一般休日法に記載されています。

このような祝祭日には商業施設や飲食店などは休業あるいは短時間営業となるため、旅行の際は注意が必要です。またスウェーデンでは労働者は4月1日から年休25日を得るため、その多くが夏、特に7月中に消費されます。そのため、1ヵ月店を閉めるところもあったりしますので、夏に目当てのレストランに行こうと考えていたら閉店だったなんてことはよくあります。

その反面、元旦、イースター、夏至祭やクリスマスはスウェーデンならではのイベントを体験することができるのでおすすめです。

新型コロナの影響で、皆さんがいつ安心してスウェーデンを訪れることができるかわかりませんが、然るべきときが来たとき、これが旅行計画を立てる際の一助になれば幸いです。

(参考)

■一般休日法

■休暇法

筆者

スウェーデン特派員

たってぃ

2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。

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