【2023年3月最新情報】いよいよ本日3月29日からスカンジナビア航空が日本路線を再開、6月からは定期便に

公開日 : 2021年07月10日
最終更新 :
筆者 : たってぃ

スウェーデン、デンマーク、そしてノルウェーをベースとするスカンジナビア航空(以下、SAS)がおよそ1年ぶりに日本の地に戻ってきます。

新型コロナの影響がありながらも、成田発着ではなく、一昨年夏に羽田発着便で再開していたスカンジナビア航空でした。しかしながらロシア上空飛行禁止の影響により、昨年はじめに再度の路線休止を余儀なくされました。2022年中は何度か再開を試みたものの、結局就航再開は延期とされてきました。それが本日不定期ながら、満を持して再開されます。

北欧の発着地はこれまでと変わらず、デンマーク・コペンハーゲンにあるカストラップ空港です。日本においては東京・羽田空港第3ターミナル発着となります。

本日29日はコペンハーゲン発便が、また31日は羽田発便が再開します。フライトスケジュールは以下の通りです。
コペンハーゲン発羽田行き 11:20−07:50+1(所要時間13時間35分)
羽田発コペンハーゲン行き 11:45−18:40(所要時間13時間55分)
(日程によって発着時間の変更あり)

3月
コペンハーゲン発: 29日、31日
羽田発: 31日

4月
コペンハーゲン発: 2日、5日、7日、11日、12日、14日、15日、18日、20日、25日
羽田発: 2日、4日、7日、9日、13日、14日、16日、17日、20日、22日、27日

5月
コペンハーゲン発: 休止
羽田発: 休止

6月
コペンハーゲン発: 週3便(水曜日、金曜日、日曜日) 
羽田発: 週3便(月曜日、木曜日、土曜日)

フライト時間は以前に比べて、3時間程延びています。そのため、使用機材は燃費に優れたエアバスA350-900となります。2021年東京五輪・パラリンピックの際にはチャーターフライトとして、定期便に先駆けて日本路線デビューを飾っていました。

座席クラスは、SAS Go(エコノミー)、SAS Plus(プレミアムエコノミー)、SAS Business(ビジネス)の3タイプがあります。数年前に機内デザインが刷新され、全クラスにパーソナルオンデマンドも完備しています。また機種のデザインも、これまで日本で目にしてきた青とオレンジを基調としたものから、青とシルバーというスタイリッシュなものになっているので、真新しいSASを楽しむことができます。

SASの食事のおすすめは、やはりなんといっても温かいパンが提供されることです。コロナ禍では袋に入った冷たいパンでしたが、昨年11月に長距離路線でSASを利用した際は温かいパンが復活していました。
また、キャビンクルーは表情豊かで、親切で温厚な方が多いです。ぜひ積極的にコミュニケーションをコミュニケーションを取ってみてください。

しかしながら欠点もあります。東京から、一部日本国内路線への乗継予約が困難なことです。同じスターアライアンス加盟国であるANAとのコードシェアをいつか実現させ、日本国内の移動がますます便利になると、さらに使いやすくなります。

またスウェーデンからは、日本への直行便はないため、カストラップ空港での乗継が必要となります。しかし、カストラップ空港はコンパクトな空港で、案内表示も非常にわかりやすいので、空港内移動はとても楽です。また、スウェーデンやノルウェー国内をはじめとして、ヨーロッパの各地に多くの路線を持つので、ヨーロッパ域内の乗り継ぎにも非常に便利です。

東京と北欧を再び繋いでくれるSAS。現在は航空運賃が値上がりし、フライト時間も以前より長くなって、ヨーロッパは遠い存在となっているかもしれません。旅行が気軽にできるようになったら、SASとともに、空の上から北欧の旅を楽しんでみてはいかかでしょうか。ロシア上空飛行時には見ることができなかった南回りでの景色を楽しんでみてください。

羽田路線に投入されるA350−900
羽田路線に投入されるA350−900

(リンク)

■スカンジナビア航空ウェブサイト

筆者

スウェーデン特派員

たってぃ

2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。

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