11月6日、7日はスウェーデンのお盆、Allhelgonahelgen

公開日 : 2021年11月08日
最終更新 :
筆者 : たってぃ
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Allhelgonahelgen(アールヘルゴナヘリエン)は、10月31日から11月6日の間に来る最初の土曜日であるAlla helgons dag(アッラ ヘルゴンズ ダーグ、諸聖人の日)と翌日の日曜日に当たるAlla själars dag(アッラ フェーラシュ ダーグ、死者の日)を合わせた休日(helgen)のことです。今年は、Alla helgons dagが11月6日、Alla själars dagが7日となっています。

この休日に、スウェーデンでは多くの方が墓参りに向かい、亡くなった家族や友人などにキャンドルや花などを捧げます。そのため、日本の習慣でいうと、お盆の感覚に近いです。

あちらこちらでキャンドルが灯された墓地はとても幻想的で、神秘的な雰囲気を醸し出します。とても美しい情景なので、それを眺め、厳かな雰囲気を味わうために、墓参りでなくても墓地を訪れる価値があると言われるほどです。

ストックホルムにある世界遺産Skogskyrkogården(スコーグスシルコゴーデン、森の墓地)もその例外ではありません。この週末は多くの人が訪れ、お墓にはもちろんのこと、木の下であったり、石碑の周りに多くのキャンドルが灯されました。

コロナ禍の今、多くの方がその犠牲となっています。それぞれが思い思いに点けるキャンドルは、より意味合いの強い灯のように感じられました。

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Skogskyrkogårdenは俳優Greta Garbo(グレタ・ガルボ)やAviciiこと、Tim Bergling(ティム・ベリリング)も眠る墓地です。やはり墓地ということもあり、気軽に訪れたり、写真を撮ったりすることに躊躇してしまいますが、Skogskyrkogårdenは観光地化されています。そのため、もしこの時期ストックホルム旅行の機会があったら、この森の墓地を一度訪れてみてください。キャンドルに輝く墓地は一見の価値があります。来年のAllhelgonahelgenは11月5日、6日です。

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筆者

スウェーデン特派員

たってぃ

2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。

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