アルザスワイン街道の村巡り【フランスの美しい村にも認定されたMittelbergheim】

公開日 : 2021年03月07日
最終更新 :
筆者 : Coquelicots

皆さんこんにちは。フランス、アルザス在住のCoquelicotsです。

今回は103村あると言われる、アルザスワイン街道の村巡り、フランスの美しい村にも認定されたMittelbergheimを紹介します。

こちらの村まではストラスブールから交通公共機関で行けるので、車がなくても行ける、そんな村です。

この村はなんと人口650 人ほどの小さな村ですが、そんな村にはワイナリーは18軒もあるそうです。

【行き方】

Mittelbergheimまでは、ストラスブールからはメインの駅からローカル電車に乗って約50分ほどでBarrに行きます。

そこからぶどう畑を通って徒歩約20分ほどで行ける村です。

BARRの村も、アルザスワイン街道の村のひとつでもあるので、歩くのが嫌な方はこちらの村の観光もおすすめです。

実は個人的にはこちらの村の方が、アルザスらしいかわいらしい村だなという印象もあるので、BARRで足を止めてもいいし、せっかくならふたつの村に行くこともできます。

天気がいいときにのんびり20分歩いて行くのは気持ちいがいいので、かなりおすすめです。

ぶどう畑をのんびりしばらく歩くと、村が見えてきます。

フランスの美しい村にも認定された村ですが、よく見るアルザス風の村とはちょっと雰囲気が異なり、落ち着いたちょっとまた違う雰囲気が味わえるので、時間があるなら、せっかくならBARRと両方を訪れることをおすすめします。

この村のグランクリュはZottenberg。唯一シルヴァネールという品種のグランクリュが唯一認められているグランクリュ。

また、オーガニックワインやビオデイナミワイン、さらには自然派ワイン 生産者も比率的に多く、自分に好みのワイナリーに出合えるでしょう。

村の中に昔のワイン生産の機械などがあるので、歩いているだけでもいろいろ楽しめます。

これが昔の圧搾機。ストラスブールにあったものだそうです。

アポなしでも行けるワイナリーもあるので、せっかくなら、ワイナリーにも行ってみてください。

こうしてワイナリー門が開いているワイナリーも少なくないので、門が開いていれば、フラリと寄っておいしい自分の好みのワインを探すこともできます。

ということで、こちらのワイナリーでせっかくなので通常のシルヴァネールとグランクリュ のシルバネールの飲み比べをさせてもらいました。これができるのはこの村ならではだろうと思います。

こちらがグランクリュです。品種だけではなく、土壌の味わいも楽しめます。

そしてこちらはリューデイと言われる、やはり土壌に特徴のあるワイナリーです。こちらは3種のリースリングの飲み比べ。

こういう同じ品種で土壌違いを3種飲み比べてできるのも、ワイナリーならではかもしれません。

111ある村のワイナリーやワインの前に村ありきという感じで、村それぞれに特徴があり、そこで飲めるワインがあります。ワインを知るためには村を知ることも重要かもしれません。

ワイン好きも、そうでなくても、せっかくアルザスまで来られたのなら、足を少し延ばしてアルザスワイナリーの村にも行ってみることをおすすめします。

クルマがないと行けないと思う方も多いですが、この村のように、ストラスブールから電車で行けるような村もけっこうたくさんあるので、今後も少しずつ紹介していきます。

筆者

フランス特派員

Coquelicots

アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。

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