中国・蘇州の夏限定グルメ「炒肉団子」
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
現在の蘇州は、新型コロナウイルスで停止していた経済活動が回復し、町の飲食店は通常営業しています。
そんな蘇州のお店で食べられる夏限定グルメ「炒肉団子(チャオロウトゥアンズ)」をご紹介!
「炒肉団子」は「炒める」「肉団子」と書きますが、ミンチ肉を丸めた団子ではありません。中国語で「団子(团子/トゥアンズ)」は一般的にもち米などを丸めたものを指しますので、「炒めた肉」を「モチ」で包んだものなのです。ちなみにミンチ肉を丸めたものは、中国語で肉圆子(ロウユェンズ)や肉丸子(ロウワンズ)と呼びます。
さて今回訪れたのは「明月楼」という蘇州モチ菓子の有名店。私がお店を訪れた日は、たくさんのお客さんが朝から行列を作っていました。訪れたのが5月上旬で、この季節限定商品が販売開始されたばかりのときでした。
お店の中では、従業員さんが4人がかりでずっと肉餡をモチで包む作業をしていました。作っては売れ、作っては売れていく様子。
1つ4元(約65元)でした。4つ購入!
こちらのお店では、2つずつパックに入れられていました。食べる前にかけるスープ付き。
中は、豚肉、タケノコ、キクラゲ、黄花菜、エビを炒めたものが入っていました。
外側のモチは、餅米の粉と、うるち米の粉を合わせて蒸したモノだそうで伸びないけどモチモチ。具とモチとスープが絶妙なハーモニーでした!
この「炒肉団子」、蘇州に近い上海では食べられていないそうです。蘇州と上海は距離的に近く食文化も似ているのですが不思議ですね。蘇州でぜひ食べてみてください! また気軽に海外旅行ができる日が早く来ることを祈っています。
明月楼・糕团店
- 住所
- 苏州市姑苏区书院巷86号
- 営業時間
- 6:00~18:00
- アクセス
- 地下鉄4号線「三元坊」駅下車、1号出口を出てそのまままっすぐ「书院巷」という通りを直進。400mほど歩くと右手にあります。
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