蘇州の夏限定グルメ「風扇涼麺」を食べる

公開日 : 2020年08月14日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

蘇州にはその季節にしか食べられない限定グルメが多くあります。今日は蘇州で夏に食べられる冷やし麺「風扇涼麺(风扇凉面)」を紹介します!

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中国の「凉面(リャンミェン)」とは、中国各地で食べられるスープに入っていない冷やし麺のことで、麺をゆでたあとに水でしめるのが一般的なようですが、蘇州の「風扇涼麺」は違います。麺をゆでたあと、扇風機の風に当てて冷ますのです! 扇風機は中国語で「电风扇」というので、これがこの「風扇涼麺」の名前の由来になっているそうです。

「風扇涼麺」は毎年だいたい6月から9月まで店頭に並びます。蘇州面の専門店や、蘇州の小吃を出すお店で提供されるのが一般的です。

今回訪れた蘇州麺の専門店「朱洪元」では、「虾籽风扇拌凉面(エビの卵の冷たい混ぜ麺)」という名前で提供されていました。「烧头(シャオトウ)」と呼ばれる、麺に乗せる具は「青椒毛豆肉丝(ピーマンと枝豆の肉炒め)」を選んで、合計35元(約600円)でした。

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こちらではうれしいことに、「緑豆湯(绿豆汤)」がサービスでした! 「緑豆湯」は中華圏で夏に飲まれる飲み物で、身体を冷やす作用のある緑豆を煮て、蘇州ではもち米や薄荷水と混ぜたドリンクです。

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肝心の麺の味は、絶妙の塩加減で箸が進む味でおいしかったです。水でしめていないので、ぬるいのが身体にいい感じがします(^o^) これ、けっこうな量の油を絡めてあるので、食べながら混ぜすぎると油を大量に食べることになるので、油に弱い方はご注意を!

コロナが終息して、夏に蘇州を訪れた際にはぜひ召し上がってください。

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朱洪元苏式面馆(石路店)

住所
苏州市姑苏区南新路91号
営業時間
9:30~14:30 16:30~20:00
アクセス
地下鉄2号線下車「9合出口」から出て徒歩約15分

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