中国・蘇州ならではのアレンジコーヒーが飲めるカフェ「Tiny coffee」
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
蘇州が属する江蘇省の現在の新型コロナ感染者数は「9」。すべて国外からの輸入症例となっています。近隣の上海や浙江省でも、現在の感染者は国外からの輸入症例であることが確認されています。数ヵ月前のように省をまたぐ移動は制限されてはいませんが、日本と違って中国は、もしまたクラスターが発生した場合すぐに都市や道路が封鎖、また運よく戻れても隔離される可能性があるので、全体的に皆、遠出を控えている印象です。
そのため2020年の夏は地元で夏を楽しむ人が多いような気がします。そんな蘇州では空前のカフェブーム! 数年前から、10席程度しかない小さな店舗で、店主こだわりのハンドドリップコーヒーや趣向を凝らしたアレンジコーヒーが飲めるお店が増えてきました。
なかでも、蘇州らしい雰囲気と蘇州ならではのアレンジコーヒーが飲めるお店を紹介します!
お店は、蘇州の古くからの繁華街・観前街に位置する「Tiny coffee草芥咖啡」です。
こちらは「鶏頭米美式(35元)」。「鶏頭米(鸡头米)」を、はちみつを加えた「美式(アメリカンコーヒー)」にのせたメニューです。「鶏頭米(鸡头米)」は蘇州の湖で採れるオニバスの実。蘇州の名産品で、夏真っ盛りのいまちょうど最盛期を迎えています。タピオカのような見た目ですが、ナッツや豆をゆでたような食感で、クセのない味です。普通は根菜の炒めものに入れたり、小豆のぜんざいに入れたりして食べられるものなので、衝撃的な組み合わせです!
「鶏頭米美式」をはじめ、「蘇州味道(苏州味道/Suzhou flavor)シリーズが、とてもおもしろい! 蘇州らしいネーミングに加え、見た目もSNS映え、さらに味も抜群というメニューが揃っています。
こちらは「青団子(38元)」。抹茶とコーヒーとミルクの塩梅が絶妙でした!
「青団子」といえば、中国で春に食べられるあんこの入った草団子のことですが、コーヒーと抹茶で表現されているのがおもしろいですね。
こちらは「竹葉青(38元)」。青梅酒とパッションフルーツと水出しコーヒーを合わせたもの。コーヒー感もアルコール感も低くてじっくりゆっくり飲めるコーヒーでした。
アレンジコーヒーといえば、日本ではキャラメルやチョコレート、シナモン、クリームなどが定番かもしれません。いまの蘇州や上海では、いままでになかった中国らしい素材を組み合わせたメニューを出すカフェが増えているように感じます。
こちらのお店はアレンジコーヒーだけでなくもちろん、ハンドドリップコーヒーやエスプレッソで入れたアメリカンやカフェラテも提供されています。またノンカフェインのドリンクも用意されていますので、コーヒーが苦手な方も楽しめるお店ですよ。
こちらは「緑肥(30元)」という、キュウリとパッションフルーツソースを入れたソーダ。
とっても爽やかな味でした!
また、しつらえもとてもすてきなんです。
中国と日本がうまくミックスされています。
コロナが収束したあとの、蘇州旅行の際にはぜひ訪れてくださいね。
Tiny coffee草芥咖啡(观前街店)
- 住所
- 苏州市姑苏区观前街170号
- 営業時間
- 11:00~20:00
- アクセス
- 地下鉄4号線「察院場」駅2号出口を出て、東に直進。700mほど歩くと左手にあるメンズアパレルショップ「海澜之家」の東隣りにあるガラス張りの小屋です。
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