中国・蘇州で味わう中秋節名物「鮮肉月餅」

公開日 : 2020年09月28日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

いま中国は、「中秋節」と「国慶節」の連休を控え、皆少しウキウキモードです(^^)

「中秋節」は旧暦の8月15日で、今年2020年は10月1日。中国の国慶節(建国記念日)も10月1日なので、今年は双慶(双庆)と呼ばれダブルでおめでたい! 中国では「中秋節」は、「春節」「清明節」「端午節」と並ぶ重要な伝統祝祭日です。

中秋節の食べものといえば「月餅」! 中秋節前にお世話になった方に月餅を贈ったり、家族で食べる習慣があります。

「月餅」と言えば日本では、小豆あんを小麦粉の皮で包んだおまんじゅうのような「広式月餅」が有名かもしれません。しかし蘇州では外側がパイのような「蘇式月餅」が有名です。「蘇式月餅」はその名のとおり、蘇州で生まれた月餅で、唐の時代にすでにあったそうです。

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「蘇式月餅」のなかでも有名なのは、甘辛く味つけしたミンチを包んだ「鮮肉月餅(鲜肉月饼/シェンロウユエビン)」。蘇州の旧市街「临顿路」にある「長發西餅(长发西饼)」では、鮮肉月餅の焼き立てが販売されています。年中販売されているのですが、中秋節前のこの時期は買い求める人が特に多く、列をなしています。

どんどん焼き上がります。

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焼き器が7台フル稼働。

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鮮肉月餅以外にもバリエーション豊富です。

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鮮肉月餅はひとつ4.5元(約75円)。ひとつから買えますので、食べ歩きにぴったり。1箱買う私の後ろで、地元の人は何箱も買っていきました。人気のほどがうかがえます!

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ひと口かじると、甘じょっぱい肉汁があふれます。外側の皮がサクサクで、ミートパイのような感じがします。焼き立てが一番おいしいので、ぜひ蘇州で味わって欲しいです~!

コロナが終息して、自由に海外旅行に出かけられるようになることを祈っています。

长发西饼(临顿路店)

住所
苏州市临顿路108号长发商厦1楼
営業時間
7:30~21:00
アクセス
地下鉄1号線「临顿路」駅3号出口を出て「临顿路」という大きな通りを北にまっすぐ600mほど歩きます。右手にある「长发商厦」というビルの北西の角に店舗があります。ビルの中からはたどり着けないので、ビルに入らず、「临顿路」をまっすぐ歩けばお店の入り口が見えます。

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