中国・蘇州で味わう中秋節名物「鮮肉月餅」
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
いま中国は、「中秋節」と「国慶節」の連休を控え、皆少しウキウキモードです(^^)
「中秋節」は旧暦の8月15日で、今年2020年は10月1日。中国の国慶節(建国記念日)も10月1日なので、今年は双慶(双庆)と呼ばれダブルでおめでたい! 中国では「中秋節」は、「春節」「清明節」「端午節」と並ぶ重要な伝統祝祭日です。
中秋節の食べものといえば「月餅」! 中秋節前にお世話になった方に月餅を贈ったり、家族で食べる習慣があります。
「月餅」と言えば日本では、小豆あんを小麦粉の皮で包んだおまんじゅうのような「広式月餅」が有名かもしれません。しかし蘇州では外側がパイのような「蘇式月餅」が有名です。「蘇式月餅」はその名のとおり、蘇州で生まれた月餅で、唐の時代にすでにあったそうです。
「蘇式月餅」のなかでも有名なのは、甘辛く味つけしたミンチを包んだ「鮮肉月餅(鲜肉月饼/シェンロウユエビン)」。蘇州の旧市街「临顿路」にある「長發西餅(长发西饼)」では、鮮肉月餅の焼き立てが販売されています。年中販売されているのですが、中秋節前のこの時期は買い求める人が特に多く、列をなしています。
どんどん焼き上がります。
焼き器が7台フル稼働。
鮮肉月餅以外にもバリエーション豊富です。
鮮肉月餅はひとつ4.5元(約75円)。ひとつから買えますので、食べ歩きにぴったり。1箱買う私の後ろで、地元の人は何箱も買っていきました。人気のほどがうかがえます!
ひと口かじると、甘じょっぱい肉汁があふれます。外側の皮がサクサクで、ミートパイのような感じがします。焼き立てが一番おいしいので、ぜひ蘇州で味わって欲しいです~!
コロナが終息して、自由に海外旅行に出かけられるようになることを祈っています。
长发西饼(临顿路店)
- 住所
- 苏州市临顿路108号长发商厦1楼
- 営業時間
- 7:30~21:00
- アクセス
- 地下鉄1号線「临顿路」駅3号出口を出て「临顿路」という大きな通りを北にまっすぐ600mほど歩きます。右手にある「长发商厦」というビルの北西の角に店舗があります。ビルの中からはたどり着けないので、ビルに入らず、「临顿路」をまっすぐ歩けばお店の入り口が見えます。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。