中国・蘇州で味わえる夏限定ドリンク「蘇式緑豆湯」

公開日 : 2021年08月23日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

まず中国のコロナの状況は、長い間市中感染は抑えられており、ほぼコロナ以前の生活を取り戻していました。が、7月末に蘇州市がある江蘇省の南京市でコロナ陽性者が出て以来、またたく間に中国各地に広がりました。陽性者が多い南京市や隣の揚州市では、全市民拡散検査が行われ、陽性者の住むマンションは封鎖され、高速道路や高鉄(中国の新幹線)などで他都市へ移動することも大きく制限されています。

蘇州市でも抜き取りで核酸検査が行われ、他都市への移動は控えるよう通達が出されています。詳しい様子はこちらの記事をご覧ください。→<【2021年8月 中国・蘇州 旅の最新事情】陽性者が増え、規制が再開した蘇州の街と、観光地「山塘街」を在住者がレポート

あれから3週間が過ぎたいま、南京市や揚州市をはじめ江蘇省では、新規陽性者はゼロになりました。しかしまだ引き続きさまざまな規制は続いています。外出を控える人が多い印象です。

さまざまな規制が行われていますが、飲食店での営業時間などに制限はありません。今回は蘇州の人を癒やす、蘇州の夏限定ドリンク「蘇式緑豆湯(スーシー リュウドウタン)」を紹介します!

「緑豆湯(リュウドウタン)」は、中国や台湾ではメジャーな暑気払いの飲み物で、緑豆を柔らかくなるまで煮て、砂糖を加えた「緑豆ぜんざい」のようなものが一般的です。それが蘇州ではなぜかまったく違います。それがこちら。(写真左)

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写真左が「蘇式緑豆湯」で、右は「酸梅湯(スァンメイタン)」というこちらも暑気払いの飲み物です。

「蘇式緑豆湯」は、柔らかく煮た緑豆に、もち米やドライフルーツを入れて、薄荷水を注いだもの。緑豆には、身体を冷やす作用や利尿作用があり、またミネラルも豊富なので、体の熱を外に出してくれるとともに不足しがちな栄養も補うことができるスグレモノです。

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薄荷水だけだと、ほんのり甘いのですが、混ぜて食べながら飲むと、どんどん甘くなっていきます。ドライフルーツがたっぷりなので、ジャリジャリ食べながら飲む感じ。ドリンクでもありスイーツでもある感じです。とにかく甘くて、私は3分の1くらいは食べられませんでした(^_^;)中国人は皆、これをものすごいスピードで平らげていきます。

こんなにたっぷり入って、私がた飲んだ「双拼緑豆湯」は12元(約200円)。「酸梅湯」は5元(約85円)でした。

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コロナが落ち着いたら、ぜひ蘇州で味わってみてください!

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伴夏饮品店

住所
苏州市姑苏区定慧寺巷53号
営業時間
10:00~20:30

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