中国・重陽節に重陽糕を食べる風習を体験してみよう

公開日 : 2021年10月14日
最終更新 :

ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。

本日2021年10月14日は旧暦9月9日にあたり、重陽節(ちょうようせつ)という日です。中国の古典「易経」では「九」という数字が陽の数とされ、9月9日が「九」がふたつ重なるので、「重陽」と名づけられたそうです。

重陽節には、山を登ったり、菊の花を観たり、重陽の蒸し菓子を食べたりして無事を祈る風習があります。蘇州のモチ菓子店で、この時期特別に販売される「重陽糕」というモチ菓子を紹介します!

蘇州は甘いモチ菓子の老舗がいくつかあります。昔はもっと多かったそうですが、食生活が変化する時代の流れとともに少なくなっていきました。そんな老舗の「萬福興」に行ってみました。

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蘇州市内に支店がいくつかあり、こちらは地下鉄の駅から近い便利なお店。並びは野菜やお惣菜を売るお店が軒を連ねていて、地元の人がモチ菓子を買い求めていました。

こちらが「重陽糕(重阳糕)」。ひとつから購入できます。

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「重陽糕」はひとつ2.5元(約42円)でした。

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こちらの「重陽糕」はもち米の粉と、うるち米の粉に砂糖を混ぜて蒸したもので、あずき餡が挟んでありました。お店によって形は異なるようです。モチモチで甘くておいしかったです。ただ、1個食べるとお腹いっぱい!

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「萬福興」はどこの支店も地元の人にとても人気で、季節限定のモチ菓子は、朝早くに売り切れます。コロナが終息し、蘇州旅行に訪れた際は、ぜひ朝早くおでかけください。

萬福興

住所
苏州市东吴北路142弄17号
営業時間
(春・秋)6:00~14:00/(夏)6:00~11:00/(冬)6:00~16:00
アクセス
地下鉄4号線「団結橋」駅から徒歩約240m

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