数字で見る今世紀のオーストラリア

公開日 : 2000年12月31日
最終更新 :

20世紀も今日で終わり。今年最後のコラムでは、今世紀のはじめと終わりで大きく変貌を遂げたオーストラリアを数字の面から見てみよう。 (参考: シドニー・モーニング・ヘラルド紙「オーストラリアの100年」) ●人口 1901年2000年全体約377万4千人約1,910万5千人NSW州約135万5千人約644万9千人この100年で大きく変わったのは、多くの人が都市部に住むようになったこと。1901年の時点では、オーストラリア全体で羊は約100万頭いたのに、人口は400万人足らずだったそう。今ではシドニーだけで人口400万人を超えているけど、羊は何頭いるんだろう...? ●平均寿命 1901年1991-1996年男性55.2歳76歳女性58.8歳82歳日本にはちょっぴり及ばないけれど、オーストラリアもかなりの長寿国なのだ。ちなみに、死因の第一位は昔は結核、今は心臓発作。 ●平均収入 1915年2000年男性$5.65$769.60女性$2.73$514.10仕事を持つ女性の数は飛躍的に増え、男女間の待遇差はうんとましにはなっているけれど......。パートタイムで働く女性が多いことを考えると、フルタイムで働く人だけの調査結果が興味深いかも。 ●家族 1901年2000年婚姻件数27,753114,300離婚件数39852,600出生数102,945248,870世界的な傾向のようだけど、オーストラリアでも初婚の年齢は上がる一方で、結婚しない人が増えている。結婚しても、離婚する確率は46%で、平均的な家庭のサイズは今では3.1人。21世紀に一番変わるのは結婚制度とか、家庭のあり方だったりして。 ●一人当たり年間アルコール消費量 1901年2000年ビール54.6リットル93.2リットルワイン4リットル19.8リットルスピリッツ-1.4リットルこれって、人口1人当たりってことは赤ちゃんの数も入っている!? ホントにオージーってビール好き! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ みなさま、どうぞ心安らかな新年をお迎えくださいね! ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

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