マルディグラなくして今のシドニーは語れない!?

公開日 : 2001年02月25日
最終更新 :

オーストラリア通の間ではすっかり有名な「シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ」が2月9日から開催中だ。シドニー各地で、ドラッグショーやコンサート、演劇、展覧会など130ものイヴェントが約3週間に渡って繰り広げられている。ちなみに、期間中のシドニーへの経済波及効果は約1億ドル。年々派手にお祭りの要素が加わり、今では最終日のパレードだけで沿道に70万人近い観客を集める、オーストラリア最大規模のイヴェントなのだ。......とは言っても、シドニーだって昔からリベラルだったわけではない。このイヴェントのそもそもの始まりは、同性愛者の権利を主張する1978年のデモ行進。逮捕者も出た。抗議相手だったはずの企業やコミュニティ、メディア、それから政治家や警察も今ではそろってサポーター側にまわっているけれど。パレードは3月3日午後8時にハイドパークを出発。オックスフォードストリート、フリンダースストリートなどを通り、ムーアパークが終点となる。パレードに登場するのはドレスアップしてばっちりキメたドラッグクィーンだけでなく、バイクに乗ったレズビアン、ユニフォーム姿で参加する警察官やフライトアテンダント、ゲイ&レズビアンの親たちなど、年齢も性別も国籍も職業もさまざまな約8500人。テイラースクエアなどの人気スポットには気合いの入った人たちが昼間から場所取りをしているので、見てみようと思った人はそのつもりでお早めにどうぞ。http://www.mardigras.com.au

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。