【特集】ラグビーワールドカップ2003 10月10日開幕!

公開日 : 2003年10月11日
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昨夜、シドニーのテルストラ・スタジアムでラグビーワールドカップ2003が華々しく開幕した。大会期間は11月22日の決勝まで、44日間。20ヵ国・地域の代表チームが、10都市11会場を舞台に激しい戦いを繰り広げる。ラグビーは日本ではマイナーなスポーツな上、マスコミでもあまり報道されていないようだから意外かもしれないが、この大会は、今年最大の国際スポーツ・イヴェント! 熱戦のようすは、201ヵ国で放映され、視聴者数は約40億人にのぼると予想されている。もちろん、オーストラリアではこれが今一番ホットな話題♪開会式は、固有の自然や文化を強調するとともに、世界の融合をテーマにしたメッセージ性も感じさせるオーストラリア色の強い仕上がり。規模は一回り小さいものの、3年前のオリンピックの開会式を彷彿とさせる内容だった。最新テクノロジー+プロのパフォーマー+大人数のボランティア、という組み合わせは、もはや定番といっていいかもしれないが、デザイナーや振り付け師らをはじめ、当時と同じスタッフもちらほらいると後で聞いて、なるほどな~と思った。残念だったのは、予定されていた花火が上がらなかったこと。ヘリコプターが上空を飛んでいて、安全性の理由で断念したのだとか。開会式会場は、シドニー・オリンピックの際、メイン会場として使われた元オリンピック・スタジアム。マラソンの高橋尚子選手が力強くゴールしたのもここだった。オリンピック後は、当初の予定通りスタンドの一部を撤去し、現在は8万2,000人収容となっているが、そのスタジアムが昨夜はぎっしり満員。豪州代表チーム「ワラビーズ」と同じ黄色のジャージやマフラー、キャップを身につけている人、人、人で埋め尽くされていた。地元オーストラリアなど人気チームの対戦チケットは軒並み売り切れているが、タウンズビルで行われる日本戦など、まだ購入できるカードもあり。今月&来月来豪する人は、ぜひオージーや各国のラグビー・ファンに混じって、お祭り気分を楽しんでみるといい。シドニーでは、準決勝や決勝になると、ダーリングハーバーやロックスなどに恒例の屋外巨大スクリーンが登場する予定。試合の前後にもいろいろなイヴェントが企画されているので、こちらでワイワイ盛り上がるのも悪くないかも。★ラグビー・ライヴ・サイト Rugby Live Site日時: 2003年11月15/16/20/22日 18.00~23:30場所: ダーリング・ハーバー(タンバロン・パーク)&ロックス(ジョージ・ストリート)★ラグビー・オン・ザ・ハウス Rugby on the House日時: 2003年11月15/16/20/22日 18.30~22:30場所: シドニー・オペラ・ハウス(前庭)※アルコールの持ち込み禁止。定員に達した場合は入場制限あり。

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(c) Tokiko Minamida

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