ついに登場!1セント(約1円)の航空券

公開日 : 2008年02月15日
最終更新 :

オーストラリアの航空市場で繰り広げられてきた価格競争が再燃し、とうとう史上最安値のA$0.01、つまり1セントの国内線航空券が販売されました。税金・燃油サーチャージ等込みで、クレジットカード手数料もなし……と、これ以上安くはなりえない正真正銘のボトム価格です。

仕掛けたのは、ヴァージン・ブルー航空。シドニー〜ポート・マックォーリー間とシドニー〜アルバリー間の新路線就航を祝して設定された、各ルート1,000席限定のインターネット特別価格です。シドニー〜ポート・マックォーリー間の航空券が販売開始された2月5日夜8時には、同社ウェブサイトに約5万人が同時にアクセス。翌日販売されたシドニー〜アルバリー間の航空券はわずか5分間で完売となりました。

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これに対抗して、ジェットスター航空は、新しい料金カテゴリのジェットセーバー・ライト(JetSaver Light)発売を記念した、これまた片道1セントの航空券販売を発表しました。

ジェットセーバー・ライトは受託手荷物のない乗客を対象に、国内線はA$10、国際線はA$20割引が適用されるというもの(日本路線、アメリカ路線は適用外)。機内持ち込み手荷物はこれまでの7キロから少し増えて10キロまで許容されることにとなりました。

販売は、来週からなので、詳細をご紹介しておきますね。

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1セント航空券は、ジェットスターが発行するニュースレター「JetMail」購読者限定の特別料金ですが、販売開始前日までに登録すればOKなので、今からでも間に合います。

一方、昨年暮れにオーストラリア国内線市場に参入したばかりのシンガポール航空系列のタイガー航空は、2月12日から「受託手荷物15キロの料金込み」と謳って、A$9.95の航空券を販売しました。その数なんと10万席! 

いやはや、この熾烈な戦いはいつまで続くのでしょうか?

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