海の上で上演されるオペラ、Opera on Sydney Harbour
こんにちわ!
シドニーといえば、何といっても美しいハーバービューが有名です。街と自然が一体化していて、いつ見ても飽きることがありません。
その美しいハーバーの特長を活かした絶好のイヴェントが只今行われています。その名も、オペラ・オン・シドニーハーバー(Opera on Sydney Harbour)です。4年前から始まったこのイヴェント、今年の演目は、「アイーダ」です。主催団体である、オペラ・オーストラリアからドレスリハーサルに招待を頂き、実際に見て参りましたので、当日の流れなどをご説明いたします。
会場は、王立植物園内に特設されたエリアで、なんと舞台は海の上に特設されました。ちなみに、オーケストラピットは舞台の真下に設けられているため、オーケストラを実際に見ることはできません。
会場までは、シティから徒歩15-20分ほどですが、植物園の出入り口は午後6時で閉まりますので、そのルートを使ってアクセスする予定の方は、その前に会場に着くようにご注意ください。
会場に入ると、まずは舞台の背後にある眺めを楽しんでください。この場所は普段からも眺めのいい場所として有名で、緑鮮やかな植物園、そのさらに後ろにはシドニーのビジネス街のビル、シドニータワーなどが控えています。そして目を移すと、オペラハウス、ハーバーブリッジも見えてきます。舞台には大きな女性の頭の像がそびえ立っており、これから起こるドラマを暗示しているようです。
せっかくの絶景ですので、早めに着いてバーで飲食を楽しむのがおすすめです。「アイーダ」ということもあり、メニューは、ケバブなどといった中近東のものが多かったです。ちょうど日没時刻だったので、空の色が刻々と移り変わり、鮮やかな夕焼けを見ることができました。この日は豪華客船が出航し、それを見ることもできました。
この写真は両方とも、客席横のバーから撮りました。地元民の目から見てもため息が出る眺め...
そして周りが暗くなる頃を見計らい、オペラが始まります。こんなゴージャスなセッティングですと、実際のパフォーマンスはどうでもいいや...と思ってしまいそうですが、いやいや、衣装、舞台セットもきらびやかですし、出演者はマイクを使ってはいるものの熱演を繰り広げてくれました。チョイ役でラクダも出演しましたし(しかも4匹!)、幕間にはなんと花火も打ち上げられました。
ちょっとした注意点ですが、シドニーは夜になると冷えますので、少し厚着をしたり、ひざ掛けのようなものを持っていくなどといった対策も必要かと思います。また、雨の比較的少ないシドニーですが、降る可能性もなきにしもあらず...ですので、一応ご了承くださいね。
この公演、4月27日までの限定です。この時期にシドニーを訪れる予定の方は、是非行ってみてください。詳細、チケットの予約はオペラ・オーストラリアのウェブサイトをご覧下さい。
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