台湾の冬至を体験!湯圓のおいしい食べ方とは?
12月21日は冬至。
筆者みみにとって、台湾で過ごす2回目の冬至です。
台湾で食べる湯圓(タンユエン)って何?
どうして湯圓を食べるの?
雑学を交えながら詳しく解説していきます。
冬至にまつわる雑学:日本
日本では冬至にかぼちゃを食べる習慣がありますね。一年の境と言われている冬至。
無病息災や運気アップのために「ん=運」のつくものを食べます。また「ん」がふたつつくものは運気2倍で縁起がいいのです。
冬至の七種(ななくさ):
なんきん・にんじん・れんこん・きんかん・かんてん・ぎんなん・うんどん(うどん)
冬至にまつわる雑学:台湾
台湾では湯圓という丸い小さなお餅を食べます。その丸い形から「一家団らん」「円満」を意味するといわれています。
縁起のいい湯圓は円満を願う結婚や引越しの際に食べられることも。
また台湾も日本同様、紅白が縁起がいいのです。紅白ペアで偶数個食べるのがよいとされています。そのため、紅白の湯圓を作ったりします。
赤い湯圓の作り方
湯圓の赤色の元はなんとドラゴンフルーツ。
ほかにも赤くする方法はあると思いますが、
中国語語学センターの先生に伝授してもらった方法です。
簡単にドラゴンフルーツが手に入る台湾ならではのアイデア!
ちなみに緑の湯圓は抹茶の粉末を混ぜ込みました。
昨年は生地作りから。
今年は楽してスーパーで購入。
12月に入るとスーパーにたくさんの湯圓が並びます。
湯圓にはどんな味がある?
大きく分けて餡はおかず系とスイーツ系の2種類。
おかず系:鹹肉湯圓(シエンタンユエン)と呼ばれ、餡は主に豚ひき肉
スイーツ系:ゴマ・ピーナッツ・ミルクティー・キャラメルなど
湯圓のおいしい食べ方
なかに餡が入っていないシンプルなものは豆乳豆花や牛乳ピーナッツスープと合わせるとおいしいです。もちろん餡入りとの相性も抜群!
おすすめはピーナッツ餡の湯圓と豆乳豆花の組み合わせ。
濃厚ピーナッツと薄味の豆乳豆花が最高に合うのです。
この時期、湯圓専門店はとてもにぎわっています。
まだまだコロナ禍ではありますが、自由に海外旅行ができるようになったらぜひ台湾で湯圓を食べてみてくださいね。
無病息災、湯圓を食べて一家団らんのひとときを過ごしましょう。
(ライター:台北特派員みみ)
筆者
台湾特派員
みみ
2020年7月より台湾生活開始。ライター・ブロガー・日本語教師として活動中。
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