2021~2022年!台湾・台北で過ごす年末年始
2021年12月から始めた地球の歩き方台北特派員としての執筆。お読みいただきありがとうございます。そして2022年もどうぞよろしくお願いいたします。これからもリアルな台湾情報をお届けします。
さて今回は台湾で過ごす年末年始についてです。台湾では年末恒例の台北101カウントダウン花火が開催。コロナ禍で一時開催が危ぶまれましたが無事開催されました。
台湾では旧正月がメインのお正月といわれています。ちなみに2022年の旧正月は1月31日大晦日、2月1日春節開始です。
それでは早速、年末年始の人々の過ごし方や町の様子を紹介します。
雨天での台北101カウントダウン
ここ数日は暖かい日が続いている台湾。大晦日の最高気温は18度、最低気温も15度ありました。そのため、コートの上から厚手のレインコートを着ていると夜でもほとんど寒さを感じませんでした。
雨はぱらつく程度。あとはタイミングよく雲が過ぎ去ってくれるのを待つのみ。
あいにく曇り空のまま。しかしそれも幻想的で思い出に残るカウントダウンになりました。
3年前は会場近くまで見に行き、帰りの地下鉄は大混雑。今年地下鉄で見に行った人の話によると、地下改札前、地上ともに入場制限があったそうです。そのため混雑は回避できたとか。子連れ優先レーンも用意されており、みんなが安心して参加できるイベントでした。
当日は550名の警察官と4匹の警察犬が台北101周辺を警備。ありがたいことです。
行天宮で今年の運を占う
多くの参拝客で賑わう行天宮。
行天宮の東側にも入口があります。あまり知られていないため、人が比較的少ないのでそちらから入ることをおすすめします。今回も並ばずスムーズに中へ入ることができました。
写真は杯筊(ポケ)と呼ばれるもの。杯筊を投げておみくじを引きます。杯筊が裏表で出ると"おみくじを引いてよい"という意味。表表、裏裏になるともう一度杯筊を投げます。
今年のおみくじにはいいことがいくつか書いてありました。実現できるよう努力あるのみですね。
お水やお湯を飲むための袋状の使い捨て紙コップも用意されています。
台北市内の様子
台北観光バスも走っていました。
町の混み具合はお参り場所はもちろん、飲食店、特に火鍋屋さんを中心に人が多かった印象です。
美容院も通常通り営業しています。例年旧正月前の1月末には割増料金になる美容院もありますが、それでも予約が取りにくいのです。筆者みみも昨年旧正月前に美容院を予約しようとしたものの予約が取れませんでした。
しかたなく旧正月明けに行った苦い思い出が...。12月31日~1月2日まで3連休の人も多く、旧正月に向けて今のうちに髪を切っておく人もいます。
台湾の旗が飾られている松江路。1月1日は中華民国開国の日なのです。
大通りでは10台ほどのハーレーがツーリング。曇り空でしたがツーリングには気持ちのいい気温だったと思います。
桃園神社へお参り
1月1日は隣町にある桃園神社へも参拝に。桃園神社には日本統治時代の社殿がそのまま残っています。日本に関わりがある神社だけあって、多くの日本人参拝客を見かけました。
旧正月の準備開始
クリスマスが終わると町は旧正月の準備に入ります。年末年始賑わう台湾。旧正月はそれ以上の賑わいです。またその様子もレポートします。
今回は台湾で過ごす年末年始についてのお話でした。
まだまだコロナ禍ではありますが、自由に海外旅行ができるようになったらぜひ台湾で年末年始を過ごしてみてくださいね。
(ライター:地球の歩き方特派員みみ)
筆者
台湾特派員
みみ
2020年7月より台湾生活開始。ライター・ブロガー・日本語教師として活動中。
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