台湾カステラの元祖!?源味本鋪のカステラを実食!
ここ数年、日本では台湾カステラや台湾ドーナツ、豆花など台湾スイーツが脚光を浴びていますね。現地台湾では台湾カステラはどのような立ち位置なのでしょうか。実際に買って食べた感想をレポートします。
昔懐かしの台湾カステラ
現地では台湾カステラを「古早味蛋糕(昔懐かしのケーキ)」や「現烤蛋糕(焼きたてケーキ)」とよびます。昔からあるスイーツで筆者みみの義祖母も台湾カステラが大好きです。
日本では生クリーム入りの台湾カステラやフルーツサンドなど進化系スイーツとして若者を中心に人気が出ていますが、台湾では台湾カステラは素朴なイメージで、どちらかというと年配の方々に親しまれています。
台湾の若者には日本で流行のスイーツが人気です! マリトッツォも「日本で話題のマリトッツォ」と紹介され、台湾のドン・キホーテや有名ベーカリーでも販売されています。パンケーキのお店ではおしゃれな台湾女子がインスタ用の撮影をしていることも。
台湾人は日本で流行のスイーツに注目しているので、日本で進化した台湾カステラが逆輸入されて今後流行るかもしれませんね。
台湾カステラの元祖は源味本鋪!?
今や全国各地にある台湾カステラ。発祥地は台北市の隣、新北市淡水とされています。淡水にはたくさんの台湾カステラ店が立ち並んでいますが、その中でも元祖は源味本鋪だといわれています。
ただ、元祖に関しては諸説あり、店舗名は全く別でも同族経営であったりなど元祖の特定は難しい気もします...。
我が家でも源味本鋪はお気に入りで、手土産や義祖母の誕生日に買いに行きます。
源味本鋪台北市士林區文林店へ!
観光客でにぎわう士林夜市。一時期はコロナの影響でかなり人通りが減っていましたが、徐々に状況も落ち着いてきて地元客は戻ってきた印象です。雨でもたくさんの人が夜市で夕食や買い物を楽しんでいました。
淡水にしかないと思っていた源味本鋪。歩いていると偶然見かけてうれしさのあまり即購入しました!
オリジナル90元(約360円)、チーズ味130元(約550円)。
「振興五倍券」とは約2万円分使用できるクーポン券のことで、コロナで落ち込んだ消費を回復させる目的で作られました。
貯蓄するのではなく、消費目的のためクーポン券として配付しています。特価でカステラが買えるのもうれしいポイント。
台湾カステラ実食!
オリジナルを購入しました。
個人的にはチーズ入りよりプレーンタイプのオリジナルが好みです。源味本鋪のカステラはしっとりで甘さ控えめなのが特徴です。量が多いので、小分けに切って冷凍したり義家族と分けたりして食べています。2~3分温めて食べてもおいしいですし、夏は冷凍したカステラを常温解凍して食べるのもおすすめです。
味のアクセントとして日本のように生クリームと食べてもおいしいですし、ハチミツをかけるのもよさそうです。
まだまだコロナ禍ではありますが、自由に海外旅行ができるようになったらぜひ本場で台湾カステラを食べてみてくださいね。
源味本鋪台北市士林區文林店
- 住所
- 台北市士林區文林路101巷14號
- 営業時間
- 火~日曜日8:00~20:00、売切次第終了
- 定休日
- 月曜日
- 最寄り駅
- 劍潭駅
(ライター:地球の歩き方特派員みみ)
筆者
台湾特派員
みみ
2020年7月より台湾生活開始。ライター・ブロガー・日本語教師として活動中。
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