日本はGW(ゴールデンウィーク)!各国の出入国基準だけでなく、感染リスクを十分考慮してお出かけを!

公開日 : 2022年05月02日
最終更新 :
筆者 : Chisato

Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)

日本はGWですね! コロナ禍から約3年......今が間隙なのかなんなのかわかりませんが、日本の方たちが国内旅行や海外旅行に出ている様子をネットニュースで知り、今年はタイミングがよくてよかったなあ(嬉涙)と思いました。

一方で少し気がかりなのが「〇〇(国名)に着いたところ、誰もマスクをしていなかった。この国は大丈夫みたいです」や、「ワクチン未接種の人も入国できる国一覧」というSNS投稿についてです。

私は専門家ではないのでマスクの効果について断言できないのですが、「みんながマスクをしていない」ということが感染リスクを上げているのか下げているのか、はたまたまったく影響がないのか、言葉を選ばずにもっと端的に書けば「ご自身が感染しないまま日本へ帰国できそうなのはいったいどちらの環境なのか」ということについて今一度落ち着いて考えたほうがいいのでは?と感じました。

また先述のとおり、私は専門家ではないのでワクチンの効果についても断言できないのですが、ワクチン未接種の人が容易に入国できる国は今後感染リスクが高くなるのか低くなるのか、もしくはまったく関係ないのか少し考えてみても???と感じました。いつ何時(なんどき)また新しい変異株が誕生するのかわからない状況なので。

もちろん見た目としてはマスクなしのほうが、耳あたりとしてはワクチン接種を問わないほうがいいのでしょうけれども、今も毎日どこかで誰かがコロナに感染したり、ときには重症化したり後遺症が残ったり亡くなったりしていることを胸に、感染リスクを第一に考えてみて!と感じております。

タイトルで触れたとおり、各国の出入国基準(緩さ)だけでなく、感染リスクを十分考慮し、そして自分が海外で「コロナに感染したかも......」というとき、多少具合が悪くても自分でどうにか対処できそうか(問い合わせ機関や保険会社に連絡できるかなど)、できなさそうなら何かしらの手立てはあるのかなど少し考えてみて、少しでもお一人おひとりにとって最もリスクの低い国を選んでほしいなと思っています。

特に出入国基準の緩さと感染状況の実態があまり相関していない国は要注意です。基準が緩いからおそらく状況がいいのだろうと予想するのは危険です。基準が厳しくても状況がよい国もあります(日本もそうでしたよね? 今もかな???)。

と、そんなことをここに書いている私。いま自分が住んでいる国(エストニア)でもしもコロナに感染して具合が悪くなった場合、入院希望病院までは探してあるのですが、日本語以外で話すのは無理だろうと踏んでおりまして、エストニア在住の通訳さんにもしもの時の通訳をお願いしております。なので皆様がご旅行される際は少なくとも大きな病院のある地域がいいかなと思いますし、通訳さんのサイトを見つけておくだけでも違うと思います(時差の関係上、日本国内に住んでいる通訳さんよりも現地在住の通訳さんのほうがいいかなと思います)。

心配症で申し訳ありませんが、皆様の少しでも安全なご旅行を願い、老婆心ゆえに書かせていただきました。

よい旅を。心から願っております。

筆者

エストニア特派員

Chisato

エストニアのいいところ、エストニアならではのこと、日本とエストニアの似ているところ、違うところなどをご紹介したいと思っています。

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