マスク着用が「義務」から「推奨」になって約2ヵ月。町の様子は?
Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
2022年4月3日からエストニアでは各公共施設や公共交通機関でのマスク着用「義務」がなくなり、「推奨」に変更されました。それから約2ヵ月が経ち、首都タリンの世界遺産「旧市街」では海外からの方々が大変性能の良さそうなマスクをしているのを時折見かけます。しかし、一般市民が多い生活エリアでマスクをしている人はほとんど見かけなくなりました。コロナ禍以前のような町の景色につい「コロナは終わったのかな!?」と期待してしまいますがそうではないようです...。
仕事のため1日おきに簡易検査をしている方の職場では2年近くいつも誰かがコロナに感染している状況が続いていると聞きますし、保育園や幼稚園、小中高の学校ではそれぞれのルールに従い、ちょっと鼻水が出ただけでも子どもを登園させない、ちょっと強めの咳をしただけでも早退させるといったように集団感染予防対策を徹底しているにも関わらず感染が続いている...といった話を耳にしています。
「マスクをつけるのはめんどくさいしみんなももうマスクをつけてないし」とも思うのですが、前述のような具体的な感染例を聞くと「そうだよなあ、やっぱりバスやトラムに乗るときくらいはマスクをつけておこうかな」と感じます。自分が気軽にできることでみんなのためになることってマスクくらいですし。それにやっぱり「感染したくない・感染させたくない」という気持ちと天秤にかけると、マスクくらいならぜひ! という気持ちにもなり、義務がなくなって2ヵ月経ち、私個人はむしろ「マスクをつけたい!」です。
いつのまにか私はマイノリティになってしまいましたが、
マスクをつける人がマイノリティになるほど2022年春のエストニアは比較的穏やかな状況です。
エストニアはあなたをお待ちしております。
チャオチャオ!(エストニア語で「またね!」の意)
筆者
エストニア特派員
Chisato
エストニアのいいところ、エストニアならではのこと、日本とエストニアの似ているところ、違うところなどをご紹介したいと思っています。
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