エストニアで冬支度 薪を購入
エストニアからこんにちは!
夏が終わりに近づいてきたエストニア。先週は冬に向け薪ストーブ用の薪を購入しました。
エストニアの暖房は、住宅によりセントラルヒーティング(全館集中暖房)または薪ストーブが設置されています。
わが家は薪ストーブなので、秋が来る前に薪を用意する必要があります。
この薪を用意するにもいくつか選択肢があり、手間暇をかけて安く済ませるか、お金を払って手間を省くか、ちょっとお金を出してそこそこの手間をかけるか、どうしようか悩むところ......。
手間暇をかけて安くする方法はこちら↓
(※近所の方が購入した物を撮影させてもらいました)
このように長~い木材を購入し、自分でカットする方法です。実はこれ、一昨年に夫とふたりで挑戦したのですが、ものすごい重労働......チェーンソーで木をカットし、太すぎる木を斧で割り、細かくなった薪を納屋へ運び、きれいに並べるという作業を延々と繰り返します。ワンシーズン分の準備に丸3日ほど費やしました。
ちょっとお金を出してそこそこの手間をかける方法は、あらかじめカットされた薪(20、30cmなど希望の長さ)を購入し、ひたすら納屋へ運ぶこと。両手いっぱいに薪を抱える、または専用のラックに入れて運ぶので少々手間がかかりますが、薪を割る手間はなし!
お金を払って手間を省く方法は、カットされた袋詰めの薪を購入すること。袋詰めされていると納屋へ運ぶのがとっても楽! さらに冬場に納屋から室内へ運ぶのも楽ちん!!
2020年は体力温存のため、このタイプの薪を購入しました。
1袋約15kgの薪を125袋購入し、値段は€295(約37000円)。これでワンシーズンを過ごせる予定です。大きな出費でしたが、半年間使う計算で月割りにすると、ひと月約€50(約6300円)とそこそこ。
現在でもふと夏日が現れるエストニアですが、来月には気温が下がり、ストーブを使う日が来るかもしれません。なので薪を準備できて一安心!
近所を歩くと薪を切るチェーンソーの音、斧で薪を割るパカッ!という音があちこちから聞こえてきます。日も少しずつ短くなり、秋はすぐそこだなぁと感じる日々。残り少ない(もう終わったかも?)エストニアの夏を楽しみたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。
筆者
エストニア特派員
Zimmermann Misato
2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。
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